七面山

2022年11月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:54
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,128m
• 下り: 2,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:54

7:41 七面山北参道登山口
8:03 8:04 七面山表参道登山口
8:08 8:08 白糸の滝
8:13 8:13 神力坊（2丁）
8:46 8:49 肝心坊（13丁）
9:15 9:18 中適坊（23丁）
10:05 10:17 晴雲坊（36丁）
10:58 11:04 敬慎院
11:46 11:46 七面山（山頂標柱場所）
12:07 12:23 希望峰
12:41 12:42 七面山
12:45 12:45 七面山（山頂標柱場所）
13:26 13:31 敬慎院
13:37 13:37 七面山二ノ池
13:42 13:45 奥の院
14:03 14:03 明浄坊
14:37 14:44 安住坊
15:15 15:22 七丁目休憩所
15:35 15:35 七面山北参道登山口
15:35 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

身延線甲府始発5:16の電車で下部温泉6:19着
自転車を持っていたので七面山北参道登山口まで50分自走していますが、7:26発7:52着のバスがあります。
帰路も自走ですが終バスも16:38まであります。自転車は万一のためと思って持っていきましたが結果的には無くても大丈夫ではありました。

コース状況／危険箇所等

大部分敬慎院の参道として整備されている道なので危険箇所はありません。

写真

11/12 6:19

始発の身延線に乗って下部温泉へ。

11/12 6:26

1時間待てばバスが来ますが、自転車があるので13km走っていきます。

11/12 7:03

途中、笊ヶ岳がよく見えました。14インチシングルですが南アルプス街道はなだらかな道なので雨畑のあたりまでこの自転車で問題なく行けそうです。

11/12 7:33

約50分で到着。

11/12 7:38

表参道まで車道3.5km程度あります。今日は時間が厳しそうなのでタクシー利用しようかと思いましたが、タクシー屋さん2軒とも事務所にどなたもいらっしゃらず。仕方ないので走ります。

11/12 8:02

2kmくらい登って残り1/3くらいのところで到着したバスから乗り継いだタクシーに抜かされたところを割り勘で相乗りさせてもらいました。ありがとうございました。

11/12 8:05

白糸の滝に寄り道してから行きます。

11/12 8:07

お万の方が滝行して女人禁制を解かれたとか何とかの滝です。

11/12 8:09

さて、参りますか。

11/12 8:10

50丁目まである丁目ごとに寄贈の一言があります（良いことも書いてあるのですがこれだけ数があると不届きながあrだんだん面白くなってきます）

11/12 8:11

実にお寺の参道的な道です。気を引き締めてまいりましょう。

11/12 8:13

神力坊。表参道はお休み処が4箇所あり充実していますが、過度な装飾のない山行の場であります。

11/12 8:32

さすがは総本山の守護山ということで全国から寄贈の椅子がたくさん。バス停みたいです。

11/12 8:41

一丁目ごとに灯籠

11/12 8:46

肝心坊。ここまで40分。

11/12 8:51

お務めなので「ごくろうさま」。この日は一日、こんにちはなのかお疲れ様なのかごくろうさまなのかで声掛けの心が揺れましt。修行が足りませんな。

11/12 8:53

1,000m付近、紅葉がきれいです。

11/12 9:17

中適坊。

11/12 9:47

身延山側が開けています。

11/12 10:15

水は各所で取れるので背負ってくる必要があまりない親切設計です。

11/12 10:22

道を清め、身を清め、だんだん妙光がワードに多くなってまいった。

11/12 10:47

道はずーっとお寺の参道らしい単調な道で、標高差は大きい。はい、これは修行ですね（修行です）。

11/12 10:48

ここから先は肉や生もの食べられませんよ。お湯を沸かしてカップヌードル食べている不届きハイカーさんがいらっしゃいましたが謎肉もたぶん肉ですよ？

11/12 10:49

最後こんな直線になります。

11/12 10:53

敬慎院手前まで来ました。敬慎院には帰りに寄るつもりなので、鐘を一回鳴らして（連打NO）、山頂へ向かいます。

11/12 11:00

良い天気です。最近登っている身延、南部の山々がすべて見渡せます。

11/12 11:01

ぜんぜん雪ありませんね。

11/12 11:04

七面山と言えばお馴染みの。やっと来られました。
でもスマホだとダイナミックレンジ足りなくて門か富士山かどっちかになっちゃってHDR掛けてこれが限界。白飛びしない富士山を撮りたいならカメラ持ってきましょう。

11/12 11:08

山頂へ向かう。

11/12 11:09

定住しているらしい鹿がいっぱい。まったく逃げもしません。

11/12 11:10

トロッコとゴンドラで荷物を運んでいます。

11/12 11:12

山頂までは打って変わってカラマツとサルオガセの広々とした森。

11/12 11:23

ずっと黙々と登ってきたので明るく感じます。

11/12 11:29

ナナイタガレに着きました。景色良い。足元は大きなガレ。

11/12 11:29

先日歩いた三石山〜思親山ですね。

11/12 11:35

ナナイタガレは現在進行系で崩れていっているようです。

11/12 11:42

おや、これは先週お会いした身延の山を保全されている地元の方々の札ですね。

11/12 11:45

山頂に着きました。特に展望は無いけれどホッとする場所ですね。でも奥にここより高い地点が見えます。地形図で確認すると最高地点はそっちですね（聖域として決められた山頂なので本当も何もないのでしょうが）

11/12 11:47

12時前に着けたので予定通り希望峰へ向かいます。

11/12 11:55

少しだけ倒木が出てきますが道に問題はない。20分ほどで目的地が見えました。

11/12 12:05

到着。

11/12 12:07

この日視界が開けなかった南アルプスが一望できます。もう11月も半ばなのにびっくりするほど黒々としていますね。

11/12 12:21

雨畑川沿いに集落が点々と見えますが、早川町はなかなかハードな場所ですよね。

11/12 12:21

南アルプス南部がよく見えました。聖岳が目だって見えるロケーションです。

11/12 12:21

安倍奥と深南部の山々。

11/12 12:41

帰る前に1989mの最高地点と思われる場所に寄っていきました。何もないです。

11/12 12:57

引き返します。

11/12 13:19

荷物を引き上げるゴンドラ上部まで戻ってきました。

11/12 13:25

敬慎院にお参りしていきます。

11/12 13:26

人気もなく静か。

11/12 13:27

五十丁目です。

11/12 13:29

一の池。緑色ですね。

11/12 13:33

帰りは北参道へ。途中で会ったトレランナーさんによるともうすぐトレラン大会（修行走）があるのできれいに掃かれるらしい。

11/12 13:36

二の池。このあたりは車も走れる規格の道になっています。

11/12 13:41

奥の院。

11/12 13:41

立派な岩ですね。

11/12 13:43

こちらにも泊まれるそうですよ。日帰りだと慌ただしいので宿坊でお勤めしていくのが正しい姿なのでしょうね。

11/12 13:47

北参道は何と言ったら良いのか、なんとも独特な雰囲気の道です。明らかに人の手が入っているのにまったく華やかさはなく静かな道。そしてひたすら長い。まさしく修行ですな。

11/12 14:02

表参道と違って本当に人気が無いです。

11/12 14:33

紅葉はこちらのほうがきれい。

11/12 14:38

安住坊。ここで一休みしていきます。

11/12 14:43

立派なご神木がありました。

11/12 15:14

杉の並木。

11/12 15:23

明らかに人の手が入っているけれどそんなに歩きやすくも無いんですよ。なかなかの心折設計です。

11/12 15:33

ようやく降りてきました。

11/12 15:33

ごくろうさまでした。ありがとうございました。

11/12 15:35

降りた地点に自転車がありました。

11/12 16:35

うちの最寄り駅から帰るでー。嘘やでー。ちょうどいい電車無いんで下部温泉まで戻るでー（CV：豊崎愛生）

11/12 18:04

ちょうどいい各駅が無かったのでふじかわを奮発して帰還しました。ごくろうさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

感想

つっしー

日蓮宗の聖峰七面山に登詣しました。登詣は「とけい」で合ってますかね？久遠寺の案内を見ると登拝ではなくこのように表現しているので倣いました。

七面山は長らく一度は行ってみなくてはと思いつつ長らく機会が無かったのですが、はたしてさすが七面山だけあってたいへん印象の強い山でありました。登山と言うよりは寺に修行に行ったというような感覚が強い（※寺に修行に行っている、で正解ですよね）

私はこちらの門徒ではなくお恥ずかしながらお寺の宗派の違いなどにも疎いのですが、日蓮聖人の教えではお経だけではなく肉体的な修行も必要だと聞きます。過度な装飾のなさ、山行の厳しさ（精神面含む）に修行のあり方のようなものはなんとなく感じられた気がして、とても勉強になった一日でありました。

コメント

お風呂〜ダー

こんばんは。
たぶん、希望峰で少々お話した方ですネ。
良い天気で、お互い良い山行でした。お疲れさまでした。

つっしー

off_roaderさん
こんばんは、暖かすぎるくらいの良いお天気でしたね。
ハイカーと同じ時間で身延山に登り返して身延駅まで、さすが速いですね〜〜！
八紘嶺側の情報もありがとうございました、参考になりました。修行走頑張ってください！