泉ヶ岳(表コースピストン〜久々の親子登山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 578m
- 下り
- 571m
コースタイム
天候 | 曇り(一時小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
表コースは途中まで大石交じりの急登が続き、特に下り注意。胎内くぐりの岩場は大きめのザックだと通過困難ですが、下から見て右側に迂回ルートあり。コース途中、特に不明瞭・崩壊箇所等なし。 |
写真
感想
お盆休みの秋田への帰省途上、仙台宮城ICで「途中下車」、仙台市民の憩いの山・泉ヶ岳へ。家族登山のため、スキー場からリフト&カモシカコースでラクラク往復のつもりが、夏山リフトは午前9時から営業(登山者には遅すぎ!)のため、最短ルートの表登山口へ。お母さんは寝不足で不参加、ここで朝寝を決め込むことになり、三男と久々の父子山行となりました。薄日も射す中、熊除けの鈴と朝露対策のスパッツを着け、いざ出発。
徒歩10分弱で沢を横切る「薬師水」到着、ここで冷たく美味しい水をポリタンに満タン補給。段々勾配が急になり、ムスコの早いペースにオヤジが置いていかれる中、難所の「胎内くぐり」へ。ムスコはザックを背負ったまま、クサリを頼りにスルスルと狭い岩窓を通過、オヤジはザックが引っ掛かり、ムスコにストックとザックを引っ張り上げてもらい、やっとの思いで突破。暫くは岩交じりの急な登りが続き、ドーダン林の小平地で休憩。たまの登山者登場で喜んだのか、虫がたくさん集まってきて、思わず持参の虫除けネットを装着。ここから暫く登っていくと、道が山腹右へと回り込み、ギボウシ咲く緩い斜面に。山頂近し、とぬか喜びするも、最後に厳しい登りが控えてました。ゴージャスなヤマユリの花咲く中、ほぼコースタイム通りに山頂到着。
先着者は表コースからのお二人、記念の写真を撮ってもらい、軽食の後に山頂周辺をプチ散策。カモシカコース入口から仙台平野や太平洋、高層ビル群を遠望後、山岳展望を求めて北泉ヶ岳方面の縦走路へ。ユリの花が乱れ咲き、良い香りが立ち込める中、山頂すぐ裏の三角点を過ぎ、ムスコから「どこまで行くの~?もう戻ろう!」の弱音を浴びながら構わず進むと、約3分で展望地に到達。蔵王や朝日連峰を一望でき、ムスコからも「わざわざ来て良かった」の嬉しい感想を聞きながらパノラマ写真を撮り、山頂へ戻ると知らぬ間に多くの登山者で大にぎわい。さすが仙台市民の山、と感心しつつ下山にかかります。復路は「こんなに険しい道をよく登ってきたもんだ」との感想が出るぐらいの急降下で、コケないようにオヤジが先導しつつ慎重に下ります。胎内くぐりも下りは左側の巻き道を迂回、あっさりと薬師水に帰着。ここで冷たい水を浴び、スッキリさっぱりしたところで登山口帰着。
久しぶりの親子登山は実質3時間弱のショートコースながら、雨にも降られず、変化に富むコースや多くの花々、周辺の好展望に触れることがてき、大満足の山旅でした。2日前の北アルプス・プチ縦走の疲れが出て、筋肉痛の方も半端ない状況ですが、家族の良い思い出となりそうです。
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