【★北アルプス登山失敗(^^;★新穂高温泉〜わさび平小屋1泊〜双六小屋1泊★】

- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 1,845m
- 下り
- 1,832m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:11
| 天候 | 『8月13日(水)』:晴れのち曇り 『8月14日(木)』:ワサビ平〜秩父沢までは曇り 秩父沢上部〜双六小屋まで大雨強風濃霧 『8月15日(金)』:双六小屋〜弓折乗越までは曇り&霧雨 弓折乗越〜新穂高温泉まで大雨突風強風濃霧 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
_窪(東京)-松本(JR線/2370円<青春18キップ>) ⊂硝BT-新穂高温泉ロープウエイ(アルピコ交通バス/2880円(直通券)) 【●復路●】 /景羚皺浩凜蹇璽廛Ε┘-平湯温泉(濃飛バス/890円) ∧薪魏浩-松本BT(濃飛バス/2370円) 松本-荻窪(東京)(JR線/2370円<青春18キップ>) 【●往路詳細●】 荻窪5:42-6:20八王子6:30-10:17松本11:05- 12:35平湯温泉12:40-13:16新穂高温泉ロープウエイ <JR線・アルピコ交通バス新穂高温泉線(直通)> 【●復路詳細●】 新穂高温泉ロープウエイ11:55-12:50平湯温泉13:05- 14:40松本15:55-17:05小淵沢17:10-18:10塩山18:29- 19:38高尾19:44-20:32荻窪 <濃飛バス新穂高温泉線・濃飛バス高山線・JR中央本線> 【●交通機関リンク●】 アルピコ交通バス<長野県側> (松本〜新島々〜平湯温泉〜新穂高温泉) http://www.alpico.co.jp/access/express/matsumoto_takayama/ 濃飛バス<岐阜県側> (松本・高山・栃尾・新穂高温泉・平湯温泉・乗鞍・上高地) http://www.nouhibus.co.jp/new/noriai.html |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【★今回のコース★】 【▲8月13日(水)▲】 『新穂高温泉ロープウエイ(標高1100m/13:30/登山開始)- 中崎橋(14:21)-わさび平小屋(標高1400m/14:43/初日登山終了)』 <※水は500ミリリットル飲んだ・所要時間は1時間13分> 【▲8月14日(木)▲】 『わさび平小屋(標高1400m/3:47am/二日目登山開始)- 秩父沢(5:03am)-<ここから大雨強風になる>- イタドリヶ原(5:48am)-シシウドヶ原(6:47am)- 鏡平山荘(標高2300m/7:57am)-弓折中段(8:55am)- 弓折乗越(9:25am)-双六小屋(標高2600m/10:58am/初日登山終了)』 ※天候が悪いので三俣山荘テント場へ行くのが厳しそうなので、 双六小屋に素泊で泊まって翌日の様子を見る。ちなみに登りで 強風寒風大雨でテントを担いでいたので体力が消耗し低体温症の 初期症状が現れた為に雨天でのテントは中止して小屋素泊に切り 替えました。晴れていればワサビ平から双六小屋までは5時間半 から6時間の間で行けますが、今回は悪天候で7時間11分も かかってしまいました。双六小屋では生ビール(ジョッキ1杯1000円) を飲んでノンビリしました。 <※水は1.5リットル飲んだ・所要時間は7時間11分> 【▲8月15日(金)▲】 『双六小屋(標高2600m/5:20am/登山中止につき下山開始)- 弓折乗越(6:24am)-<ここから大雨強風になる>- 鏡平山荘(標高2300m/7:15am)-わさび平小屋(標高1400m/10:13am)- 新穂高温泉ロープウエイ(標高1100m/11:35/全行程終了)』 ※悪天候の為に小池新道の下りが6時間15分もかかる <※水は1リットル飲んだ・所要時間は6時間15分> 【▲全区間一般登山道(不明瞭箇所少々あり)▲】 /景羚皺浩堯舛錣気喨疹屋:林道歩き・危険箇所なし △錣気喨疹屋〜鏡平山荘:道形やや不明瞭・秩父沢横断注意 6席浸柿顱疏佻讃屋:道形明瞭・滑落転倒注意 【▲登山者数情報▲】 <登り> /景羚皺浩堯舛錣気喨疹屋:約100名 △錣気喨疹屋〜イタドリヶ原:6名 イタドリヶ原〜鏡平山荘:12名 ざ席浸柿顱疏佻讃屋:約30名 <下り> 〜佻讃屋〜鏡平山荘:約50名 大雨強風突風濃霧で人数の把握が困難 【▲読み方▲】 |疉秣堯Г舛舛屬気/ちっぷさわ 鏡平:かがみだいら A佻讃屋:すごろくごや |
| その他周辺情報 | 【●経路上の山小屋リンク●】 北アルプス双六小屋グループ (双六小屋・黒部五郎小舎・鏡平山荘・わさび平小屋) http://www.sugorokugoya.com/index.html |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
簡易テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
【■■■感想と解説■■■】
今回は誤算でした。天候悪化で数年ぶりに北アルプス登山を失敗しました。本来予定していたルートは『新穂高温泉⇒ワサビ平小屋1泊⇒三俣山荘テント場1泊⇒ワリモ北分岐⇒高天原温泉1泊⇒大東新道(大東鉱山道)⇒太郎平⇒薬師峠テント場1泊⇒折立…有峰口…富山』でした。人生2回目の高天原温泉計画は失敗でした。前日に新穂高温泉のワサビ平小屋に泊まった時は天候良好でしたが、翌日は早朝から天候が芳しくなくて、ここまで来たからには三俣山荘くらいまでは行かなければならないと思いまして、午前3時47分にヘッドランプを灯して小池新道を歩きました。秩父沢付近で夜が明けてきまして、前方の鏡平方面の尾根に不気味な黒い雲がかかっていました。しばらくは大丈夫でしたが、シシウドヶ原下部付近で大雨になり、ここから双六小屋までは大雨の中、登りました。弓折乗越で稜線に乗ると強風寒風濃霧でどうしょうもなくなりましたが、ここから新穂高温泉に引き返すのも悪天候で時間がかかるののと、体力的にも厳しいし面倒臭いので双六小屋を目指しました。
双六小屋に着くと雨と風が余計に強くなりました。まだこの時は三俣山荘まで行く気力がありましたが、三俣山荘まで行くと翌日の天気が非常に悪くなった時、折立方面にも新穂高温泉方面にも高瀬(湯俣)方面にもエスケープするのが困難になると判断し、双六小屋に泊まって翌日の様子を見る事にしました。晴れていれば双六小屋から高天原温泉までは7時間半で行けます。この時点では翌日に双六小屋から三俣山荘&ワリモ北分岐経由で高天原温泉に行く気でおりました。夕刻になり少し天気が良くなりましたので、翌朝の天気を祈りつつ早々と就寝しました。ちなみにこの日の双六小屋で発表されていた天気は『金曜が曇りのち雨・土曜が雨・日曜が曇り一時雨・月曜が曇りのち晴』でした。翌朝は朝から霧雨が降ったりやんだりして裏銀座方面が濃霧で不明瞭で、おまけに風速10m強の風が吹いおりました。なんとか行けるかもしれないと思いましたが、双六岳巻き道方面がものすごい強風でしたので、再び考え込んでしまいました。もし高天原温泉に行けたとしても、その翌日の天気が一日中雨の予報なので増水した大東新道を薬師沢小屋まで行けるかどうかという不安と、もし大東新道を越えるのが不可能ならば雲ノ平経由で薬師沢小屋を経由して太郎平へ行くかと云う事も考えましたが、仮に折立に下山できても雨量が多くなると有峰林道の亀ヶ谷温泉の先のゲートが閉鎖して路線バスが入れなくなるのではないかという懸念も考えました。
または『高天原温泉〜ワリモ北分岐〜三俣山荘』と『高天原温泉〜雲ノ平〜三俣山荘』のどちらかのルートで三俣山荘へ戻っても、三俣山荘から双六小屋の間の巻き道は普段でも風が強いので、強風突風濃霧寒風大雨でこの巻き道を双六小屋まで戻るのは厳しいのではないかという不安もありました。ですので、全てが面倒臭くなり大雨の中を新穂高温泉へ下山しました。無茶な登山は遭難の原因になりますので、この山行記録を見られた初心者の方々は『ヤバい!寒い!不安!怖い!体調悪い!飛ばされそう!』この6語のどれか1つでも脳裏に浮かんだ時点で、引き返すか付近の山小屋に逃げ込むかを選択して下さい。私は今年で登山28年目ですので、つねにショボ山からアルプス全てに渡り石橋を叩いて渡る登山しかしておりません。10代20代30代の頃に山で何回も修羅場を潜ってきましたので山の怖さは全身に染みついております。最近は山で遭難死している人が多くなっておりますので、『ヤバい!』と思った時点での緊急下山もしくは付近の山小屋泊を口すっぱく申し上げます。山岳遭難者が減る事を祈っております。
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【★小池新道の参考↓↓★】
【新穂高温泉-三俣蓮華岳-黒部五郎岳-太郎平-折立】
(2013年8月14日〜17日)<Yamaotoko7>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-334643.html
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今晩は
私は14,15,16で三俣山荘2幕営です。雨、雨、雨の山歩きを楽しんだ?体験した。
双六小屋を14日の13:00頃通過しています。20m以内のニアミスですね。
レコはこれから書きます。装備全てがズブヌレです。
こんにちは
今回もニアミスですね
>三俣山荘2幕営です。
okinawa123さんは素晴らしい体力ですね
私は雨の日の登山があまり好きではないので、
ショボ山ならあきらめがつくが、アルプスまで
来て天候が悪いと全てが面倒臭くなってしまいます
のちほどokinawa123さんさんの山行記録に拍手を付けに行きます
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