八ヶ岳 河原木場沢

2014年08月05日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,144m
• 下り: 1,155m

コースタイム

07：00　醤油樽の滝入口
07：46　醤油樽の滝
09：22　二段滝
12：12　稜線登山道(第二展望台)
13：16　西天狗岳
13：47　東天狗岳
14：16　根石岳
14：34　箕冠山
15：10　オーレン小屋
16：00　夏沢鉱泉
16：26　ゲート(桜平P)
17：00　駐車場所

天候

曇り。稜線風強し。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・醤油樽の滝見学は、沢の傍に巻き道が付いていて、
　増水時以外は靴を濡らさず行くことが出来ます。
・醤油樽の滝を巻いて沢遡行する時 巻き道は右岸に付いていますが、
　踏み跡がたくさん有り とても分かり難く、注意が必要です。
　事前に情報をしっかり確認して行きましょう。

写真

醤油樽の滝入口から 桜平方面に250mほど行った所の駐車スペースに 車を停めました。

醤油樽の滝入口です。
看板から右方向に進みます。

少しボサを歩くと、綺麗なナメが現れました。
でもナメに特に興味のないuconさんは、そのまま巻き道を歩きます＾＾

1の滝-5m。
梯子を上がります。

丸太橋とナメ。

いい感じですね。フリクションはバッチリ効きます(＾＾)

小滝もあります。

2の滝-10mです。
ここは右から巻きました。

その先、奥のゴルジュに小滝が連続しているようですが、

右岸の巻き道を上がります。

ゴルジュの先には醤油樽の滝がありました。
巻き道から見下ろしたところ。

滝には梯子を下りて行きます。

凄い大きさです！
滝の高さは35mです。

皆さんが撮ってるアングルで私も＾＾
これが醤油樽の滝の謂れですか。

折角なので、ハイポーズ♪

ついでにもう一枚☆

一旦、醤油樽の滝の巻き道を下まで戻り、木橋の所から尾根に付けられた踏み跡を上がって行きます。

そろそろこの辺かな？
と右に進みましたが、崖に出てしまいました・・

元に戻り 更に奥まで進み、この岩の傍を沢方向に進みます。

沢を覗いて見ると、前方に大滝の落ち口が。
まだ先のようです・・写真上にある枯れ木の辺りから、落ち口に下りました。

やっと落ち口上に着きました。安全に懸垂で下りました。
10m弱の高さです。

醤油樽の滝の落ち口です。
おぉ怖ッ！(--;)

でも傍には可憐なオダマキが咲いていました(^-^)v

その先にもナメが続きます。

uconさん、挑戦しますが・・
残念！でも ちゃんとクライムダウンするところが凄い・・

段々川幅が狭くなってきました。小沢の雰囲気です。

でもナメは続きます。

沢を塞ぐ倒木。前方のルンゼはルートではありません。

二段滝に到着しました。

一段目は無理矢理登る。

二段目が登れない。

登るなら右の斜面か？でも草付き岩盤だ。ハーケンを打てば突破出来るか？

と考えていたら、uconさんが下から巻いてロープを垂らしてくれました。

そのロープで確保して頂き、斜面をトラバースしました。

落ち口付近には、しっかり踏み跡がありました。

どんどん進みます。

これは登れず。右巻き。

快適にナメ滝を登ります。

2240m付近の二俣です。

奥の岩場にそそられますが、右俣に進みました。

次の二俣を左に入りました。本流は右俣ですが、第二展望台に出たいので。

ガレを上がりますが、

段々危なくなってきたので、樹林帯に入りました。

大岩にぶつかり、左奥に進み岩の右横を強引に上がりました。

ハイマツを10m位トラバースしたら、第二展望台に出ました。
でも展望はありませんでした・・

稜線はガスと強風です！
ヘロヘロになりながら、西天狗岳を目指します。

やっと到着しました。
遠かった！(＞＜)

続いて東天狗岳。もうダメ・・

白砂新道入口です。

咲き残っていたハクサンシャクナゲが、疲れた身体を癒してくれます。

根石岳です。朦朧です・・

平らですが、ガスと強風で根石岳山荘に寄る元気もありません。

樹林帯に入り、漸く風が静かになりました。ホッ(-.-")
箕冠山(みかぶり)です。

初めて行ったオーレン小屋。
とても綺麗な小屋でした。

夏沢鉱泉に着きました。
温泉に入ってみたいなぁ〜

シラビソの林が素敵です(*^^*)

桜平のゲートに着きました。

桜平Pは、駐車スペースは数台ずつあちこちにあります。

駐車場所に着きました。下山は4、5Hも掛りました。
お疲れ様でした〜(＾▽＾)/

装備

個人装備

靴はフェルトシューズ。

共同装備

８ミリ２０ｍ補助ロープ２本。

感想

otafuku

予定していた沢が都合で中止になったので、
前から気になっていた河原木場沢に行って来ました。

河原木場沢は思っていたよりは、小さな沢という雰囲気でした。
でもナメがとても綺麗で、ヌメリもなく、とても楽しい沢でした(^-^)v
醤油樽の滝の巻きはとても分かり難く、難儀してしまい反省・・
最後はuconさんに、こっちだと教えて頂き助かりました。
いつもながら、師匠 流石ですm(＿)m

八ヶ岳の日帰りが祟ったのか、長大な詰めで疲れたのか、
とにかく下山は眠くて仕方がありませんでした。
無理してだらだら歩かず、10分でも居眠りタイムを設ければ、
もっと楽に下りれたのでは？とこちらも反省でした。

stkさんはじめ、みなさんの記録を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました☆

uconさん、ikukoさん、今回も同行をありがとうございました(＾＾)/

uconさんの記録
http://yamanet3.blog.fc2.com/blog-entry-340.html
ikukoさんの記録
http://siraneaoi403.at.webry.info/201408/article_2.html

コメント

がんこ屋☺️

眠気、おそってきますよね！
年齢のせいですかね？
かつては３時間睡眠でも１日歩けたんですが、
今はとてもとても…。
おたふくさんも同じだと知って、ほっとしますね。

「10分間の居眠りタイム」良いですよね。
仮に眠りに入れなくても、横になって目をつむっていると体が楽になりますね。

お互いに無理の利かない年齢になってるようですね。
時にはゆっくりして、細く永くやってゆきましょうね。
（姉さんに説教してるみたになっちゃった（笑）

お盆休みの遠征、のんびりとお楽しみ下さい。

otafuku

Re: 眠気、おそってきますよね！
gankoyaさん、こんばんは

エッ！？gankoyaさんもそうですか
実は私は以前から単独の時は、だいたい途中でもの凄い睡魔に襲われ
登山道の脇で、ちょっと危ないおばさん風に横になって寝ていました(／０￣)
パーティーでは、寝るのは中々難しく 、でも余り眠くもならなかったのですが、
流石に今回は堪えたようです あぁ・・歳には勝てません。グスン・・
gankoyaさんの励まし、心に染み入ります

はい、大滝沢頑張って行って来ます

ＳＴＫ

河原木場沢遡行、おつかれさまでした
こんばんは〜、stkです。
いつもレコ見させてもらってます〜〜
醤油樽ノ滝おもしろいですよね。見上げる感じがなんとも＾
珍しい八ヶ岳の沢、たしかに規模は小さいですが八ヶ岳稜線に詰め上げるってのが、貴重な存在ですよね。

otafuku

Re: 河原木場沢遡行、おつかれさまでした
stk さん、こんにちは

初めまして。コメントありがとうございますm(＿)m
八ヶ岳の沢は多分stkさんの記録を見なかったら、出掛けることはなかったでしょう。
お蔭様で河原木場沢を無事遡行することが出来ました。感謝いたします＾＾/
ナメ大好きの私には、本当に楽しく、危ない所も余りなく楽しめました
でも醤油樽の滝の巻きはちょっとビビり。何と丁度高度計の電池が切れてしまい、
巻いたりしていてどれくらい高度を上げたのか、
焦って自分の位置すら分らなくなってしまいました
山の師匠が一緒で助かりました あの巻きは分かりずらいですね

stkさんはオールラウンドで山をやってられるのですね。凄いです
私は無雪期に易しい沢をチョボチョボです。
これからもどうぞ宜しくお願い致します