バリバリの西上州(千ヶ平、毛無岩、トヤ山、物語山周回)


- GPS
- 11:30
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 1,634m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 11:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
物語山以外はほぼバリルートです。基本尾根ルートですが岩場も多くそれを巻くため急斜面トラバース箇所も多いです。私の感覚でかなり危ないと感じた箇所複数あり、前半の千ヶ平あたりは急傾斜トラバース、後半樽ノ上山から物語山は尾根急降下箇所も多くルート取りにとても気を使いました。尾根分岐もわかりにくい箇所が多く、なのでルートファインディング必須、私は特に後半トヤ山から先ではちょっと行ってはGPSで確認しながら歩いたので思った以上に時間がかかりました。見通しがきくという点で落葉の時期はよいと思いますが、日の短いこの時期はちょっと検討要です。最後の物語山からの下りも急でざれて落ち葉が堆積しているので気は抜けません。 私のGPSログは迷いまくってますのであまり参考にはならないかと思います。ルートの詳しい状況は他の方の山行記録を参考にされた方がよいかと思います。 ※登山届は、電子申請で提出 |
その他周辺情報 | 荒船の湯 |
写真
感想
11月19日土曜日、サンスポーツランドから千ヶ平、毛無岩、トヤ山、物語山周回コースを歩いて来ました。工程のほとんどの部分がバリルートでレコの少ない情報を集めて下調べをしました。夕方日没までには物語山まで到着できそうだということと、ロープなしでも行けそうだということでチャレンジしてみましたが。。。
千ヶ平までは、尾根に上がれば簡単に行けるものと思っていましたが岩場の通過箇所で間違えた箇所もあり初っ端から苦労しました。千ヶ平からは間近に荒船山が丸見えまさに荒船山展望台です。千ヶ平からの先も岩場とトラバースルートに苦労しましたが、一旦下りきった後はそれほど苦労なく上がって行けました。
稜線に合流後いくつかのアップダウンを越えると切り立った毛無岩の直下です。下からの見た目ほど上って行くのは怖くは無かったです。2度目の毛無岩山頂、ここからは360度よい眺めで浅間山、妙義山、下仁田の山々、両神山、奥秩父、八ヶ岳そして荒船山ときれいにみえました。先も長いのですがついつい長居をしてしまいました。^^;
毛無岩からトヤ山までは前にも歩いたことのあるルートで割と歩きやすい尾根道が続きます。トヤ山手前だけ急ですが程なく山頂に到着しました。計画より30分ほど遅れてましたがここでお昼ご飯にして一休みしました。ここから次の樽ノ上山までは支尾根のルートファインディングはしましたが平和な尾根道を行くことができました。
樽ノ上山でちょっと休んでいよいよ本日の核心部へ突入です。ちょっと進むと急降下箇所が待っていました。捉まれるものは何でも利用し急傾斜を下りました。ちょっと下ってはルートの確認で時間がかかりました。でも下って来るときれいな紅葉も出てきて午後の陽ざしにきれいに輝いていました。
そうして物語山までの最後の上りまでやって来ました。あとは上がって行くだけです。最後急な上りを上がると平和なルートになり程なく南峰の標識、その先の分岐を右へ行くと物語山本峰山頂がありました。このコースだと物語山も日帰り最難関に肩を並べそうです。(笑) 展望の無い山頂では記念写真だけ撮り先へ進みます。西峰手前コルで日没前の紅葉がきれいでした。そして西峰山頂、本日最後の山頂からの景色を楽しみ、コーヒーとおやつでようやく一息つくことができました。
日も沈んでしまいましたが最後の下山です。コルからは結構急坂をジグザグに下って行きましたが、もう少しでザレ場を抜けそうな場所で落ち葉の下の石につまずき倒れた拍子に手を負傷してしまいました。^^; 膝とかも岩に打ち付けこれも痛かったですが他は大事に至らずに済みました。手は止血をして絆創膏で応急処置して、暗くなる前に何とか林道まで下ってこられました。後は真っ暗になった林道をヘッデン灯けて登山口まで戻って来ることができました。
前々から歩きたいと思ってなかなか実行できませんでしたが、晩秋のこのタイミングでようやく行ってくることができました。千ヶ平からの何も遮るもののない荒船山が印象的でした。紅葉も終盤でしたが見ることもできよかったです。山行中、毛無岩からトヤ山の間で7名の方に会いましたが、トヤ山で樽ノ上山方面から上がってくる人たちがいたのにはちょっと驚きました。荒船湖馬蹄系と言われているとかいないとか歩き応えある山行でした。何よりも無事?生還できたことが何よりでした。アカヤシオの季節もよさそうですが次の機会は、、、です。
コメント
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また、負傷もあったみたいですが、無事下山できてよかったです
今回のバリルートハイキングは距離が長く大変だったと思います
日は短いですが、天気も良く11月にしては暖かったのは幸いでした
モミジの紅葉は楽しめたかと思います
また今後の活躍を期待しています
ご心配いただきありがとうございます。何とか周回して戻って来ることができました。今回のバリルートは距離もそこそこありましたがルートファインディングに悩む箇所が多かったですね。やはりご懸念点は当たってました。もっと早く物語山までたどり着けるかなと思っていましたが、ギリギリでしたね。でもお天気にも恵まれて暑くも寒くも無く歩けたのはよかったと思います。ここの紅葉もギリギリで楽しめました。次はのんびり紅葉を楽しめるお山にしようと思います。
荒船湖馬蹄形お疲れさまでした。
これからの季節は西上州や奥多摩、奥武蔵など
とても歩きやすくなるのですが日没が早いのが難点ですよね。
私も先日の蕎麦粒山は最後は日没との戦いとなりました。
西上州に住んでいるものの
岩場が苦手な私には、なかなか足が向かない山域です。
ただ、バリとあって静かな山歩きも出来そうですし
平和な尾根は歩いていて気持ち良さそうでした😙
負傷もあったようですが大事に至らず良かったです。
落葉に隠れている石や根っこ、本当に危ないですよね!
荒船湖馬蹄形は距離の割に心身ともに疲れました。^^; 紅葉も里山低山に移ってきて、気温も下がって低山縦走にもよい季節ですね。mikaboさんもヤマレコ次のステージ間近ということで最近長距離が多いですね。都県境尾根、私も歩いてみたいルートがいくつもありますがちょっと遠いイメージで行けてません。西上州の山々、眺めのよい分危険な場所も多いですね。でも千ヶ平からの荒船山の眺めは良かったので機会があればまた行ってみたいとは思っています。怪我の方は、右手の親指の付け根を切ってしまいましたがほんとに大事にならずよかったです。すっとバリルートを歩いて来て最後の一般登山道でのトラブル、登山は下山完了まで油断してはいけないよい事例となってしまいました。^^;
ありがとうございます。手のほうは三日が経ち触るとまだ痛いですが治ってきている感じです。西上州も1000mを越えると落葉後の明るい森に変わりましたね。それでもモミジ系は頑張って赤く色づいていて道中ほっと一息つけました。モミジのきれいな場所は岩場もあって下りでは特に気を使いました。これから日が短くなってくるのでロングもよく考えないとですね。そろそろ近くの里山もいい季節になってきましたよね。レコでまたyamaonseさんのお勧めルートをご紹介ください。
下山時に負傷されたとのこと、自力で下山できて何よりです。その後の経過は如何ですか?自分は山歩きで怪我をしたことはありませんが、常に注意すること、冷静に対応できることが大切ですね。
ところで、物語山からトヤ山への縦走コースですが、自分も行きたいなあ…と思いつつも、ソロでは怖いので未だにチャレンジしていません。やっぱりバリバリルートなのですね!同行者がいないと、自分には無理そうです。
足のほうは大丈夫だったので下山できました。けがのほうはだいぶよくなりました。登山中のケガはどこで遭うかわかりません。私も血を見てかなり焦りましたが一旦冷静になって必要な処置をテキパキするのが大事ですね。ファーストエイドキッドもザックの奥に詰めてましたが取り出しやすいところに入れたほうがよいですね。と今回思いました。(^^;
トヤ山から物語山へ歩くより物語山からトヤ山へのほうが、登り基調なのでいくぶん歩きやすいかも知れません。人に会うことはまず皆無でしょうからできればそこそこ経験のある人との同行がいいですね。
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