毛無山と雨ヶ岳周回
- GPS
- 06:16
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:15
天候 | 曇り時々晴れ 樹林帯は微風、稜線は弱風、時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・毛無山は登り一辺倒で急登の連続。 ・毛無山の9合目から上と雨ヶ岳までの縦走路は新雪があった。多い所で2-3cm程度なので滑り止めは要らなかったが、今後の状況によっては凍結すると思われる。 |
写真
感想
駐車場には8時頃到着。今日は遅い出発。天気は曇っているため、近くにあるはずの富士山は雲の中で見えない。準備の後8:10に行動開始。国道を渡って東海自然歩道に入る。どんな道かと思ったが、平坦で草刈りもしてあって歩き易かった。牧場の脇やキャンプ場をかすめて距離を稼ぐ。途中きれいなトイレもあって助かる。ゲート前の有料駐車場は満車状態だった。ここから少し歩いてようやく登山口に9:05到着。4kmくらい既に歩いた。ウォームアップとしては十分過ぎるだろう。そしてここから稜線まで樹林帯の急登が連続する。途中では遠くに滝が見られたが、樹林越しで写真撮影には適さなかった。ひたすら樹林帯歩きなので高度計以外に自分の位置を知る方法がないが、X合目の標識が律儀に出てくるので有りがたかった。自分のペースでは、10-15分に1つクリアしていく。樹林帯の中は風がなく、急登も相まって登っていると暑く感じた。12月とは言え登りで風がないとやはり暑い。長袖シャツ一枚で十分だった。今日は出だしが遅かったので、途中からは下山のハイカーとすれ違うようになる。いつもは待つ身だが、今日は登りなので先に進ませてもらう。五合目は10時通過。どこからかは覚えていないが、登山道の脇に最近のものと思われる雪が見られるようになった。クルマで移動していた時も遠目に山肌が白く見えたので、やはり降雪があったようだ。この雪は標高を上げると更に増え、九合目より上はほぼ雪の上を歩くようになった。積雪はあったものの、恐らく昨夜から今朝にかけて降ったと思われ、凍結はしていなかったので滑り止めは要らなかった。稜線に上がると雪道以外に樹木に雪が着いていた。樹氷と言うには今ひとつだが、それでもきれいだった。10:52に毛無山の山頂に無事到着。風もあって寒く、ガスのため展望なし。駐車場からここまで休憩なし。ザックが軽くならないので、持参した麦茶を少し飲む。食料はまだ食べる気がせず。ここまではシャツ一枚だったがさすがに寒く、ソフトシェルを羽織る。そうこうするうちにガスが取れて、気付くと富士山が見えるようになっていた。シャッターチャンス到来。ここまでただ登るだけの地味な山だったが、ようやく楽しくなってきた。
毛無山の山頂で折り返して元来た道を戻る人が多いようだったが、自分はこの後縦走路を歩く。とは言え雪があるので気が抜けない。山頂滞在もそこそこに出発。途端に人の気配がなくなるが踏み跡はあったので、降雪後に歩いた人はいるようだった。山頂を過ぎてからはしばらく樹林がないところを歩く。雲が退くと右手側に富士山が見える。止まって写真を撮ることが多くなった。樹上の雪もきれいだった。ただしこの辺りは樹木がないため風が直接体に当たり、上着を着ていても寒いし、時折強風に煽られることさえあった。緩やかな縦走路なので身の危険を感じることはなかったが、風の音が大きく聞こえた。大見岳はガスの中通過。縦走路にアップダウンはあるものの大きな登下降はないので、体力的には楽だった。下りの時雪が着いた斜面を下るので、慎重に歩く必要はあったが、それはこの時期濡れ落ち葉なら元々滑り易いので、雪でも落ち葉でも大差ないかもしれない。空は晴れたり曇ったり。歩いている限りは寒さを感じないが、止まるとやはり寒い。あまり止まらず先に進む。タカデッキを過ぎればあとのピークは雨ヶ岳だけ。このあたりは全然人を見掛けなかった。雨ヶ岳到着は12:08。積雪はこのピークの直前まで続いていた。ここも富士山の好展望地だった。誰かいるかと思ったが無人なのだった。が、この先端足峠への下りに差し掛かると、続々と登りのハイカーとすれ違った。時間的に雨ヶ岳までだろうか。展望が良いので人気の山なのかもしれない。端足峠へ下り始めると、左手には本栖湖が見えるようになる。正面には竜ヶ岳。ここは去年登った。スリップに注意しつつ下り、少し登り返すと端足峠へ12:58に到着。稜線歩きはここで終了。そして今日2度目の大休止。出発からここまで食料はひとかけらも口にしていなかったので、持参したロールパンを1.5個食べる。麦茶も少し飲むが気温が低く寒いので、あまり減らない。水筒の中身は200ccくらいしか減らなかった。
端足峠から先はしばらくつづら折れの下り。濡れ落ち葉なら嫌だなと思っていたが、常緑樹林帯で落ち葉が少なく滑ることはなかった。下り切ると朝と同様東海自然歩道に至る。あとはほとんど平地の歩きをこなして駐車場に戻るだけだが、案外長い。良く整備された自然歩道で、途中には吊り橋もあった。駐車場には14:23に到着、6時間ほどのハイキングだった。
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