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Yamareco

記録ID: 496797
全員に公開
ハイキング
甲信越

身延山 奥之院東コース下山

2014年01月25日(土) [日帰り]
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bool その他3人
GPS
--:--
距離
8.2km
登り
919m
下り
921m

コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
1:50
合計
4:20
11:00
20
スタート地点
11:20
11:50
10
久遠寺本堂
12:00
13:00
100
14:40
10
久遠寺本堂
14:50
15:10
10
祖廟
15:20
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
JR身延線の身延駅からバスorタクシーで「身延山三門」下車。
山頂(奥之院)へは本堂裏手から身延山ロープウェイで片道7分。

自家用車の場合は、本堂下の有料駐車場が最寄りです。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんが、冬季は山頂付近が積雪・凍結している可能性があります。
転倒や滑落防止のため、できればアイゼン等の装備を整えておきましょう。

また野生動物が多数生息しており、熊の出没情報もあります。
時期によっては、熊鈴など動物に対する備えも必要です。
その他周辺情報 三門周辺に宿坊や土産物屋が多数あります。
身延山の三門からスタートです。
JR身延駅から山門まではバス・タクシーで行くことができます。
身延山の三門からスタートです。
JR身延駅から山門まではバス・タクシーで行くことができます。
山門と本堂の間に立ちはだかる大階段、菩提梯(ぼだいてい)。
全287段、高低差104mを誇る石段です。
日蓮宗の御主題である「南無妙法蓮華経」の7文字になぞらえて、踊り場で7つの区画に分けられています。

ちなみに菩提梯とは「悟りの境地に達するハシゴ」というような大意です。
山門と本堂の間に立ちはだかる大階段、菩提梯(ぼだいてい)。
全287段、高低差104mを誇る石段です。
日蓮宗の御主題である「南無妙法蓮華経」の7文字になぞらえて、踊り場で7つの区画に分けられています。

ちなみに菩提梯とは「悟りの境地に達するハシゴ」というような大意です。
石段1段分の高さは平均すると360mm超。
現代建築の階段は230mm以下で設計されているそうですので、
普段よりも意識して脚を高く上げなければなりません。

解説の看板によると、この菩提梯は寛永9年(1632)に完成しているそうです。
昔の人は足腰が強かったんだなぁ……。
石段1段分の高さは平均すると360mm超。
現代建築の階段は230mm以下で設計されているそうですので、
普段よりも意識して脚を高く上げなければなりません。

解説の看板によると、この菩提梯は寛永9年(1632)に完成しているそうです。
昔の人は足腰が強かったんだなぁ……。
菩提梯では地元の高校生らしき方が、ダッシュで上り下りしていました。
相当に足腰が鍛えられることでしょうが、運動不足な大人にはただ階段を上るだけでも骨が折れそうです……。

どうしてもムリ! な場合は、
男坂(おとこざか)、女坂(おんなざか)という迂回路もあります。
踊り場から坂道へのエスケープルート(?)もありますのでご安心を。
菩提梯では地元の高校生らしき方が、ダッシュで上り下りしていました。
相当に足腰が鍛えられることでしょうが、運動不足な大人にはただ階段を上るだけでも骨が折れそうです……。

どうしてもムリ! な場合は、
男坂(おとこざか)、女坂(おんなざか)という迂回路もあります。
踊り場から坂道へのエスケープルート(?)もありますのでご安心を。
菩提梯を登り切った正面にあるのが、
日蓮宗総本山、久遠寺(くおんじ)の本堂です。

本堂の後方に見えるのが、身延山の山頂です。
今回は、本堂裏手から山頂奥之院までの片道をロープウェイで移動します。
菩提梯を登り切った正面にあるのが、
日蓮宗総本山、久遠寺(くおんじ)の本堂です。

本堂の後方に見えるのが、身延山の山頂です。
今回は、本堂裏手から山頂奥之院までの片道をロープウェイで移動します。
久遠寺総受付の報恩閣。
法要や御朱印などはこちらで受け付けています。
本堂・祖師堂とは渡り廊下で繋がっていて、ここから上がって内拝することができます。

報恩閣の付近はシダレザクラの名所としても有名です。
久遠寺総受付の報恩閣。
法要や御朱印などはこちらで受け付けています。
本堂・祖師堂とは渡り廊下で繋がっていて、ここから上がって内拝することができます。

報恩閣の付近はシダレザクラの名所としても有名です。
本堂の裏手に周り、身延山ロープウェイに乗車。
片道7分で手軽に山頂まで行けます。

やはり、ほとんどの方が往復券を購入しているようです。
窓口にて片道切符を所望したところ、
「下山に2時間くらいかかりますが、いいですか?」とのこと。
はい。そのために来ましたので(笑)。
本堂の裏手に周り、身延山ロープウェイに乗車。
片道7分で手軽に山頂まで行けます。

やはり、ほとんどの方が往復券を購入しているようです。
窓口にて片道切符を所望したところ、
「下山に2時間くらいかかりますが、いいですか?」とのこと。
はい。そのために来ましたので(笑)。
山頂駅にはレストランや売店が併設されています。
また駅に隣接してベンチのある展望広場もあって、
天気が良ければ真正面に富士山が望めます。
山頂駅にはレストランや売店が併設されています。
また駅に隣接してベンチのある展望広場もあって、
天気が良ければ真正面に富士山が望めます。
広場から望む富士山。
御鉢の輪郭までくっきりと見えます。
広場から望む富士山。
御鉢の輪郭までくっきりと見えます。
山頂の奥之院、思親閣(ししんかく)です。
ここが身延山の最高地点で、標高1153mです。

日蓮聖人がしばしば、ここから故郷である安房国の方角を向いて両親の追慕をしたことから、「思親閣」の名が付けられたといいます。
奥之院の御朱印は、隣接する寺務所にていただくことができます。
山頂の奥之院、思親閣(ししんかく)です。
ここが身延山の最高地点で、標高1153mです。

日蓮聖人がしばしば、ここから故郷である安房国の方角を向いて両親の追慕をしたことから、「思親閣」の名が付けられたといいます。
奥之院の御朱印は、隣接する寺務所にていただくことができます。
山行当日はこの通り、そこそこの積雪がありました。
山行当日はこの通り、そこそこの積雪がありました。
奥之院から本堂までの登山道には、
東コース(表参道)と、西コース(裏参道)があります。
今回は東コースで下山するハイキングです。
奥之院から本堂までの登山道には、
東コース(表参道)と、西コース(裏参道)があります。
今回は東コースで下山するハイキングです。
歩きやすい道が続きますが、
ところどころ急坂や急カーブ、滑りやすい砂利道もあり、
気を抜くと転倒するおそれがあります。
登山靴&トレッキングポールを装備することをおすすめします。
歩きやすい道が続きますが、
ところどころ急坂や急カーブ、滑りやすい砂利道もあり、
気を抜くと転倒するおそれがあります。
登山靴&トレッキングポールを装備することをおすすめします。
東コースには1町(約109m)ごとに丁石(町石)が立っています。
奥之院からは50丁、約5.5kmの道のりです。
写真は33丁目の丁石です。
東コースには1町(約109m)ごとに丁石(町石)が立っています。
奥之院からは50丁、約5.5kmの道のりです。
写真は33丁目の丁石です。
25丁目の大光坊(だいこうぼう)。
奥之院と本堂のちょうど中間地点にある子院で、
ココから本堂までは道が舗装されています。
大光坊の境内には登拝者が利用できるトイレもあります。
25丁目の大光坊(だいこうぼう)。
奥之院と本堂のちょうど中間地点にある子院で、
ココから本堂までは道が舗装されています。
大光坊の境内には登拝者が利用できるトイレもあります。
20丁付近では、シャガの大群落の中を歩きます。
開花期にはきっと壮観な景色になることでしょう。
20丁付近では、シャガの大群落の中を歩きます。
開花期にはきっと壮観な景色になることでしょう。
木々の向こうに五重塔が見えてきました。
本堂まで、もう少しです!
木々の向こうに五重塔が見えてきました。
本堂まで、もう少しです!
本堂裏手まで戻ってきました。
いちばん右の道は奥之院東ルートの登山口で、
真ん中はロープウェイ駅への通路、
左の舗装された道は駐車場に向かう下り坂です。

今回は、ここから駐車場方面に坂を下りて、祖廟(そびょう)経由でスタート地点の三門に戻ります。
本堂裏手まで戻ってきました。
いちばん右の道は奥之院東ルートの登山口で、
真ん中はロープウェイ駅への通路、
左の舗装された道は駐車場に向かう下り坂です。

今回は、ここから駐車場方面に坂を下りて、祖廟(そびょう)経由でスタート地点の三門に戻ります。
本堂裏手にある参拝者用のお手洗い。
広い上に、とても清潔感があるキレイなトイレです。
本堂裏手にある参拝者用のお手洗い。
広い上に、とても清潔感があるキレイなトイレです。
日蓮宗開祖、日蓮聖人の御廟(祖廟)です。
厳かな空気の漂う、身延山でも最大の聖地です。
御朱印は、手前の常唱殿にていただくことができます。
日蓮宗開祖、日蓮聖人の御廟(祖廟)です。
厳かな空気の漂う、身延山でも最大の聖地です。
御朱印は、手前の常唱殿にていただくことができます。
三門に戻ってきました。
三門に戻ってきました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル カメラ
共同装備
コンロ コッヘル 食器 調理器具 ナイフ
備考 登山靴、トレッキングポールをお持ちであれば、装備しておきましょう。
(無くても大丈夫ですが、あったほうが確実に楽です)

熊の活動時期は、熊鈴なども装備品に加えることをおすすめします。
また積雪期は念のためアイゼンを用意したほうが良さそうです。

感想

日蓮宗総本山、身延山を一周するハイキングです。

本堂から奥之院のある山頂までは、ロープウェイで簡単にたどり着くことができます。
そのため今回のような、登山はロープウェイで、下山は歩きで、
といった柔軟なコース設定も可能です。

もともと参詣用の参道ですので、あまり急な傾斜はありません。
ただ、ずーっと坂道を下り続けると膝が大爆笑するので、
登山初心者であればあるほど、それなりの装備を用意したほうが安心でしょう。

信仰の山ですので、他の登山者にはもちろん、参拝客に配慮して歩く必要があります。
グループ登山では大声を出したり道幅一杯に広がったりしないように慎みましょう。

また境内は原則として飲食、喫煙は禁止です。

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