夏焼城ヶ山からオオキツネノカミソリの大栗山
- GPS
- 07:13
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 746m
- 下り
- 745m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 7:11
参考程度にしてください。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最寄IC 力石(猿投グリーンロード)から国道153号(飯田街道)を走り、道の駅「どんぐりの里いなぶ」を過ぎてすぐ、信号「稲武」で国道257号へ右折して数百mで左手にトイレのある大井平公園駐車場(普通車4台)と右手側に広い駐車場。 【多治見(自宅)から】 最寄IC 恵那(中央道)から国道257号を走り、国道153号との交差点・信号「稲武」を直進して数百mで左手にトイレのある大井平公園駐車場(普通車4台)と右手側に広い駐車場。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特にありません。 前半は作業道などの分岐がいくつもありますが、道標がしっかりありますのでそれに従えば問題ありません。 舗装道路・林道・植林歩きも多い、いわゆる里山ハイキングです。 |
その他周辺情報 | 道の駅「どんぐりの里いなぶ」に温泉あり。 http://www.dongurinosato.com/ |
写真
感想
天候不順・仕事などで今年のお盆休みは山行なしのまま最終日となってしまいました。
せめて1日くらいは歩いておきたいとヤマレコの記録を検索していると、この時期オオキツネノカミソリが見頃を迎えるという近場のこの山をみつけました。
レコを参考にさせていただきましたユーザーの皆様、ありがとうございます。
【大井平公園P〜浅間神社分岐】
この夏もアルプスなどあちこちの山を飛び回っている山友と現地待ち合わせ。午後からは怪しい天気予報のため近場の山にしては朝早い集合でしたが、大井平公園Pに到着するとすでに山友はお待ちかね。
この暑い時期他に来る人もないだろうと思っていたら、こんな朝早くから単独男性がやってこられてさっさと出発されていきました。
我々も準備をしてスタートです。駐車場からすぐ石段を上がりますが夏焼城ヶ山の道標は見当たりません。が、シャクナゲ園の案内の方へ進むとすぐに城ヶ山遊歩道の道標が見つかりました。以降、要所で道標がしっかりしていますのでそれに従って行けば迷うところはありません。
シャクナゲ園を抜けると未舗装の林道に出合います。夏草に隠れるように道標がありました。ここからしばらくの林道歩き。
道脇にはキンミズヒキ・キク系の花などありふれた晩夏の花達が見られ、撮影を試みますが新しく導入した○anonのコンデジがピントを合わせてくれません(-_-;) 今回で3度目の使用となりますが、マクロモードでの撮影がなかなかうまくできないのです。やはり花の撮影の多い山行では重くてもデジイチが私には使い勝手がいいようです。(設定でフォーカスエリアを小にすれば、小さな花にもピントが合うことがわかりました。でも花の撮影のたびに切り替えるのはやはり面倒と言わざるを得ません。)
そうこうしながら浅間神社がすぐ下に見える分岐にやってきました。
【浅間神社分岐〜夏焼城ヶ山】
さらに林道をいくと簡易トイレがあります。左手に城ヶ山の道標が立ち、林道を離れ夏焼城ヶ山への登山道となります。
案外急なところもある道脇にはミヤマママコナが最盛期。でもやっぱり満足な写真は1枚も撮れず。大きなキノコやタマジサイなんかにはバッチリピントが合うんですが。
山頂が近づいたところで先発した単独男性が下山してきました。夏焼城ヶ山のピストンのみだったようです。
傾斜が緩みしばらくで夏焼城ヶ山(889m)山頂に到着しました。丸太のベンチもある広めの山頂です。
晴れていれば御嶽山や恵那山、大川入山など眺望が得られるようですがこの日はあいにくの空模様で残念でした。
この先くつろげるような広場はないということで、山友から差し入れのゼリーをいただき互いの夏山報告会などで大休止。夏山報告会といっても、こちらはほとんど行けてないので山友の報告をうらやましく聞かされるだけでしたが(^^ゞ
【夏焼城ヶ山〜サンガ坂登山口】
さて、今日は午前中ハイクの予定でランチの用意がないので、そろそろ先へ向かいましょう。
里山らしい樹林の尾根を緩やかにアップダウンを繰り返しながら進みます。あまり見たことのないキノコがあちこちに出ていて、秋の近いことを告げています。コース分岐となっているブナの木峠を過ぎ、月ヶ平方面へ下っていくと舗装された林道・中田和線に下り立ちます。サンガ坂登山口の道標がありました。
【サンガ坂登山口〜月ヶ平】
すこし舗装林道を進むと1組のご夫婦ハイカーと出会いました。大栗山から来て、夏焼城ヶ山までのピストンだそう。周回コースでの長い県道歩きを嫌ってのことだとか。
道標に従い再び登山道へ入ると、これまでの植林主体の道から一転して自然林が清々しい広々とした道になりました。緩やかな丘が重なるような地形で、その分ここだけは目印をしっかり見て進む必要があります。
やがてまた植林主体のその分明確な登山道となり、ひと登りで月ヶ平に到着。なんてことのないところで見晴らしもありませんが、三角点ピーク(937.7m)です。
【月ヶ平〜大栗山】
月ヶ平からどんどん下ってまたまた舗装林道に出ました。札場峠です。ここは横断するのみで、いよいよ大栗山への登りとなります。
尾根は何度かクランクしたりしますが、道標がしっかりありますので心配ありません。
いったん登りつめて少し下ると唐突に大栗山山頂の道標がありました。尾根の途中のような全然ピークらしくない山頂です。解せないのは道標にある標高915mの表記。地形図・GPSで見る限り、950m以上ある地点なのに…。
【オオキツネノカミソリ群生地】
大栗山からほんのちょっと下ったところがオオキツネノカミソリ群生地でした。想像していたよりも規模の大きなものでなかなか見ごたえがあります。蕾も多く、すべてが開花すればかなりの群生感があることでしょうね。周囲と中央に観賞用の遊歩道があり、時間をかけて楽しみました。
県道から近くなので、当然ハイカーでない観光客もいます。でも道はぬかるんで滑りやすく、それなりに登り坂なのである程度のハイキングシューズ・ストック持参が安全かも。
【大栗山〜県道80号出合〜大井平公園P】
群生地から群生地入口となる県道80号出合までの道にも晩夏の花々があり目を楽しませてくれました。この夏はほとんど山に行けてなかったのでヤマジノホトトギスは今年お初でした。
県道に出るとオオキツネノカミソリを見に来た観光客の車がたくさんありました。しかし我々は今回のコースでは歩き足りないのでは?という理由でここに一台を置車しなかったので県道を歩いて戻ります。
でも川沿いの県道にはいろいろな花が咲いており、フシグロセンノウの白花も初めて見られたりと退屈しませんでした。
ただ想定外だったのが、予報から曇り空の下を涼しく歩くはずだった県道で夏の陽射しにあぶられることになったことでした。
終わってみれば半日ハイクのはずが、結局たっぷり1日近く楽しんでしまったのでした。
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