雪頭ヶ岳・節刀ヶ岳・新道峠・黒岳
- GPS
- 06:48
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,536m
- 下り
- 1,607m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れ後曇り無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・河口湖自然生活館よりハーブ館で乗り換えて根場民宿までバス利用。河口湖のバスは1時間に数本あるが、西湖のバスは1時間に1本程度なので事前に要確認。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
マーキングなど多く、ルートは分かり易い。黒岳からの下りは急傾斜の連続。転倒や滑落注意。今日の時点では登山道の凍結なし。 |
写真
感想
西湖近くの駐車場には5:30に到着。真っ暗で風も強く寒い。今年の11月は暖かかったが、12月に入ったとたん急に寒くなってきた。駐車場に到着したときの気温は4℃。北風が強くて数字以上の寒さを感じる。食事は途中の道の駅で済ませてきたので、パッキングのみして5:41にヘッドライトを点灯して出発。真っ暗だし、初めて歩くコースなので、地図をよく見て進む方向を決める。とりあえずは東入川堰堤広場を目指す。暗いが道標がそこかしこにあったので助かった。暗闇の中途中少し迷いつつも広場に到着。ここから本格的な登りになるため、着ていた防寒着をザックにしまい、身軽になって再スタート。急登が続くのでじきにあたたかくなり、ソフトシェルジャケットも脱いでザックに入れる。結局夏装備で歩く。出発から1時間ほど経つとさすがに周囲が明るくなってきてライトは消灯した。ぶなの林を登り雪頭ヶ岳を目指す。標高が上がると気温が下がるのだが、それ以外に風が樹林帯を吹いていて寒かった。動いていればなんとか耐えられたが、それでも手の先がかじかむほどの寒さだった。7:17に雪頭ヶ岳に到着。この少し手前が好展望のポイントで、ようやくすっきりとした富士山を眺めることができた。それまでは樹林越しでしか見られなかったが、ここからは冠雪した富士山を見ることができた。ここは一度来たことがあるが、やはり眺望の良い所だと再認識できた。雪頭ヶ岳からはしごを過ぎると鬼ヶ岳に7:24到着。ここも二度目。遠くにやはり雪をかぶった南アルプスが見えた。出発から1.5時間ほどだがここまで誰も見かけず、貸し切りだった。空腹も感じないし、寒くて水分も取る気分にならないため、写真だけで先に進む。ここから先金山までは一度歩いている区間。アップダウンが少なくて歩き易い。基本的には樹林帯歩きだが、葉が落ちた後なので、右手側には樹林越しではあるがずっと富士山が見える。飽きるほど見える、とさえ言えると思う。金山から分岐して、更に大石峠から分岐すると節刀ヶ岳の山頂に至る。7:55に到着。ここも無人。休憩適地だったので、富士山を眺めながら座って大休止とした。ようやくここで初めての飲食。寒いのでジャケットを羽織る。
節刀ヶ岳から先に進む際、最初誤って北西側の踏み跡をたどってしまった。数分行って違和感を感じ、地図をよく見て正しい道に戻る。分岐まで戻れば問題なし。再び緩いアップダウンが繰り返されるコースが続く。右手側には富士山が、左手側には甲府市内?が見えた。大石峠は写真撮影のみで通過。ここも富士山の好展望地だった。次の中藤山も同様。次の新道峠には、最近新設されたと思われるテラスが2か所あって、ここも富士山がよく見えた。観光客がここまで上がってくるのかもしれない。今日は右手側に富士山を見続ける山行だが、このテラスでもやはり釘付けになり、しばらく休憩しつつ眺望を楽しんだ。テラスが過ぎても細かいアップダウンが続く。大きく登りも下りもしないので、体の負担も少なくとても歩き易い。これで樹林がなくて展望が続けば最高なのだが、もし樹木がなかったら、今日に限っては風が強く、寒くて仕方なかったかもしれない。黒岳は10:30に到着。先客数名。ここも2度目だが、前回はガスが出ていて展望が得られなかった。黒岳の山頂は樹林の中だが、この先少し下ると好展望のところがあった。ここで座って休憩。今日は本当に富士見山行だ。天気は徐々に雲が出始めたものの、雨の心配はない。風は相変わらず冷たい。
黒岳山頂直下で眺望を楽しんだ後は、急坂を下山するのみ。所々ロープが張ってあって、それも使いながら下る。なかなか大変なところ。分岐で間違わないよう注意して下る。徐々に標高が下がり、河口湖の湖面に近くなる。登山口までもう少し、というところで落ち葉の下に隠れていた木の根で滑り尻餅をつく。転倒時急斜面だったのでしばらく止まらず、枯れ葉の上を少し滑落。体のダメージは全くなかったが、ザックやウェアが泥だらけになった。普段はあまり転ばないが、枯れ葉の下の木の根はうっかりすると踏んで転んでしまう。十分気をつけねば。それにしてもこの下りは急だった。もう利用したくない。尻餅があったものの無事に車道に出る。ここでストックをザックにつける。もう下界のアスファルト歩きなので要らない。ここからは2kmほど車道を歩き、バスの始発まで歩く。途中のバス停から乗ってもよかったが、事前にそこまで調べきらなかった。始発の河口湖自然生活館には12:21に到着。予定していたバスに間に合った。バス停は外国人観光客ばかりで、日本人は自分のみだった。その後西湖行きのバスの乗り換えるのだが、この乗り換え時間が3分しかなくて焦った。辛くも予定していたバスの乗れたのでよかったが、もし逃したら次のバスまで1時間待ちぼうけだった。1時間待つなら、結局バスを使わず西湖の駐車場まで歩いたほうが早いという、なんともさえないことになっていたので、無事乗れたのは本当に幸いだった。その後バスは特に大きく遅れることもなく、駐車場近くのバス停に到着し、今日の行動終了。
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