北横岳 雪は何処?
- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 719m
- 下り
- 717m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
運行休止中で閑散としています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日によってかなり違うので、全く参考にならないと思いますが…。 どこも雪はほとんど消えていて、坪庭より上で、時折登山道上に残った雪と、それが凍結した氷が現れる程度でした。朝方は気温がかなり下がりますので、霧氷が見られます。歩行については、氷の無い所に足を置くことはほぼ可能でしたので、何もつけなくても、滑らずに山頂まで行けました。 下山時は、下の方は霜が解けて一部泥濘になっており、けっこう足元が汚れてしまいました。 山頂は風が強く、防寒対策は必要です。 |
写真
感想
八ヶ岳の有名な峰々の中で、北横岳にまだ登ったことが無かったのは、きっとロープウェイがあるからだと思います。どこかに、立派な山は下から登って…という意識があって、なんとなく敬遠していたかもしれません。ところが、ヤマレコを見ていると、ロープウェイが12/16まで運休ということが判り、麦草峠も閉まっている中で、これはチャンスではないですか!そして、先週の状況から考えて山頂駅から上には雪があることも期待して、出かけました。
夜明け前のロープウェイの駐車場に着いて、ちょっと眠いから一休みと思っていましたが、冷たい外気に触れると眠気も消し飛んでしまい、夜明けとともに出発です。あたりでは、人工降雪機でスキー場の開業準備に余念がありません。登山口からはロープウェイに沿った道を登っていきますが、足元ではエノキタケのように成長した朝の霜がたくさんでした。止まると寒いので、結局そのまま山頂駅まで登り、さらに北横岳へと向かいました。
坪庭あたりから雪道にならないかな?と期待していましたが、ほぼ雪は無し。しかし、木々に霧氷が着いていて、この時期らしい雰囲気はあります。それも、晴れ渡っているだけに、成長はしていません。坪庭からの登りに入って日が差し込む場所で、やっと休憩して、頂上に備えて防寒着を着込みました。坂道を登り切って北横岳ヒュッテですが休業中。北横岳への登りで、雪の溜まったところはありましたが、氷を避けて通過。そして、寒風吹きすさぶ山頂に出ました。
いや、素晴らしい展望で、全部見えるんですね。お隣の蓼科山と同じような展望と言えば、そうなのですが、北・南・中央と雪の山々のパノラマを独占です。北峰と南峰で、僅かな距離なのに微妙に見え方が違うのも面白いです。なかなか名残惜しいのですが、さすがに強風の中なので、長居は出来ませんでした。そして、ヒュッテに戻って陽だまりのベンチでお弁当を取り出します。ポットに入れたコーヒーなどもいただきながら、至福のひと時でした。
坪庭に降りると、霜も消えて、青空の中でまるで夏山のような景色が広がっていました。そして、この広いエリアに人影が全くありません。休日のこんなに天気のいい坪庭で、一人でいることはきっとすごい事なんだろうなと思いつつ、しばらくベンチであたりの景色を眺めていました。そして、下山は降りるにしたがって、霜が解けて泥濘になってしまい、後で靴の掃除が大変だなと思ったことでした。予定とはだいぶ違ったという印象でしたが、それはそれで美しい風景を堪能出来て良かったと思います。
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