上州武尊山（沖武尊/武尊牧場往復）

2014年08月09日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.9km
• 登り: 854m
• 下り: 850m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:55

9:20 武尊牧場
10:20 武尊避難小屋(高山平)
12:00 中ノ岳
12:35 12:55 武尊山
14:25 武尊避難小屋(高山平)
15:15 武尊牧場

天候

曇時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路 8/8
東京22:04―(あさま555)→22:57高崎(泊)
レンタカーにて武尊牧場へ
復路 8/10
高崎11:42―(MAXたにがわ410)→12:40東京

コース状況／危険箇所等

■コース状況
　武尊牧場〜セビオス岳にかけてなだらかでのびやかな森林の道が続きます。
　非常に歩きよい。
　中ノ岳手前に3ヶ所の鎖場あり。いずれも足場は見つけやすい。
　�‖腓�な岩に走る溝に垂れたロープを使って登る。岩がぬれていたため、
　　下りの際は多少緊張を強いられる。
　��短い岩場で問題なし。
　�４笋寮疝�に3ヶ所中最も長い鎖が懸かるが問題なし。
　中ノ岳〜沖武尊については稜線上ではなく、南西面を巻いたり、窪地(池が
　ある)を進む。日本武尊像は山頂ではなく手前のピークにあった。

その他周辺情報

■武尊牧場夏山リフト
　営業期間　6/21−10/13(7/19-8/31のみ毎日)の土・日・祝日
　営業時間　8:30−16:30

写真

8/9 9:20

あまり標高を稼がないリフトを降りると…そこに道標あり…

8/9 9:32

登山届を記入するU-no氏…
歩きだして15分にして彼らの姿ははるか彼方に…

8/9 9:33

豊かな森のなだらかなトレイルが続く…

8/9 9:34

四っ又に成長した大木…(しまった撮影角度がわるくて三っ又にしか見えない)

8/9 9:43

ULTRA武尊山…
想像してはいましたがトレランの大会用の目印でした…

8/9 10:03

奇なり…この木…なんの木…気になる木…

8/9 10:27

あら…もう避難小屋についてしまった…という気分…
最近、避難小屋の怪談を読みすぎて扉を開く勇気なし…

8/9 10:34

はりつめた〜弓の〜♪
ここしか知らないが…思わす口ずさむ…

8/9 10:39

森の点景…天候が悪いとこういう写真が増える…

8/9 11:43

ついに岩場があらわれた…
岩が滑って帰りが心配…

8/9 11:46

岩場を登りきって振り返る…
やはり帰りが心配…

8/9 12:07

やっと稜線…中ノ岳に到着…
これから稜線歩きと思いきや…

8/9 12:08

武尊稜線下にて…ミヤマアキノキリンソウ(ですよね？)

8/9 12:44

85座目のピーク！
上州武尊山(2,158��)に登頂！
誰もいなくて気持ちいい…といいたいが、本日は心細い…

8/9 12:43

ここは一等三角点なんですね…

8/9 12:58

寒々しい山頂を後に来た道を戻る…

8/9 13:07

三ッ池のほとりにてキヌガサソウ(ですよね？)

8/9 13:20

終日こんな感じでしたが…降らなかっただけありがたいと思う…

8/9 13:43

意外になんてことなく無事に鎖場を通過した…

8/9 13:43

鎖場の岩に生きる白い花…

8/9 14:07

セビオス岳の小湿原でほんの少しの日差しが…
黄色い花が咲き誇っています…

8/9 14:54

避難小屋も過ぎて豊かな森に帰ってきました…

8/9 15:15

武尊牧場はいろいろな花が咲き誇っていました(ただしやはり人の手が加わっているのはちょっとね…）

8/10 9:32

世界遺産…富岡製糸場へ…
雨の中でもたくさんの人…自由研究に頑張る小学生たちの姿に和みました…

撮影機器：

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

感想

WV_KAZZ

公共交通機関でのアプローチ手段がない上州武尊。
なかなか行く機会を得ることもなく見過ごしてきたこの山へ登ろうという、大学ワンゲル時代の先輩O-mori氏と同級生U-no氏のお誘いをイチもニもなく応じたのは当然のことである。
2008年9月に羊蹄山を登って以来の3人での登山を待ち遠しく思いつつ、ハイスピードトレッカーである彼らに少しでもついていけるよう、先週に尾瀬を挟んで反対側―会津駒ヶ岳で足慣らしをしてのチャレンジとなった。
ところが世間は台風11号で西日本は大雨、東日本も雨予報の大荒れ感がマンマン。軟弱ヤマラーの私は当然テンションダウンし…「ま、久しぶりにヤツらに会って、観光と飲みを楽しもう…」なんて思いつつの出発となった。

天気予報は曇のち雨…しかも台風がらみの山となっては期待できないという私の思いはともかく、一応登山口まで行ってみようというU-no氏の意見に沿って車を走らせる。道中で雨が降り出し、もう無理かな…と思ったところが、登山口は降っていなかった。
こうなればとりあえず出発…ということで山中に分け入ったが、結果…ほとんど降らなかった！
もちろん展望は望むべくもないが、この天候状況の中で、ぐっちょぐちょにならずに登って降りてこられたことは充分すぎるほどラッキーなことと思いつつ、なだらかで心地の良い森林トレッキングと85座目となる百名山のピークハント達成に満足して帰ってくることができた。
まあ…ハイスピードトレッカーである彼らに登りで1時間引き離され…山頂を共に過ごすこともなく終わってしまい、3人で登ったのか、単独行だったのか…よくわからない山行ではあった(しかもこの天気で自分たち以外の登山者には6人しか出会わず、ヒトの存在を感じないことは過去にもないレベルの孤独山行だった)。

下山後の3人での打ち上げ…焼肉がこの上なく美味かったことは云うまでもない！