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Yamareco

記録ID: 4979816
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

権現岳

2022年12月04日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
ふくろう伯爵 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:21
距離
13.5km
登り
1,455m
下り
1,438m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:27
休憩
0:52
合計
8:19
距離 13.5km 登り 1,455m 下り 1,456m
6:39
6:41
3
6:56
6:57
79
8:48
32
9:20
9:27
2
9:29
9:37
72
10:49
2
10:51
11:11
0
11:11
11:12
1
11:13
36
11:49
5
11:54
21
12:15
12:16
30
13:53
14:04
9
14:16
15
14:33
ゴール地点
天候 早朝〜昼 晴れ
午後 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天女山駐車場へ通じる県道620号はゲート閉鎖されていますが、ゲート付近に駐車場スペースあり、10台弱くらい駐車可能です。さすがにこの時期に登る人は少ないのか、日曜早朝だとスカスカでした。(6:30着くらいで先に1台だけ)。
コース状況/
危険箇所等
東側斜面で日光がよく入り、苔などはなく比較的乾いています。前三ツ頭の直前くらいから登山道の積雪が現れ、前三ツ頭から先では積雪・凍結箇所しばしば。チェーンスパイクを装着して進みました。三ツ頭までのピストンであればスパイクなしでも何とかなりますが、そこから先の権現岳方面はスパイクがないと危険です。雪がない箇所も多く、6爪アイゼンだと爪が引っかかってしんどいと思われます。ピッケルはまだ不用。
稜線は爆風。ソフトシェルまで含めた冬服でちょうどよい感じです。バラクラバ必須(ないと寒さで鼻もげそう)。ゴーグルもあった方がいいかも(冷たすぎて眼が痛い)。
その他周辺情報 帰りは甲斐大泉温泉でゆったり浸って帰りました。大人一人850円。
天女山駐車場へ向かう県道620号は封鎖。周りに駐車場スペースあり10台ほど停められそう。
トイレはなく近くにコンビニもありません。我々は小淵沢インターで降りましたが、その近くのコンビニが最終でした。
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天女山駐車場へ向かう県道620号は封鎖。周りに駐車場スペースあり10台ほど停められそう。
トイレはなく近くにコンビニもありません。我々は小淵沢インターで降りましたが、その近くのコンビニが最終でした。
整備された道を歩きます。
2022年12月04日 06:27撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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整備された道を歩きます。
天女山手前の休憩スポット
2022年12月04日 06:37撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 6:37
天女山手前の休憩スポット
遠くにフッジサーン/^o^\
2022年12月04日 06:38撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 6:38
遠くにフッジサーン/^o^\
空が明るくなってきました。
2022年12月04日 06:40撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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空が明るくなってきました。
手入れされた木々の間を抜けて行きます。
2022年12月04日 06:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 6:49
手入れされた木々の間を抜けて行きます。
ご来光。ふつくしい…
2022年12月04日 06:53撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 6:53
ご来光。ふつくしい…
天の河原
2022年12月04日 06:54撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 6:54
天の河原
ご来光&フッジサーン/^o^\
空の色がきれい。
2022年12月04日 07:13撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 7:13
ご来光&フッジサーン/^o^\
空の色がきれい。
進行方向に対して、背中の方から日が差してきます。落葉して日光がよく差し込むせいか、前三ツ頭に上がるまでの登山道の雪はほとんど残っておらず、足下に不安なく進めます。
2022年12月04日 07:23撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 7:23
進行方向に対して、背中の方から日が差してきます。落葉して日光がよく差し込むせいか、前三ツ頭に上がるまでの登山道の雪はほとんど残っておらず、足下に不安なく進めます。
ゴロに足取られます。
2022年12月04日 08:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/4 8:22
ゴロに足取られます。
前三ツ頭の手前。徐々に雪が増えてきます。まだチェーンスパイクなしでもなんとかなる程度。
2022年12月04日 08:48撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 8:48
前三ツ頭の手前。徐々に雪が増えてきます。まだチェーンスパイクなしでもなんとかなる程度。
北守市と、鳳凰三山とか南アルプスの面々がよく見えます。
2022年12月04日 08:48撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 8:48
北守市と、鳳凰三山とか南アルプスの面々がよく見えます。
広角で、富士山と南アルプスとのツーショット。この時間はまだ雲も少なく良い青空。
2022年12月04日 08:56撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 8:56
広角で、富士山と南アルプスとのツーショット。この時間はまだ雲も少なく良い青空。
ワイルドな霜柱。
2022年12月04日 09:01撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 9:01
ワイルドな霜柱。
至る所から霜柱。道の上に生えてるのは踏むとシャリシャリして楽しい。
2022年12月04日 09:10撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/4 9:10
至る所から霜柱。道の上に生えてるのは踏むとシャリシャリして楽しい。
だんだん積雪が増えてきます。
2022年12月04日 09:17撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/4 9:17
だんだん積雪が増えてきます。
三ツ頭。奥が今日のメインテーマの権現岳です。
2022年12月04日 09:29撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 9:29
三ツ頭。奥が今日のメインテーマの権現岳です。
碑。
2022年12月04日 09:29撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 9:29
碑。
みんな大好き赤岳さん。積雪はまだなく、山肌は赤いです。
2022年12月04日 09:44撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 9:44
みんな大好き赤岳さん。積雪はまだなく、山肌は赤いです。
三ツ頭って、三つの山の頭が見えるから三つ頭なんでしょうかね。
2022年12月04日 09:53撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 9:53
三ツ頭って、三つの山の頭が見えるから三つ頭なんでしょうかね。
三つ頭から権現岳へ。このころから本格的に雪が増えてきます。
2022年12月04日 10:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 10:12
三つ頭から権現岳へ。このころから本格的に雪が増えてきます。
凍結箇所はがっつりアイスバーン。スパイクなしでは辛いです。
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凍結箇所はがっつりアイスバーン。スパイクなしでは辛いです。
振り返って三ツ頭方面。登山道だけが窪地で雪が溶け残るので、そこだけ白くなるので分かりやすいです。
2022年12月04日 10:21撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 10:21
振り返って三ツ頭方面。登山道だけが窪地で雪が溶け残るので、そこだけ白くなるので分かりやすいです。
権現岳山頂?のオヤシロサマ。山頂的な案内板も何もなく、本当に山頂なのか自信がないけど、多分山頂。
2022年12月04日 10:35撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 10:35
権現岳山頂?のオヤシロサマ。山頂的な案内板も何もなく、本当に山頂なのか自信がないけど、多分山頂。
赤岳絶景ポイントを探してもう少し進みます。進行方向左手下に権現小屋。
2022年12月04日 10:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/4 10:49
赤岳絶景ポイントを探してもう少し進みます。進行方向左手下に権現小屋。
撮影ポイント(旭岳、たぶん)に到着。
2022年12月04日 10:51撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 10:51
撮影ポイント(旭岳、たぶん)に到着。
権現岳
2022年12月04日 10:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 10:52
権現岳
旭岳から見る赤岳さん、イケメンです。僕の次くらいにイケメン。
2022年12月04日 11:02撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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12/4 11:02
旭岳から見る赤岳さん、イケメンです。僕の次くらいにイケメン。
バラクラバって忍者っぽいですよね。ニンニン。
2022年12月04日 11:03撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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12/4 11:03
バラクラバって忍者っぽいですよね。ニンニン。
旭岳での気温です。日が当たるところで-2℃くらいです。稜線は絶えず爆風か吹き付けててクッソ寒い。
道中一番冷えたのが三ツ頭あたりで-5℃。
2022年12月04日 11:04撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 11:04
旭岳での気温です。日が当たるところで-2℃くらいです。稜線は絶えず爆風か吹き付けててクッソ寒い。
道中一番冷えたのが三ツ頭あたりで-5℃。
ガチ冬靴に対してチェーンスパイクというアンバランスさ。でも稜線に出てからも7割が岩で、一部クサリ・岩登りがあるので、6爪も12爪も持て余すと思います。振り返ってみてもたぶん最適解だと思いました。
2022年12月04日 11:04撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 11:04
ガチ冬靴に対してチェーンスパイクというアンバランスさ。でも稜線に出てからも7割が岩で、一部クサリ・岩登りがあるので、6爪も12爪も持て余すと思います。振り返ってみてもたぶん最適解だと思いました。
帰りもアイスバーン。落ちたら死ぬ側は風上なので、風に煽られての転落はなさそう。
2022年12月04日 11:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 11:12
帰りもアイスバーン。落ちたら死ぬ側は風上なので、風に煽られての転落はなさそう。
三ツ頭と富士山がきれいに重なる
2022年12月04日 11:19撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 11:19
三ツ頭と富士山がきれいに重なる
下山も凍結注意。とはいえ前三ツ頭を過ぎれば雪はほぼなくなるので、スパイクは外していつもの下山スタイルへ。
2022年12月04日 11:55撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 11:55
下山も凍結注意。とはいえ前三ツ頭を過ぎれば雪はほぼなくなるので、スパイクは外していつもの下山スタイルへ。
風にさらされて木が可哀相なことに。
2022年12月04日 12:10撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 12:10
風にさらされて木が可哀相なことに。
下山時は予報通り雲が出てきました。一番おいしい時間帯にピークハントできたので良かったです。
2022年12月04日 12:41撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 12:41
下山時は予報通り雲が出てきました。一番おいしい時間帯にピークハントできたので良かったです。
天女山駐車場。ゲートが封鎖されてない時期はここまで車で来られます。
2022年12月04日 14:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 14:12
天女山駐車場。ゲートが封鎖されてない時期はここまで車で来られます。
天女山の横を通過して駐車スペースまで戻ります。よく整備してくださって歩きやすいです。天女山のトイレは封鎖。
2022年12月04日 14:14撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/4 14:14
天女山の横を通過して駐車スペースまで戻ります。よく整備してくださって歩きやすいです。天女山のトイレは封鎖。

感想

赤岳が見たいと初冬の権現岳へ。観音平からのルートは閉鎖されているとのことで、天女山側からのアタック。ただでさえロングコースなのに天女山も車両ゲートは閉鎖されてゲートからの歩行となり、さらに歩行距離が伸びるというオプション付き。最近体重が増え気味なので、きっと天女サンからのサービスですね。嬉しくて涙が出る!

先人達の記録を参考に装備をチョイス。登山口までは12爪アイゼンも持ってきていたのですが、これはお留守番に。逆にソフトシェルは保険のつもりで持ってきていましたが、登山口からすでに寒すぎて着込んでからスタートしました。靴は冬服でしたが、これは別に夏靴でも良さそうでした。ピッケルは最初から持ってこず、ポールは持っていったものの使わずじまい。冬山用の二重手袋も持ってはいましたが、インナー手袋だけで始終済みました。たぶん普通の手袋でOK。汗冷え予防のために最下層はミレ網。

スタートは凍える寒さなものの、歩行開始後は熱が籠もってくるのでこまめにアウター脱ぎ着して調整。前三ツ頭に上がるまではほぼ雪なし、風もなし。しかし稜線に出たところで打って変わって氷点下の爆風、それまでに火照った身体から嘘のように体温を奪っていきました。手早くシェルとバラクラバを被り、稜線からは雪が増えてきたので早めにチェーンスパイクを装着。

三ツ頭で正面にそびえ立つ権現岳に怯みましたが、地図上では大したことのない距離。行けるところまで行って無理なら引き返そうと思いましたが、意外とすんなり進めました。権現岳を越え、旭岳まで行って赤岳と記念撮影。天気もなんとか持ちました。
復路は足元の凍結回廊に注意しつつ同じ道を戻りました。進行方向にはずっと富士山が見えており、視界の中で主張し続けます。もう富士山、君しか見えない。これって、恋?
振り返ると赤岳方面には厚い雲が上がってきました。浮気心に対して波乱の予感? いえいえ、天気予報通りです。

前三ツ頭を過ぎると風も止み、稜線から下りたところでシェルとスパイクを外して快適下山です。前三ツ頭から下りるところは急坂ですが、それ以外は比較的緩やかな道で、ゴロにだけ足を取られないように注意しながら下りてきました。泥も苔もなく、藪も払ってくれてて歩きやすい道でした。

駐車スペースまで戻って、たぶん我々は早く下りた組と思われましたが、他に3台ほどでスペースはだいぶ余裕あり。近くの温泉に寄って汗と疲れを落として帰路につきました。

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