雲取山 (鴨沢〜三峯)
- GPS
- 13:21
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,259m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:36
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:23
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
行き:奥多摩駅バス停7:00発で鴨沢バス停 帰り:三峯神社バス停14:30発で西武秩父駅 |
写真
感想
休みの合ったtori氏と久々に山小屋泊。7時のバスは登山客が5、6人。車窓からは奥多摩湖周辺の紅葉が綺麗に見えた。鴨沢バス停で身支度を整えて出発。時折現れる「平将門迷走ルート」の看板になごみつつ、努めてゆっくりと進む。小袖〜堂所はのんびりとした山歩き。とは言え数日前に滑落事故もあったようで、気は抜けない。思ったよりも暑く、途中からベースレイヤーのみに。出発時は快晴だったが、どんどん雲がわいてきた。富士見ターンでは富士山見えず。
七ツ石小屋下からがぐっときつい。小屋が近いと思ってるから余計にきつい。小屋の裏を借りて昼飯。ここから石尾根までがまたきつい。大休止後なので余計にきつい。堂所で昼食もありだったかな。石尾根に出てしばらくで七つの大岩が見えてきた。七ツ石山だ。山頂は広く、目指す雲取山とその稜線が見える。ここからはまたのんびりと歩く。曇って眺望はないが、それでもなんとも言えない充実感がある。ところで「平将門迷走ルート」を一つ見落としてしまったようでがっかり。
ダンシングツリー、ヘリポート、奥多摩小屋跡と散歩気分で次々通過し、ここからまた登る。初老の2人は「登りゆっくり」が今回のテーマ。ヨモギの頭、小雲取とピークを踏むたびに振り向いて歩いてきた景色を堪能する。避難小屋が見え、最後の登りもゆっくりと。山頂はガスに包まれる直前だった。よくやったと堪能したかったが、気温がぐっと下がり寒さを感じてきたので、そそくさと山荘へ下りた。
2日目は雨の音で目が覚めた。夜中はみぞれにもなったようだ。慣れない雨装備で身を固めて出発。うっすらとガスに包まれた道を歩く。秩父側はうってかわってアップダウンのあるコース。落葉の道は雨と相まってよく滑る。動くと蒸し暑く止まると寒い、ちょうど微妙な気温。休憩のたびにウェア内を換気しつつ、修行だ修行だと登って下っていく。
見晴らしの良いであろう場所は視界全てが白一色。目の前だけホワイトアウトしているような不思議な感覚。秩父側の紅葉は良いらしいですよなどと聞いていたが、白色しか見えず。霧藻ヶ峰の休憩所まで頑張り、腰を下ろして補給タイム。火を起こす間に冷え切りそうで、諦めてパンなどを食べ早々に立つ。
さて、修行のハイライトは妙法ヶ岳。分岐から急に気温が下がり、奥宮らしい神秘的な雰囲気に。朝から全くと言っていいほど人に会わなかったが、この辺りから急に普段着の人々とすれ違い始める。なるほどみんな三峯神社からここを目指すのか。雨の中の鎖場を心配したが短いうえに手すりもあり、問題なかった。むしろ単調な雨中下山のよいアクセントになった。
帰りのバスは平日ながら満員。満員だが寒い。1時間20分体の芯まで冷やされ続け、この2日間で一番つらい時間。下車と同時に祭の湯に駆け込む。この流れが西武の策だとしたら怖いなと思いつつ風呂で温まった。天気に恵まれなかったが、よく歩いて大満足。いつか晴天の中も歩いてみたい。
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