三十三間山 天増川から右岸尾根を周回



- GPS
- 07:51
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 937m
- 下り
- 920m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・六ツ石集落跡からP635への登りはCo550m付近までは急登。 ・天増川右岸尾根Co350mから八幡神社への下りも急傾斜、滑らない様に慎重に。 ・P635からの天増川右岸尾根は古いテープが有る。上部は少しヤブッぽいが通過に問題有りません。その後は下生え少なく尾根が広がった部分はミズナラ等の疎林の素晴らしい尾根です |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
今回の例会は天増川を遡り六ツ石集落跡から轆轤山を経由して三十三間山に登り、下りは天増川右岸尾根を末端近くまで辿り天増川に下る周回ルートです。
天増川集落の本所橋手前の広場に駐車し、準備後天増川に沿った道路を遡ります。天増川右岸尾根には送電線が通っていますが地図には記載されていないので新規に設置された様です。天増川沿いには現在では廃村になっていますが、梨子木、六ツ石、轆轤、水谷の集落が有ったとの事で我々は2つ目の六ツ石集落跡から登る予定です。
六ツ石集落跡の入口には杉の木にテープが巻かれており、そこから集落跡に登りテープに導かれて支尾根を登り始めますが新設された鉄塔に向かっていきなりの急登です。鉄塔の周りには鹿の食害防止用のプラスティック製の筒が一面に乱立しており、中を覗くとミズナラ、杉の幼木が植えられています。鉄塔を過ぎても急登は続き、立ち木、岩などを掴んで四つん這いで各自思うままに登ります。Co550m付近で傾斜も緩んでやれやれです。
P635に近づくと灌木の背が低くなり尾根は風衝草原になり土壌が露出して雨水で筋状に浸食された斜面が目立つようになり、一部の斜面は土壌の流出防止に植えられたと思われる草と鹿の食害を防止する為の金網が張られています。振り向くと比良の武奈ヶ岳が曇天の下霞んでいます。何組かの登山者と行き違いながら倉見への分岐に到着すると倉見から登って来られた10名ほどの方が登って来られますが休日の割には登山者が少ない気がします。
しばらく登ると山頂直下に轆轤山付近から見えていた風力発電設置の予備観測用の風況観測塔が目の前に聳え立っています。近づいて説明板を見ると令和6年3月31日まで設置されるとの事ですので、十分な風速が確保される事が確認出来れば近い将来この尾根は風力発電タワ-が立ち並ぶウィンドファ-ムの尾根になってしまうのでしょうか。
三十三間山山頂は細いブナに囲まれていますがもうすっかり冬枯れです。風が少し有りますが此処で昼食。午前中の曇り空は段々好転し、下山に掛かる頃には青空になって来ます。
P635からの尾根は初めは馬酔木などの灌木のヤブ気味な所も有りますがCo520mのピークを過ぎたあたりから下生えが少なく歩き易くなり、特にP401付近からは広くてなだらかな尾根にミズナラ等の疎林が広がった素晴らしい尾根になります。紅葉が終わりかけているのが本当に残念です。
Co350m付近から八幡神社へ下る支尾根は足を滑らすと止まらない様な急傾斜ですので慎重に下ります。下った八幡神社で礼拝し、無事に下山出来たことを感謝してから駐車地に戻ります。
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