福井・滋賀県境 若狭熊川-轆轤山
- GPS
- 07:24
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 918m
- 下り
- 917m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【若狭熊川から大根山】 県境尾根に急斜面から適当に取り付く。 尾根に乗って一安心する間もなく尾根芯に倒木が何箇所もある。迂回路のような踏み跡もあるが、信用できないので倒木を乗り越えて行く。 そのうちに大根の段々畑の跡地に出るが、草も刈ってないのでうっすらとある踏み跡を探す。 この大根畑の跡にシンボルツリーがあるが、ここには山頂標識はない。もっとあとの稜線上にある。大根山までは距離の割にとても時間がかかる。ピンテや案内看板はほとんどなかったが、ここを過ぎると幾分歩きやすくなった気がする。 【大根山から轆轤山】 倒木は少なくなったが、相変わらず明確な登山道がない。地図にない林道も交差してくるので全く無視して進んだ。大根山を過ぎると薄い踏み跡やピンテは疎らにあるが、県境がカーブする2箇所で少し迷いそうになった。尾根芯はブッシュに阻まれているところもあったが、なるべく尾根芯を外さないように歩いた。 大根山から小ピークを2つ越えたら勾配の緩い自然林の森があるが、ここもGPSを手放せない。轆轤山登山口からの合流点が近づくと勾配がキツくなる。 【轆轤山から熊川宿】 下山ルートはいろんな候補のうちで轆轤山登山口へ向かう作業道を経由してR303の新道地区へ繋がる林道を経由した。林道が終わりに近づくと舗装路になり、スタート時点の県境付近の水準点まで舗装路は約3キロで約45分である。歩きやすい林道だったが、九十九折なのでとにかく長い。尾根は風が強くやや寒かったが、舗装路はとても暑くここが1番疲れた。 |
写真
感想
今回の若狭熊川-轆轤山間は情報が少ない…と言うか高島トレイルを歩く人は多いが、県境を歩く人は少ないのかもしれない。
レポートが少ないのでイヤな予感がしていた。
たぶん登山道は荒れているからピストンは気が進まない。
登山計画では轆轤山山頂付近から天増川林道へ下山するルートを試そうとしたが、かなりマイナールートっぽい。登山道が整備されていたならピストン、荒れていたらエスケープルートを考えるという大雑把な計画でスタートした。
大日岳分岐から轆轤山までは全く歩きやすい問題のない県境稜線だったが、今回の若狭熊川-轆轤山間はなかなかハードな県境だった。
民家の間を県境が通っているのもユニークだが、県境に多数の倒木や整備がされていないのは驚いた。
県境尾根がR303で分断されるので取り付きを探してウロウロ。何とか覚悟を決めて尾根に乗ったが、こんなきつい取り付きは記憶にない。あとは大根山までの倒木エリアがキツかった。
その他はそんなに大変ではなかったが、このルートは一般登山道ではないのだ。たまにピンテがある程度で薄い踏み跡とGPSを何回も確認して進んだので予定よりもかなり時間がかかってしまった。
轆轤山に着く前にピストンはこの登山道ならありえないから下山のルートを考えながら歩いていた。轆轤山から見えた天増川林道への下山の尾根は最初は良さそうだが、最後の勾配が急できつそうで見た目で却下した。残るはアレしかない。
選んだのは作業道と林道で下山するルートだ。ただ新道地区の集落からは舗装路を約3キロ歩くことになった。これは想定内だが、舗装路は暑く退屈で参ってしまった。
ピストンしたら尾根から取り付きを下るのが嫌でこちらに逃げたが、正解だっただろう。
コメント
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県境歩いて繋げようとするとR303から大根山の道なき急斜面 どうしよう・・・
2度ほど下見してもどうしようかと考えていた所にありがたい情報ありがとうございます。
それにしても凄いです、情報みても躊躇しちゃいます、ピッケル準備して挑むのはどうでしょうか?少しは役に立ちそうですか?
コメントありがとうございます。
甘く見ていて現場で唖然としました。諦めて帰ろうかとも思いました。
右から巻くといきなり渡渉がありそうなので左から…確かにピッケルという手がありました。ストックすら使用しないので気がつきませんでした。
こちらこそありがとうございます。
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