蓮華温泉〜白馬岳
- GPS
- 37:53
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,852m
- 下り
- 1,877m
コースタイム
- 山行
- 0:35
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 1:15
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 11:00
2日目 蓮華温泉(3:30)〜白馬大池(6:20/6:30)〜 小蓮華岳(8:00/8:20))〜 白馬岳 (9:25/10:00)〜 小蓮華岳(11:00/11:15) 〜 白馬大池(12:15/12:35) 〜 蓮華温泉(14:10)
3日目 帰り 蓮華温泉(8:00)
天候 | 8月12日 曇り後雨後曇り 8月13日 晴れ後曇り 8月14日 曇り後雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8月14日 蓮華温泉 8:00 〜 姫川温泉 10:00 〜 更埴IC 13:54 〜 大泉IC 16:40 |
その他周辺情報 | 姫川温泉 瘡(くさ)の湯 600円 JR平岩駅から徒歩3分 |
写真
感想
台風11号の本土直撃により、当初8月11日〜8月14日の3泊4日で蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳〜白馬大池〜蓮華温泉の縦走を予定していた計画の日程の変更を余儀なくされ、8月12日〜8月14日の2泊3日で蓮華温泉ベース幕営による、蓮華温泉〜白馬大池〜小蓮華岳〜白馬岳〜 小蓮華岳〜白馬大池〜蓮華温泉のピストンで往復する計画に変更した。
台風11号通過後は、天候が回復して晴天が予想されていたが、直前になって、前線が南下し、変更計画においても、雨後曇り後雨という予報になってしまったが、計画実施で蓮華温泉に向かった。
1日目は、東京から白馬までは、雨時々曇りという予報どうりの天候だったが、小谷村に入ると、高曇りとなり、蓮華温泉に着くと、朝日岳の上空には一部青空が覗いていた。テント設営後、蓮華温泉7湯めぐりを楽しむこととし、三国一の湯、仙気ノ湯、薬師の湯、黄金湯と回り、湯温が低かった三国一の湯を4パスしたものの、残りの露天風呂につかり、野趣あふれる秘湯の湯を堪能することができた。この頃になると、朝日岳、雪倉岳の峰々が顔を見せてくれた。
2日目は、朝3時起床でテントを抜け出ると、満月が煌々と輝いており、うれしい予想外れの雲一つない快晴となっていた。急いで支度を整え、3時半に着きに照らされた山道を白馬岳に向けて出発した。1時間半で樹林帯を抜け、日本海や雪倉岳等が望める天狗の森に到着した。ここで、朝飯を食べながら小休止し、白馬大池をめざした。このあたりから、朝日岳等の峰々を朝日が照らし始め、快適な登りとなった。
6時過ぎに白馬大池に着いた頃は、すっかり明るくなり、白馬大池に宿泊していた登山客も白馬岳に登り始めていた。白馬大池から小蓮華岳、白馬岳へのコースは、ハイマツの樹林帯を抜けると、尾根歩きの快適な縦走路が続いており、登山路の両脇には、コマクサ、チングルマ、キンポウゲ、イワギキョウ等の高山植物が咲いており、目を和ませてくれた。8時に小蓮華岳に着き、小休止したのち、白馬岳を目指した。白馬岳の尾根の右には、当初縦走を予定していた雪倉岳、赤男山、朝日岳の峰々がゆったりと横たわり、白馬岳の尾根の稜線上に剣岳の鋭い稜線が屹立している姿が望まれ、最高の登山日和となっていた。また、白馬岳の荒々しい東斜面の先には、白馬三山の杓子岳、白馬槍ヶ岳の白い山体が存在感を示し、さらにsの先には、後立山連峰の唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳の稜線が折り重なり、さらに遠くには、槍ヶ岳や穂高岳の姿がくっきりと姿を見せていた。
高山植物を楽しみながら、白馬岳の北尾根を上り詰め、9時25分には白馬岳の山頂に到着した。ここまで、雲一つなく晴れ渡っていた空が、
10時前から東側からガスが吹き上げ始め、下山を開始した10時には、稜線の右側はすっかりガスに覆われてしまった。
帰りは、これまで来た道を登りで見落としていた高山植物を楽しみながら上り下りをくりかえし、12時過ぎに白馬大池に到着した。小休止後、天狗の森経由の登山路を一気に下り、14時10分には蓮華温泉のキャンプ場に帰り着くことができた。
今回の白馬岳への登山では、テントや食料等をキャンプサイトに残した軽装だったため、コースタイムをかなり上回るペースで往復することができ、ベースキャンプ方式の利点を確認することができた。
3日目は、天気予報では下り坂との予報がなされており、テント接収時の天候が懸念されたが、深夜に小雨が降った程度で、出発時まで、曇りで持ってくれたため、ラッキーだった。
山行後の汗を洗い流すため、途中の温泉に立ち寄ろうと思ったが、たいていの温泉の営業開始時刻は10時過ぎだったため、ゆっくりと姫川温泉を目指した。姫川温泉の入り口にある「瘡(くさ)の湯」に9時過ぎに着いてしまったため、念のため、確認するとすでに営業しており、ゆっくりと山旅の汗を流すことができた。聞くと、朝一番のバスで下山する登山客のために、8時頃から営業しているとのことだった。
今回の山行は、山岳会の夏合宿だったが、台風11号の襲来により当初の計画変更を余儀なくされたものの、白馬岳への登山の時間帯のみ改正に恵まれ、大満足の山行だった。
なお、カメラの調子が悪く、ほとんどピンボケになってしまっため、写真の登録は省略させていただきます。
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