那須岳(朝日岳)
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- GPS
- 05:15
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 631m
- 下り
- 616m
天候 | 1日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●登山
PA 外は風が強くかなり寒い。予定外の寒さに防寒に心配あり。とりあえず、シャツの上からヤッケを着たが、これで耐えられないと登山中止である。
このあと、朝日岳まで強風の中の登山となる。これまでで最高の風速かな・・。
尾根ではかなり寒く気温は0度近いのではと思う。シャツ+Yシャツ+ヤッケで登山を行なっていて汗もかかず丁度の状態。立ち止まると寒い。天気予報では最高20度(下界での)であるが、山の朝は相当寒い事になる。今後は防寒具に注意である。
強風と雪渓に遭いながら、峰の小屋までは簡単に到着した。前回(下山のみだか)の想像よりはるかに楽である。
峰の小屋は程よい混雑で、とにかく風が強い。本当に突風が吹くと飛ばされる勢いである。しかし、常連に言わせると「こんなものかな」とのこと・・・。前回は本当に珍しく無風状態であったらしい。
じっとしていると寒いのでそそくさと朝日岳に向かう。小屋からでも行く手に大きな傾斜のきつい雪渓が見えている。渡れるのか不安ながらも雪渓に近ずく。手前で3人ぐらいの人がアイゼンを履いて準備している。我々も迷わずアイゼン・アイゼン・・・。
我々の直後に来た人は「皆勇気があるなーーー」と言いつつアイゼンを履き出した。
とにかく強風が曲者である。一瞬吹かれたら・・・アーメンである。
結果は、無事であったがスリル満点である。
前回以上の茶臼の景色を背に前回の折り返し地点まで無事に到着、これから鎖場の岩場側壁歩きである。危険ではないがなかなかここもスリルが味わえる。側壁を抜けて残りを登ると朝日岳の肩にでた。ここで小休止。風は相変わらず強い。ザックをベンチに置いて、いざ山頂制覇である。身軽になって一気に登ると約5分で山頂についてしまった。肩から見たときは15分ぐらいかかると思ったが、結構歩行も速いものである。
山頂からの景色は感激もの!!!。朝早く登山者が少ないのも気持ちがいい。隣に中年おばさん軍団がいたら興ざめである。
10分かけて肩まで下り、引き続き清水平に向かう。当初は肩から清水平までほとんど平らか下りと思っていたが、実際結構なピークが3つもありシンドかった。
今回は、雪と強風のせいか思った以上に筋肉疲労がある。三本槍岳もあわよくばと思っていたが、この時点で諦めた。今回は清水平までのピストンである。
この辺りまでくると、山深く大自然の中と言う気分を満喫できる。
清水平は、こんな山岳地帯に不釣合いな長閑な平原である。木道も整備されている。真ん中のベンチまで進み、食事タイムとなった。静寂の中に鶯の声(ホーーホケキョ)が聞こえ、気持ち良いーー。花は咲いてなかったのが残念。
程なく帰路についた。少し登山者が増えたが、天気は最高、風も収まりつつある。
峠の小屋は行きの3倍ぐらいの混雑ぶりである。
雪渓を歩く時2本ストックは便利である。
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