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Yamareco

記録ID: 7442783
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

江若国境尾根 若狭熊川-轆轤山

2024年11月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
15.6km
登り
918m
下り
917m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:10
休憩
0:15
合計
7:25
6:39
115
スタート地点
8:34
8:47
145
11:12
11:14
170
14:04
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅熊川宿に駐車させていただきました
コース状況/
危険箇所等
【若狭熊川から大根山】

県境尾根に急斜面から適当に取り付く。
尾根に乗って一安心する間もなく尾根芯に倒木が何箇所もある。迂回路のような踏み跡もあるが、信用できないので倒木を乗り越えて行く。
そのうちに大根の段々畑の跡地に出るが、草も刈ってないのでうっすらとある踏み跡を探す。

この大根畑の跡にシンボルツリーがあるが、ここには山頂標識はない。もっとあとの稜線上にある。大根山までは距離の割にとても時間がかかる。ピンテや案内看板はほとんどなかったが、ここを過ぎると幾分歩きやすくなった気がする。

【大根山から轆轤山】

倒木は少なくなったが、相変わらず明確な登山道がない。地図にない林道も交差してくるので全く無視して進んだ。大根山を過ぎると薄い踏み跡やピンテは疎らにあるが、県境がカーブする2箇所で少し迷いそうになった。尾根芯はブッシュに阻まれているところもあったが、なるべく尾根芯を外さないように歩いた。

大根山から小ピークを2つ越えたら勾配の緩い自然林の森があるが、ここもGPSを手放せない。轆轤山登山口からの合流点が近づくと勾配がキツくなる。

【轆轤山から熊川宿】

下山ルートはいろんな候補のうちで轆轤山登山口へ向かう作業道を経由してR303の新道地区へ繋がる林道を経由した。林道が終わりに近づくと舗装路になり、スタート時点の県境付近の水準点まで舗装路は約3キロで約45分である。歩きやすい林道だったが、九十九折なのでとにかく長い。尾根は風が強くやや寒かったが、舗装路はとても暑くここが1番疲れた。
R303は早朝は車は少ない 出発前に次の県境の取り付きを確認するが、ここは県境からややズレている
2024年11月04日 06:31撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 6:31
R303は早朝は車は少ない 出発前に次の県境の取り付きを確認するが、ここは県境からややズレている
みんなの足跡からしてもここから取り付いて行けば県境に合流するはず さてと、行きますか!
2024年11月04日 06:32撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 6:32
みんなの足跡からしてもここから取り付いて行けば県境に合流するはず さてと、行きますか!
初っ端から怖すぎる橋だが、思わず近くにいた地元の方に渡れるか尋ねた けっこうな高さ
2024年11月04日 06:42撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 6:42
初っ端から怖すぎる橋だが、思わず近くにいた地元の方に渡れるか尋ねた けっこうな高さ
尾根の取り付きで尾根に乗るために歩けるところを探して蛇行 過去にない急斜面で距離も長い
2024年11月04日 07:10撮影 by  SH-02M, SHARP
1
11/4 7:10
尾根の取り付きで尾根に乗るために歩けるところを探して蛇行 過去にない急斜面で距離も長い
やっと尾根に乗ったが、もう疲れた これは反対方向だが、ピストンの可能性もあるので視察
2024年11月04日 07:20撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 7:20
やっと尾根に乗ったが、もう疲れた これは反対方向だが、ピストンの可能性もあるので視察
進行方向たが、どんな尾根なんだろうか あまり情報がないので大丈夫か
2024年11月04日 07:20撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 7:20
進行方向たが、どんな尾根なんだろうか あまり情報がないので大丈夫か
このあたりは倒木エリアだか、県境だからあまり尾根芯を外したくない
2024年11月04日 07:49撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 7:49
このあたりは倒木エリアだか、県境だからあまり尾根芯を外したくない
やっと落ち着いた尾根
2024年11月04日 07:57撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 7:57
やっと落ち着いた尾根
初めての展望で武奈ヶ嶽
2024年11月04日 08:02撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 8:02
初めての展望で武奈ヶ嶽
このあたりは大根の畑だったらしい シンボルツリーだが、広くてどこを歩くのかわからない
2024年11月04日 08:07撮影 by  SH-02M, SHARP
3
11/4 8:07
このあたりは大根の畑だったらしい シンボルツリーだが、広くてどこを歩くのかわからない
全くピンテもないしGPSから目が離せない
2024年11月04日 08:12撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 8:12
全くピンテもないしGPSから目が離せない
ここが大根畑の山頂の大根山
2024年11月04日 08:34撮影 by  SH-02M, SHARP
1
11/4 8:34
ここが大根畑の山頂の大根山
このあたりが数少ない明瞭な尾根
2024年11月04日 08:35撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 8:35
このあたりが数少ない明瞭な尾根
2度ほど軽いアップダウンあり
2024年11月04日 08:48撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 8:48
2度ほど軽いアップダウンあり
このピンテは天増川沿いの最後の集落に下山するピンテ?これも当てにならない
2024年11月04日 09:00撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 9:00
このピンテは天増川沿いの最後の集落に下山するピンテ?これも当てにならない
赤の毛糸って細くてわかりにくいけど何かホッとする
2024年11月04日 10:07撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 10:07
赤の毛糸って細くてわかりにくいけど何かホッとする
写真がないのは登山道がないのでけっこう必死だった 2箇所ほどややこしい曲がりがあった他に地図にない悪魔の林道がこちらへと誘う
2024年11月04日 10:31撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 10:31
写真がないのは登山道がないのでけっこう必死だった 2箇所ほどややこしい曲がりがあった他に地図にない悪魔の林道がこちらへと誘う
見覚えのある開けたところに出た
2024年11月04日 10:56撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 10:56
見覚えのある開けたところに出た
武奈ヶ嶽
2024年11月04日 11:05撮影 by  SH-02M, SHARP
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武奈ヶ嶽
轆轤山と三十三間山
2024年11月04日 11:05撮影 by  SH-02M, SHARP
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轆轤山と三十三間山
この前来たばかり
2024年11月04日 11:12撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 11:12
この前来たばかり
高島トレイル最高峰の三重嶽
2024年11月04日 11:16撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 11:16
高島トレイル最高峰の三重嶽
ここはいつも爆風のようだから昼ご飯の場所を確保しないと…
2024年11月04日 11:19撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 11:19
ここはいつも爆風のようだから昼ご飯の場所を確保しないと…
武奈ヶ嶽はここから見ているのはいいけど登山道はなかなか荒れているようだ
2024年11月04日 11:39撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 11:39
武奈ヶ嶽はここから見ているのはいいけど登山道はなかなか荒れているようだ
武奈ヶ嶽から三重嶽の稜線に魅せられて調べたら高島トレイルのコースだった
2024年11月04日 11:39撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 11:39
武奈ヶ嶽から三重嶽の稜線に魅せられて調べたら高島トレイルのコースだった
ここはいつも爆風のようだから低木の陰で昼ご飯 ウソのように無風だった
2024年11月04日 11:39撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 11:39
ここはいつも爆風のようだから低木の陰で昼ご飯 ウソのように無風だった
登山計画ではこの尾根を下って天増川林道にエスケープだったが…やめた ピストンは嫌だしアレで行くことにする
2024年11月04日 11:39撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 11:39
登山計画ではこの尾根を下って天増川林道にエスケープだったが…やめた ピストンは嫌だしアレで行くことにする
前回も使った作業道だが、今回は林道を経て新道地区へ 舗装路があるが1番リスキーではない
2024年11月04日 12:06撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 12:06
前回も使った作業道だが、今回は林道を経て新道地区へ 舗装路があるが1番リスキーではない
長すぎる林道から見えた県境尾根
2024年11月04日 12:39撮影 by  SH-02M, SHARP
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11/4 12:39
長すぎる林道から見えた県境尾根
最後はお約束のこれか?開かなければ地区の方が見えたので助けてもらおうと思ったが、自力で脱出出来た ここから3キロの舗装路歩きでスタート地点へ
2024年11月04日 13:26撮影 by  SH-02M, SHARP
11/4 13:26
最後はお約束のこれか?開かなければ地区の方が見えたので助けてもらおうと思ったが、自力で脱出出来た ここから3キロの舗装路歩きでスタート地点へ
撮影機器:

感想

今回の若狭熊川-轆轤山間は情報が少ない…と言うか高島トレイルを歩く人は多いが、県境を歩く人は少ないのかもしれない。
レポートが少ないのでイヤな予感がしていた。
たぶん登山道は荒れているからピストンは気が進まない。
登山計画では轆轤山山頂付近から天増川林道へ下山するルートを試そうとしたが、かなりマイナールートっぽい。登山道が整備されていたならピストン、荒れていたらエスケープルートを考えるという大雑把な計画でスタートした。

大日岳分岐から轆轤山までは全く歩きやすい問題のない県境稜線だったが、今回の若狭熊川-轆轤山間はなかなかハードな県境だった。
民家の間を県境が通っているのもユニークだが、県境に多数の倒木や整備がされていないのは驚いた。
県境尾根がR303で分断されるので取り付きを探してウロウロ。何とか覚悟を決めて尾根に乗ったが、こんなきつい取り付きは記憶にない。あとは大根山までの倒木エリアがキツかった。

その他はそんなに大変ではなかったが、このルートは一般登山道ではないのだ。たまにピンテがある程度で薄い踏み跡とGPSを何回も確認して進んだので予定よりもかなり時間がかかってしまった。

轆轤山に着く前にピストンはこの登山道ならありえないから下山のルートを考えながら歩いていた。轆轤山から見えた天増川林道への下山の尾根は最初は良さそうだが、最後の勾配が急できつそうで見た目で却下した。残るはアレしかない。

選んだのは作業道と林道で下山するルートだ。ただ新道地区の集落からは舗装路を約3キロ歩くことになった。これは想定内だが、舗装路は暑く退屈で参ってしまった。
ピストンしたら尾根から取り付きを下るのが嫌でこちらに逃げたが、正解だっただろう。

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コメント

takuminさんこんにちは
県境歩いて繋げようとするとR303から大根山の道なき急斜面 どうしよう・・・
2度ほど下見してもどうしようかと考えていた所にありがたい情報ありがとうございます。
それにしても凄いです、情報みても躊躇しちゃいます、ピッケル準備して挑むのはどうでしょうか?少しは役に立ちそうですか?
2024/11/5 21:12
さんさんさん

コメントありがとうございます。
甘く見ていて現場で唖然としました。諦めて帰ろうかとも思いました。
右から巻くといきなり渡渉がありそうなので左から…確かにピッケルという手がありました。ストックすら使用しないので気がつきませんでした。
こちらこそありがとうございます。
2024/11/5 21:25
さんさんさん

回答になっていませんでした。

ピッケルは正直わかりません。何となく踏み跡あるのでそれをトレースしました。
木、木の根、草などつかめるものを総動員しました。土は黒系ですがポロポロ崩れるところを避けたら意外に滑りませんでした。不老堂など鈴鹿のマイナールートが登れれば行けると思いますよ…

お気をつけて!
2024/11/6 19:19
takumin'さん、はじめまして。
14年前に同じルートを歩きました。最初の激斜面はたいへんだったのを覚えています。
当時は新道からの林道は終点まで車で行けました。そこにチャリをデポしておいたので帰りは楽々でした。

次の県境尾根も長い急登なのでお楽しみに(笑)
登り切ったら平坦ですばらしいブナの森です。
その後どういうルートにするか楽しみにしています。
では
2024/11/6 13:40
ふらっとさん

コメントありがとうございます。
急登は嫌いではないのですが、道迷いが困りますね。
鈴鹿山脈の県境よりこちらの方がマイナーな感じと観光化されていないのでお気に入りです。
鈴鹿や比良山系へ行くのにいつも通る道の駅熊川宿の近くにこんな尾根があるとは…

コースの情報は仕入れますが、ルートはなるべく自分考えるようにしています。
2024/11/6 19:05
プロフィール画像
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