黒岳・越前岳・呼子岳・蓬莱山(富士山の見える山 54座目(完登))
- GPS
- 05:01
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 986m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:01
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前日の金曜日、武甲山に登山したので、休息日にしようかと思っていたが、天気が良さそう。ちなみに、日曜日は天気が悪そうなので、登山を決行。
「富士山の見える山 ベストコース45」(山と渓谷社)で紹介されている山の、最後の一座、越前岳に登山を計画。
今回は、山神社登山口から登山を開始して、富士見峠から黒岳をピストン。富士見峠から、越前岳、呼子岳、割石峠と回って、更に蓬莱山をピストン。沢を下って、余裕があれば、東沢から前岳にピストンして、山神社登山口に戻る計画。
黒岳: 登山口に7:00に到着予定の計画だったが、寝坊したため、ほぼ、1時間遅れ。駐車場は、8時前の段階で、満車。登山口に一番近い路肩に駐車した。
登山口からは、林間を抜けて高度を上げていく。途中の愛鷹山荘で、なんと、山梨百名山の鶏冠山をご一緒したガイドさんのツアーと偶然出会う。タイトなスケジュールになってしまっていた為、ご挨拶もほぼ無しで、先を急いだ。更に登って富士見峠。富士見峠から黒岳山頂を目指した。こちらも引き続き、林間を抜けていく。途中の黒岳展望広場には、ベンチがあり、富士山をきれいに眺めることができた。さらに若干のアップダウンがありつつ進むと、黒岳山頂。
黒岳山頂は、広く、開けており眺望あり。こちらもベンチがあり、富士山を眺めることができた。
特に危険個所なし。
越前岳: 黒岳山頂から、来た道を戻り、富士見峠。そこから、黒岳とは逆の方向に進み、越前岳を目指す。
富士見峠から越前岳山頂までは、ほぼ登り。登山道がえぐれてしまって通行しにくいところが多くできてしまっており、脇に登り易い小道ができていた。どんどんと高度を上げていくと、鋸岳展望台。こちらの鋸岳は、愛鷹山塊の鋸岳。鋸と言うだけあって、鋸の歯のような岩峰を眺めることができた。
さらに登り進めていくと、富士見台。富士見台の手前で、先ほど、愛鷹山荘でお会いした、ガイドさんのツアーと再会。きっと越前岳までの区間で、再開できると予想していたので、こちらで、ちゃんとご挨拶できた。
富士見台は、昭和13年から23年まで発行されていた50銭札に描かれている富士山の撮影場所とのこと。こちらでも富士山をきれいに眺めることができた。
富士見台からは、だんだんと、木々が薄くなり上方が抜けてくる。登山道も狭目になり、越前岳山頂。
越前岳山頂は、狭いが、眺望あり。人気の山らしく、山頂は結構な人だった。山頂からは、海岸線を眺めることができた。また、富士山は、木々の枝の隙間から見える程度だった。
特に危険個所なし。
呼子岳: 越前岳山頂から、しばらくは、細い尾根筋を下って行く。細いトラバースもあったりと、変化のある道のりだった。高場所尾根への分岐を過ぎると、右手に、海岸線を見ることができ、絶景を楽しむことができた。さらに細い尾根道を進むと、呼子岳山頂。
呼子岳山頂は、狭いが、眺望あり。山頂の表示板の下には、かわいいニット帽と服を着た、お地蔵さんがいらっしゃった。また、越前岳の向こうに富士山や、愛鷹山塊の大岳の向こうには、田子の浦を眺めることができた。
特に危険個所はないが、細い登山道で、切り立った部分もあるので、滑落注意。
蓬莱山: 呼子岳山頂から、割石峠方面へ。なかなかの急降下。梯子が設置されている箇所があるくらいだった。梯子を越えるとすぐに、割石峠。切り立った山と山の間の峠という感じで、山に囲まれた場所であった。
割石峠に荷物をデポし、蓬莱山山頂を目指す。距離は短いものの、出だしが急登。ロープを使いながら登ると尾根筋に出る。尾根筋からは、細いトラバース路を通って、蓬莱山山頂への取り付きになる。トラバース部分は、切り立っており、高度感があった。
蓬莱山山頂は、狭く、眺望は、ほぼ無し。山頂には、石仏があり、レトロな表示板もあった。また、蓬莱山山頂から、位牌岳までのルートは、風化・崩落が進んでおり、通行止めの大きな看板が設置されていた。
高度感がある切り立った部分があるので、スリップ・滑落注意。
駐車場まで: 蓬莱山山頂から割石峠に戻り、荷物をピックアップして降下を開始。涸れた沢沿いのガレた道。なかなか歩き辛い沢沿いを、ひたすら下る。ピンクテープがかなりの頻度で設置されているので、歩き易いルートは、分かり易かった。高度が落ち切ると、かなり大規模な土留めがあり、整備されていない林道歩きになる。林道と言っても、大きめの石が、散乱しているような状況で、そこそこ歩き辛かった。さらに歩き進めると大沢橋。なかなか古い感じの橋。大沢橋を越えると、東沢の割石峠・前岳分岐。当初の予定で、時間と体力の余裕があれば、この分岐から、前岳までピストンしようかと思っていたが、今回は、欲張る必要はなかったのでパスした。
割石峠・前岳分岐から、僅かに歩くと、治山工事個所に到達。道が整備されており、非常に歩きやすい道になっていった。そして、登山口まで通じる舗装路に接続した。
今回は、「富士山の見える山」を最後に飾るには持ってこいの天気だった。
また、今回は、パスしたが、東沢から前岳・位牌岳までのピストンや、愛鷹山塊の南部の縦走も、機会があればやってみたいと思う。
ホント、偶然ってあるものですね! 自分は、山での偶然の出会いは、2回目でした。
以前は、山梨百名山の権現山で、facebookのみでつながっている人でした。
こちらこそ、また、どこかの山でもバッタリな出会いを
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