雲を抜け天空の世界へ!諦めかけた稜線からの景色は!?唐松岳登山
- GPS
- 07:20
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 889m
- 下り
- 884m
コースタイム
天候 | ☀|☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
舗装されていますが、道幅が狭くなっていますのですれ違いに注意 牛が放牧されています ■黒菱駐車場を利用 無料 ■黒菱ラインで八方池山荘へ 日によって運行時間が違うので要確認 http://www.happo-one.jp/green/trekking/kurobishi.html ■八方アルペンラインでも八方池山荘へ行けます http://www.happo-one.jp/green/trekking/alpenline.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道は明瞭で道迷いの心配なし ■危険個所もなし |
写真
感想
梅雨の間は結局山登りには行けず、前回の燕岳から2ヶ月も経ってしまいました。
長い梅雨が明け、好天予報と休日が合ったこの日、お楽しみの山登りに行ってきました。
選んだのは唐松岳。
山登りをするようになり、初めて登ったアルプスがこの唐松岳。
当時の事を思い出すと、雲に巻かれ全くと言うほど景色は見られず残念でしたが、救いは雷鳥に会えたこと。
以来、今回で4回目となりますが、久しぶりに訪れてみました。
黒菱駐車場に到着したのは空が白んできた4時頃。
黒菱ラインが動き始める7時30分まで仮眠する事に。
眩しさに目を覚まし、車から出て空を見上げると、薄い雲はあるもののバッチリ晴れてる。
準備をして、まだかなまだかなとソワソワしていると、予定より5分程早くリフトが動きだしました。
早々に乗り込み黒菱平に降り立つと、白馬三山がきれいに見えています。
リーゼンクワッドからは五竜岳に鹿島槍ヶ岳が。
まだ歩いていないのに、後立山の名峰たちが見られて気持ちが高まってきます。
リフトを降りると八方池山荘。
たくさんの登山客が体操をしたり荷物を纏めたり、それぞれに準備しています。
ここからは、いよいよ山登りの始まり。
なだらかな草原の中、きれいに整備された木道をゆっくりと歩いていきます。
八方池に着く頃には不帰嶮が迫力の岩肌を見せています。
白馬三山はきれいに見えていましたが、徐々に雲がかかり下ノ樺手前では見えなくなってしまいました。
下ノ樺、上ノ樺の鮮やかな緑の樹林帯を抜けると扇雪渓に到着しました。
ここまで一気に登ってきたので腰を下ろして一休み。
行動食を食べながらコースタイムを計算してみると、なかなか早いペースのようです。
ハイマツの中を歩いていると、チョコンと丸山ケルンが見えてきました。
この辺りでは、右を見ても左を見ても、雲がどんどん湧いて遠くの景色は見えなくなっていきます。
正面に見えている不帰嶮にまで雲がきてるし・・・。
やがては自分のいる場所までにも雲がやってきて周りは真っ白に。
夏ですので、雲が湧きやすいのは承知の上でしたが、間もなく山頂というところで、楽しみにしていた景色が見えなくなってしまうのはやはり残念です。
だからといってここで引き返すのは余りにももったいない。
せっかく登ってきたのだから、山頂までは行かねば。
次第に無くなっていく朝の元気に、何となく足取りも重くなっていくのは気のせいか。
木製の橋を渡れば唐松岳頂上山荘はもうすぐ。
岩場のトラバース道を足元に気を付けながら進んでいると・・・。
あれ、明るくなってきた!?
雲が切れだし、青空が戻ってきました!
もしかしてイケるか?
程なくすると頂上山荘の赤い建物がようやく見えてきました。
と、同時に、奥の方です。遠くの方。
急いで山荘の前に行ってみると、眼の前には凄い景色!
立山・剱岳の山並みがズラーッと見えちゃってる!!
途中、諦めかけた景色がこんなに見えるなんて嬉しい限りです。
早いうちに隠れてしまった五竜岳も再び姿を見せています。
そして目指す山頂を見ると、白砂にハイマツのみどり。青空に湧き立つ白い雲。
夏のアルプスそのもの。素晴らしい景色です。
山頂へともう一登りすると既にたくさんの登山客が、思い思いに写真を撮ったり、食事をしたり。
360°とはいきませんが富山県側は殆ど雲がかかっていないので、最高の景色が広がっていました。
手ごろな岩に腰掛け、立山・剱岳を見ながらいつものコンビニおにぎり。
しばらく贅沢な眺めを楽しみます。
そこへやってくる高校生(?)の団体。
そんなに広くない山頂はあっと言う間に人でいっぱい。
何だか押し出されるように下山開始。
最後に、山荘前でもう一度きれいな景色を眼に焼き付け、八方尾根へと下っていきます。
下り始めるとすぐに雲の中へ。
きれいな景色はもう見えませんが、それでも気分は晴れ晴れ。
十分素晴らしい景色を楽しめた事と、足元にはたくさんの小さな花たちが楽しませてくれます。
丸山ケルン辺りで雲を抜けると白馬の街並みが見えてきました。
白馬三山は相変わらず雲の中。
八方池に映る逆さ白馬三山は見れず仕舞いでした。
あとはリフトに乗って楽チン。
無事下山しました。
mikitysさん
初めまして
コメント&フォローありがとうございます
唐松岳、予定されてるんですねー
しかも北海道から
なかなかの長旅になりそうですが、是非お気を付けて
アドバイスと言うほどでもありませんが・・・。
道中、危険個所はほとんどありません
強いて上げるなら山荘前にある木製の橋くらいかと思います
それも、濡れていれば滑り易いとか・・・
急登も無いので、自分のペースで進めば比較的楽に山頂に立てると思います
あとは、テント泊・山荘泊なら別ですが、その日のうちに下山されるならば最終リフトの時間は要確認です
自分自身まだまだ登山歴は浅いですが、唐松岳は大好きなお山の一つです
mikitysさんにとっても最高のお山になるように
そして、素敵な山行になるようにお祈りしています
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