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記録ID: 4947522
全員に公開
ハイキング
丹沢

紅葉の大山寺と阿夫利神社上社参拝(表参道-大山-美晴台周回)

2022年11月25日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:12
距離
9.5km
登り
1,125m
下り
1,109m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:55
休憩
1:14
合計
5:09
距離 9.5km 登り 1,125m 下り 1,122m
9:08
5
9:32
9:40
24
10:04
10:11
39
10:50
10:55
10
11:05
11:06
6
11:12
10
11:22
14
11:36
12:16
11
12:27
43
13:10
13:15
14
13:33
12
13:45
13:51
10
14:01
14:02
4
14:06
4
14:10
大山ケーブルバス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
伊勢原駅から路線バス(神奈中バス)「大山ケーブル行」終点
・平日は1時間2本、直行便は無し。
・この日は紅葉期で大混雑のため、伊勢原駅発8:30の便に臨時直行便が運行され、帰りは大山ケーブル発14:15発の便に乗り切れず15分後に臨時直行便が運行された。紅葉期は随時臨時便が出るようだ。
コース状況/
危険箇所等
危険を感じた箇所はありませんでした。定番コースで歩く人も多くてよく整備され、指導標も完備されルートは明確。ただし丹沢山塊に違いはないので、それなりの登山道です。

〇表参道(阿夫利神社下社〜山頂)
 参道とはいえ実際は登山道です。ロープやクサリはないものの、ガレ場に近い箇所が多いです。大山ケーブルバス停からずっと急登が続きます。
〇山頂〜見晴台
 急降下ですが、階段がよく整備されています。下方に、片側が切り立った箇所があり、よく整備されているので問題はないが、積雪凍結時は注意を要すると感じました。この10年でかなり整備が進んだように思います。
〇見晴台〜下社
 片側が切り立った箇所がありますが、擁壁や橋などの土木工事で手当てがされていて安心して歩けるようになっています。
麓の大山寺。夜間ライトアップ中。
2022年11月25日 09:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
11/25 9:36
麓の大山寺。夜間ライトアップ中。
見事な赤です。これを目当てに大勢の人が集まっていました。
2022年11月25日 09:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
11/25 9:34
見事な赤です。これを目当てに大勢の人が集まっていました。
紅葉最盛期ですね。
2022年11月25日 09:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:35
紅葉最盛期ですね。
見事。
2022年11月25日 09:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:35
見事。
眺望もある。
2022年11月25日 09:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:36
眺望もある。
阿夫利神社下社まではケーブルカーも使える。大した距離ではないので乗るものか、と意地を張ったが、、、
2022年11月25日 09:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:42
阿夫利神社下社まではケーブルカーも使える。大した距離ではないので乗るものか、と意地を張ったが、、、
意外な急登で結構大変。これでも女坂。(男坂だと大山寺を通らない)
2022年11月25日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:48
意外な急登で結構大変。これでも女坂。(男坂だと大山寺を通らない)
逆に言うと、女坂は街灯があるということか。だから夜間のライトアップができるというわけだ。
2022年11月25日 09:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:52
逆に言うと、女坂は街灯があるということか。だから夜間のライトアップができるというわけだ。
どちら回りにするが迷っていたが、表参道を登るの一択になってしまった、
2022年11月25日 09:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:56
どちら回りにするが迷っていたが、表参道を登るの一択になってしまった、
阿夫利神社下社。こちらは、黄葉が見事。
2022年11月25日 09:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 9:58
阿夫利神社下社。こちらは、黄葉が見事。
大山寺より立派。(歴史的には、大山寺の方が栄えていたのにな−感想参照)
2022年11月25日 10:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:03
大山寺より立派。(歴史的には、大山寺の方が栄えていたのにな−感想参照)
ここが登山口。いかにも表参道という感じ。
2022年11月25日 10:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:07
ここが登山口。いかにも表参道という感じ。
杉林の中にも見事な紅葉。
2022年11月25日 10:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:08
杉林の中にも見事な紅葉。
山頂の上社に行かれる方も多かった。
2022年11月25日 10:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:19
山頂の上社に行かれる方も多かった。
このあたりのモミジは自然林なのかな。
2022年11月25日 10:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:21
このあたりのモミジは自然林なのかな。
オオモミジみたい。
2022年11月25日 10:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:22
オオモミジみたい。
おっ、九合目。あともう少しだ。。。と思ったくらいこの時点でかなり登ってきている。あとで知ったが、九丁目であって、28丁目まであるのだった。
2022年11月25日 10:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:26
おっ、九合目。あともう少しだ。。。と思ったくらいこの時点でかなり登ってきている。あとで知ったが、九丁目であって、28丁目まであるのだった。
急登が続くうえ、ガレ場みたいだ。
2022年11月25日 10:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 10:30
急登が続くうえ、ガレ場みたいだ。
なかなか大変です。
2022年11月25日 11:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:01
なかなか大変です。
富士見台(20丁目)。うーん、富士山が見えない。
2022年11月25日 11:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:05
富士見台(20丁目)。うーん、富士山が見えない。
紅葉、いやこれは実だ。
2022年11月25日 11:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:12
紅葉、いやこれは実だ。
マユミのようだ。
2022年11月25日 11:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:12
マユミのようだ。
やっと、上社が見えてきた。
2022年11月25日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:29
やっと、上社が見えてきた。
阿夫利神社本社とある。
2022年11月25日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:33
阿夫利神社本社とある。
山頂は大賑わい。
2022年11月25日 11:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
11/25 11:38
山頂は大賑わい。
本殿。
2022年11月25日 11:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:36
本殿。
方位盤。
2022年11月25日 11:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:37
方位盤。
東京市とある。古い。いや、この山頂からは縄文土器も発掘されているので、それを考えれば最新だ。
2022年11月25日 11:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:37
東京市とある。古い。いや、この山頂からは縄文土器も発掘されているので、それを考えれば最新だ。
雄大な風景。神奈川県が一望できるのが丹沢大山の魅力だ。縄文人の見た風景はどんなだったろう。
2022年11月25日 11:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:36
雄大な風景。神奈川県が一望できるのが丹沢大山の魅力だ。縄文人の見た風景はどんなだったろう。
横浜方面。
2022年11月25日 11:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 11:41
横浜方面。
平塚方面。自宅方面です。この大山は自宅付近から見て最も目立つ山なのです。
2022年11月25日 12:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 12:10
平塚方面。自宅方面です。この大山は自宅付近から見て最も目立つ山なのです。
下界を眺めながらの下山。
2022年11月25日 12:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
11/25 12:12
下界を眺めながらの下山。
木道が続く。10年ぶりくらいだが、かなり整備が進んだようだ。
2022年11月25日 12:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 12:20
木道が続く。10年ぶりくらいだが、かなり整備が進んだようだ。
これは自生だろうな。こちらの方は自然林が多い。
2022年11月25日 12:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
11/25 12:43
これは自生だろうな。こちらの方は自然林が多い。
紅葉と下界。正直、寺社の境内の紅葉よりこういうのの方が好き。
2022年11月25日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
11/25 12:48
紅葉と下界。正直、寺社の境内の紅葉よりこういうのの方が好き。
ものものしい看板。
2022年11月25日 12:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 12:52
ものものしい看板。
確かに、片側が切り立っていて、道は狭い。積雪時は問題かも。
2022年11月25日 12:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
11/25 12:53
確かに、片側が切り立っていて、道は狭い。積雪時は問題かも。
オオモミジかな。
2022年11月25日 12:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
11/25 12:56
オオモミジかな。
これもオオモミジか。
2022年11月25日 13:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
11/25 13:00
これもオオモミジか。
美晴台。
2022年11月25日 13:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
11/25 13:15
美晴台。
降りてきた大山。こちら側だけ、自然林が多い。赤と黄色が点在する。
2022年11月25日 13:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
11/25 13:07
降りてきた大山。こちら側だけ、自然林が多い。赤と黄色が点在する。
ここからの道も片側が切り立っているが、整備は完ぺきで安心して歩ける。その分、補修工事が大変なんだろう。
2022年11月25日 13:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
11/25 13:21
ここからの道も片側が切り立っているが、整備は完ぺきで安心して歩ける。その分、補修工事が大変なんだろう。
下社まで戻ってきた。
2022年11月25日 13:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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11/25 13:33
下社まで戻ってきた。
大山寺。さらに人が増えていた。これは人がいないところを狙ったもの。立錐の余地もない感じの個所もありました。
2022年11月25日 13:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
11/25 13:51
大山寺。さらに人が増えていた。これは人がいないところを狙ったもの。立錐の余地もない感じの個所もありました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

今日は、地元の大山(相模大山。こちらはオオヤマと読みます)の紅葉が最盛期ということを聞き、天気も良いことだし昨晩急に思い立って行ってきました。

大山の紅葉とは、麓にある大山寺の紅葉のこと。県内有数の紅葉の名所。大山は、自宅から見て最も目立つ山ですが、ここ数年登っていないので、山頂(標高1251m)にある上社まで行かなくてどうするということで、登ることにしました。

いつもはバリルートなどいろいろ考えるのだけど、その暇もなく、表参道から見晴台への定番ルート。

しかし、これが意外に大変(かつてはヤビツ峠からばかりで、表参道を登ったのは初めてでした)。江戸時代に「大山講」で大挙して押し寄せたというけど、江戸から大山道を歩いて、さらにこんな山に登っていたとは改めて感心したのでした。

丹沢の中でも入門クラスといわれているけど、険しい丹沢には違いないことも再認識。

大山寺の紅葉はさすが見事なものでした。ところで、ケーブルカー駅の中間という微妙な立地の大山寺とは何なのでしょう。大山と言えば、阿夫利神社のばず。

調べてみると、江戸時代まで栄えていたのは、この大山寺だったのです。吾妻鏡にも出てきます。山号は雨降山(あふりさん)。当時は、山頂には大山石尊社があり、その別当寺が大山寺だった。ところが、明治の廃仏毀釈により、山頂は阿夫利神社本社(あふりじんじゃ)と改称され、麓の大山寺のあったところに阿夫利神社下社が建てられたといいます。大山寺は下の方の今の場所に移されてしまったんだとか。なので、この大山寺が大山信仰の正統なのです。

なお、大山寺はかつてより「おおやまでら」と発音されていて、今でもそう呼ばれているが、「たいさんじ」とも呼ばれるようです。日本語も歴史も複雑ですね、

紅葉もさることながら塔ノ岳や鍋割山などの表丹沢の魅力は、横浜-湘南の雄大な風景です。大山からの展望も引けを取りません。見事なものでした。何より、自宅付近がみえるのがよい。ただ、もうひとつ靄がかっていたのが残念で、真冬の澄みきった大展望を眺めたいものです。積雪氷結時は表参道ピストンが良さそうです。

<参考文献>
高橋千劔破『名山の日本史』(2004 河出書房新社)

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技術レベル
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技術レベル
3/5
体力レベル
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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