天気に恵まれ那須連山の逍遥


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 998m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 3:40
天候 | 晴れ曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・峰の茶屋から三斗小屋へ向かう非難小屋までザレている ・無限沢まではゴロ石注意 ・朝日岳から峰の茶屋までクサリ場連続あり |
その他周辺情報 | ・三斗小屋温泉 入浴のみは不可 ・三斗小屋テンバ4張くらい2000円温泉入浴可 ・鹿の湯400円 石鹸シャンプー禁止 |
写真
感想
那須連山は過去4回来ている。雪の日、雨の日、過去あまり天気のいい日ではなかった。今回天気の予想を見ると北アルプスは断念せざるを得なかった。北関東は何とかという想いで那須連山を選んだ。泊地三斗小屋温泉煙草屋さんは前日までの雨で25名のキャンセルが出たとのこと。
峠の茶屋県営駐車場に車をおいてからケーブルカーに乗り込む。夏休みとあって家族連れが多い。那須岳を一周して帰る人が多い。中にはちょっと足を伸ばして峰の茶屋非難小屋まで行って帰る人がほとんどである。
朝日岳、三本槍を計画している人は那須岳経由だと遠くなるのでケーブルカーは利用しないようだ。
峰の茶屋までは行き交う人も多く北アを思わせる。しかし三斗小屋温泉に降りる人はいなかった。非難小屋まではザレて道も崩れやすい。非難小屋から無限橋まではゴロ石が濡れていて神経を使う。延名水から三斗小屋まではかって牛馬が鉱山から硫黄を運んだ道らしく往時がしのばれることであった。このあたりのシラビソからカンバに変わる自然林は見ごたえがある。三斗小屋温泉ランプの宿とあったが現在は自家発電による灯となっていて少しがっかり。小屋名の疑問には、当時の屋号が由来しているとのこと。
露天風呂(単純アルカリ泉)は朝までに5回入って大満足。露天風呂から眺める流石山も今度はと登りたくなる山であった。源泉地から隠居倉までは自然が作り出す原風景に見とれ足が進まず感嘆したことであった。まさに逍遥歩き、熊見曽根から清水平の湿地までは那須連山の南と比べ言いようのない緑とたおやかさが感じられる山域であった。朝日岳のトンボの多さにヒッチコックの映画まがいすら感じた。
朝日岳の肩から峰の茶屋までの剣ヶ峰はクサリ場の連続、気が抜けない通過地点である。再び峰の茶屋で大休止を取り帰路への道を辿った。途中ヤマアジサイの純白に立ち止まり何度となく癒された。ゆっくり歩けたのも上げ膳、据え膳で小屋泊まりも寄与していた。テントも良いけど小屋泊まりも悪くない。(制約あるけど) 後片付けして鹿の湯に移動する間もなくフロントガラスにポツリ、シャワーとなった。鹿の湯に汗と疲れを落とすも三斗小屋温泉に浸っている想いであった。
麗嶺
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