権現岳
- GPS
- 08:21
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:19
天候 | 早朝〜昼 晴れ 午後 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東側斜面で日光がよく入り、苔などはなく比較的乾いています。前三ツ頭の直前くらいから登山道の積雪が現れ、前三ツ頭から先では積雪・凍結箇所しばしば。チェーンスパイクを装着して進みました。三ツ頭までのピストンであればスパイクなしでも何とかなりますが、そこから先の権現岳方面はスパイクがないと危険です。雪がない箇所も多く、6爪アイゼンだと爪が引っかかってしんどいと思われます。ピッケルはまだ不用。 稜線は爆風。ソフトシェルまで含めた冬服でちょうどよい感じです。バラクラバ必須(ないと寒さで鼻もげそう)。ゴーグルもあった方がいいかも(冷たすぎて眼が痛い)。 |
その他周辺情報 | 帰りは甲斐大泉温泉でゆったり浸って帰りました。大人一人850円。 |
写真
感想
赤岳が見たいと初冬の権現岳へ。観音平からのルートは閉鎖されているとのことで、天女山側からのアタック。ただでさえロングコースなのに天女山も車両ゲートは閉鎖されてゲートからの歩行となり、さらに歩行距離が伸びるというオプション付き。最近体重が増え気味なので、きっと天女サンからのサービスですね。嬉しくて涙が出る!
先人達の記録を参考に装備をチョイス。登山口までは12爪アイゼンも持ってきていたのですが、これはお留守番に。逆にソフトシェルは保険のつもりで持ってきていましたが、登山口からすでに寒すぎて着込んでからスタートしました。靴は冬服でしたが、これは別に夏靴でも良さそうでした。ピッケルは最初から持ってこず、ポールは持っていったものの使わずじまい。冬山用の二重手袋も持ってはいましたが、インナー手袋だけで始終済みました。たぶん普通の手袋でOK。汗冷え予防のために最下層はミレ網。
スタートは凍える寒さなものの、歩行開始後は熱が籠もってくるのでこまめにアウター脱ぎ着して調整。前三ツ頭に上がるまではほぼ雪なし、風もなし。しかし稜線に出たところで打って変わって氷点下の爆風、それまでに火照った身体から嘘のように体温を奪っていきました。手早くシェルとバラクラバを被り、稜線からは雪が増えてきたので早めにチェーンスパイクを装着。
三ツ頭で正面にそびえ立つ権現岳に怯みましたが、地図上では大したことのない距離。行けるところまで行って無理なら引き返そうと思いましたが、意外とすんなり進めました。権現岳を越え、旭岳まで行って赤岳と記念撮影。天気もなんとか持ちました。
復路は足元の凍結回廊に注意しつつ同じ道を戻りました。進行方向にはずっと富士山が見えており、視界の中で主張し続けます。もう富士山、君しか見えない。これって、恋?
振り返ると赤岳方面には厚い雲が上がってきました。浮気心に対して波乱の予感? いえいえ、天気予報通りです。
前三ツ頭を過ぎると風も止み、稜線から下りたところでシェルとスパイクを外して快適下山です。前三ツ頭から下りるところは急坂ですが、それ以外は比較的緩やかな道で、ゴロにだけ足を取られないように注意しながら下りてきました。泥も苔もなく、藪も払ってくれてて歩きやすい道でした。
駐車スペースまで戻って、たぶん我々は早く下りた組と思われましたが、他に3台ほどでスペースはだいぶ余裕あり。近くの温泉に寄って汗と疲れを落として帰路につきました。
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