太平山・晃石山・岩船山 町と山の端境に
- GPS
- 05:43
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 769m
- 下り
- 761m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:41
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 岩舟駅より両毛線、佐野駅で東武佐野線乗換、伊勢崎線で新越谷へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。車道を渡ることが多いので車に注意しましょう。 ★栃木駅〜太平山 太平山に登る前に、芝塚山(55m)錦着山(80.4m)と小さな山を登っていきました。むしろ公園のお散歩のようでもあります。栃木農業高校の先を右折すると車道は山の中へと入っていき、やがて山道に入ります。関東ふれあいの道で、何度も車道と交差しながら進み、太平山神社に着きました。太平山神社の横から奥宮への山道に入ります。奥宮を過ぎ、更に登っていくと巻道が分かれ、富士浅間神社に登りつくと、神社の裏手が太平山山頂でした。 ★太平山〜馬不入山 太平山から急坂を下ると、樹林帯の中の尾根道をアップダウンを繰り返しながら進みます。ここから先ずっと、細かなアップダウンが続きます。ぐみの木峠や桜峠がゆったりした休憩ポイントです。晃石山にも巻道があり、晃石神社を経由しています。晃石山から先は、出会う人が少なくなり、ほぼハイカーの世界となりました。晃石山では日光方面に展望がありますが、モヤがかかっていました。桜峠の手前の青入山からは馬不入山へ向けての稜線の展望があります。馬不入山の山頂は、いかにも低山という感じの静かなピークでした。 ★馬不入山〜岩舟駅 馬不入山からは、途中に一箇所登り返しがある以外はどんどん急坂を下っていきます。かなりの部分に階段が作られているので、下りやすくなっています。馬不入山の登山口から車道を渡って再び山道に入り、再び車道に出ると、その後は岩船山まですべて車道歩きでした。岩船山の山頂は三重塔の背後を更に登った高みにあり.笹薮を分けて進むと、埋め込まれた三角点のある、絶壁の上の展望台となっています。岩船山からは長い石段の下りで、途中に断崖が見渡せる広場がありました。 |
写真
感想
元々別の所を考えていたのですが、疲れからか億劫になってしまい、そのまま朝を迎えました。しかし今日は快晴の予報で、出かけないときっと後悔します。夏の間は生憎の天気に一喜一憂していたのですが、逆に好天がかえってプレッシャーになっているという状況。まぁこれもよくあることで、こういう時にと考えていた候補の中から、晃石山に出かけることにしました。
栃木駅を出発して街中を歩きつつ、小さな山を拾っていきます。酔狂なことだと思いつつ、これもピークハント。でも園地のような場所なので、まるで「駅からハイキング」に参加しているようです。やがて関東ふれあいの道の標識に従うようになり、山道へと入っていきますが、道は何度も車道と交差します。そして太平山神社に着き、更に山頂を目指していきました。
太平山から晃石山まではたくさんの人とすれ違います。ハイカーはご高齢の方が多いようですが、お参りついでという風情の方や、ご家族で歩かれている方、そして犬を連れた方もちらほら。更にはトレランの方が颯爽と通り過ぎ、パラグライダーの出発も見る事が出来ました。このあたり、快晴の休日という事で、思い思いのスタイルでレジャーを楽しまれているようでした。
晃石山の山頂も賑わっていて、なんとなく居心地が良くないので更に先に進みます。ここから先は人通りも少なくなり、青入山まで来てやっと落ち着いて、今日初めて腰を下ろしたのでした。そして馬不入山の山頂ではいつもの低山の雰囲気を感じ、ゆっくり休憩しました。
最後は岩船山に登ります。と言っても登りが車道歩きで、下りが長い石段下降です。それでも山頂の探索が楽しかったので充実しました。そしてその見晴台に立つと、ここが関東平野の境界であることが実感されます。岩船山はお寺のある山頂部を残して周囲が採石され、断崖となっています。今ではその景色も売り物の一つ。太平アルプスとも称されるこのエリアは、古来から信仰などで人との関わりが深く、土砂採取や北面に広がるゴルフ場地帯に、安蘇の山々と分つ高速道路などなど、町の暮らしと山々が入り乱れています。そんななかで、馬不入山の静けさがなんとも印象的なのでした。
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