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Yamareco

記録ID: 498168
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

★「北穂で凧を揚げよう」 プロジェクト

2014年08月19日(火) ~ 2014年08月21日(木)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
Tad その他3人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
54:47
距離
35.5km
登り
1,884m
下り
1,873m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:55
休憩
0:09
合計
7:04
距離 16.0km 登り 902m 下り 110m
7:23
5
スタート地点
7:28
9
8:18
8:25
4
9:16
25
11:04
11:05
65
12:10
137
2日目
山行
3:48
休憩
0:04
合計
3:52
距離 1.9km 登り 808m 下り 19m
6:25
4
6:29
6:30
197
9:47
9:48
8
9:56
9:58
19
3日目
山行
7:43
休憩
0:22
合計
8:05
距離 17.6km 登り 169m 下り 1,758m
6:06
4
6:10
6:11
0
6:16
110
8:06
8:14
5
8:19
86
9:45
53
10:38
10:51
66
12:24
41
13:22
34
14:04
6
14:10
ゴール地点
天候 19日:晴れ のち 曇り
20日:曇り
21日:曇り 時々 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
橋に一番近い梓大駐車場利用
タクシー: 沢渡〜上高地 \1,050/人
コース状況/
危険箇所等
上高地〜横尾: ほぼ平坦 林間を歩く
横尾〜涸沢: 沢沿いの登山道 本谷橋から30分ほどはやや急登
涸沢〜北穂山頂: 岩稜の急登 南陵への取付きにやや長い鎖場 それより上は十分注意が必要
その他周辺情報 ■登山ポスト: 上高地インフォメーションセンターにあり
■入浴: 沢渡大橋近く 梓の湯 720円/人
【1日目】
上高地を出発
2014年08月19日 07:21撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 7:21
【1日目】
上高地を出発
梓川の水量、やっぱりちょっと多いかな?
2014年08月19日 08:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
8/19 8:05
梓川の水量、やっぱりちょっと多いかな?
アサギマダラ 結構見かけた
花はフジバカマかな
2014年08月19日 08:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
8/19 8:52
アサギマダラ 結構見かけた
花はフジバカマかな
徳澤を通過
2014年08月19日 09:12撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
8/19 9:12
徳澤を通過
横尾で大休止
2014年08月19日 11:04撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 11:04
横尾で大休止
雨上がりなのか屏風岩の中腹の岸壁は光っていた
2014年08月19日 11:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 11:59
雨上がりなのか屏風岩の中腹の岸壁は光っていた
本谷の水量は少し多い
2014年08月19日 12:12撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 12:12
本谷の水量は少し多い
カールが近づき、沢が登山道に沿って流れる
2014年08月19日 13:54撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 13:54
カールが近づき、沢が登山道に沿って流れる
やっと涸沢小屋との分岐点
2014年08月19日 14:19撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 14:19
やっと涸沢小屋との分岐点
着いた! 涸沢ヒュッテに泊るのは初めて
2014年08月19日 14:28撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 14:28
着いた! 涸沢ヒュッテに泊るのは初めて
お疲れ様! (写真はOさん提供)
2014年08月19日 15:12撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
3
8/19 15:12
お疲れ様! (写真はOさん提供)
テラスの周りは人がいっぱい
2014年08月19日 15:14撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/19 15:14
テラスの周りは人がいっぱい
夕方は低い雲の隙間から夕日が差し込んでカールが染まる
2014年08月20日 05:19撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7
8/20 5:19
夕方は低い雲の隙間から夕日が差し込んでカールが染まる
【2日目】
稜線はガスの中だが、登るには好都合
2014年08月20日 06:21撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
8/20 6:21
【2日目】
稜線はガスの中だが、登るには好都合
1時間足らずでずいぶん登って来た
2014年08月20日 07:12撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
8/20 7:12
1時間足らずでずいぶん登って来た
前穂の辺り、稜線が見えてきた
2014年08月20日 07:36撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
8/20 7:36
前穂の辺り、稜線が見えてきた
南陵への取付きの長い鎖場
2014年08月20日 07:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
8/20 7:59
南陵への取付きの長い鎖場
ひと休み
2014年08月20日 08:56撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/20 8:56
ひと休み
奥穂方面への分岐
頂上はもうすぐ
2014年08月20日 09:55撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/20 9:55
奥穂方面への分岐
頂上はもうすぐ
着いた! 北穂頂上
まだ周囲はガスの中
2014年08月20日 10:10撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5
8/20 10:10
着いた! 北穂頂上
まだ周囲はガスの中
北穂小屋へ
2014年08月20日 10:18撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/20 10:18
北穂小屋へ
夕方になって風が動き、ガスがしだいに晴れてきた
2014年08月20日 18:16撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/20 18:16
夕方になって風が動き、ガスがしだいに晴れてきた
槍方面
2014年08月20日 18:29撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/20 18:29
槍方面
笠ヶ岳方面
2014年08月20日 18:30撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
8/20 18:30
笠ヶ岳方面
奥穂・ジャンダルムも顔を出す
2014年08月20日 18:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4
8/20 18:45
奥穂・ジャンダルムも顔を出す
夜中も前半は晴れていた
槍を掬おうとする北斗七星の柄杓
2014年08月20日 22:01撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7
8/20 22:01
夜中も前半は晴れていた
槍を掬おうとする北斗七星の柄杓
【3日目】
日の出前、上層部には雲があるが、稜線の高さは見通しが良い
2014年08月21日 04:48撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4
8/21 4:48
【3日目】
日の出前、上層部には雲があるが、稜線の高さは見通しが良い
遠く富士山も見えている
2014年08月21日 04:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
8
8/21 4:52
遠く富士山も見えている
涸沢も起きたかな?
2014年08月21日 04:54撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 4:54
涸沢も起きたかな?
小屋を後に
2014年08月21日 05:55撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 5:55
小屋を後に
常念と浅間山
2014年08月21日 05:56撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5
8/21 5:56
常念と浅間山
OさんとSさん
2014年08月21日 06:14撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
8/21 6:14
OさんとSさん
前にツアーの一団がいて渋滞中
2014年08月21日 06:16撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 6:16
前にツアーの一団がいて渋滞中
涸沢へ向かって急降下
2014年08月21日 06:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 6:32
涸沢へ向かって急降下
南陵取付きの鎖場を通過し終えて、少し緊張が解けたところ
2014年08月21日 07:04撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
8/21 7:04
南陵取付きの鎖場を通過し終えて、少し緊張が解けたところ
涸沢小屋で小休止する
2014年08月21日 07:55撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
8/21 7:55
涸沢小屋で小休止する
前穂の頂が出てきそう
2014年08月21日 08:13撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 8:13
前穂の頂が出てきそう
カールの底から吊尾根を見上げる
2014年08月21日 08:19撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
6
8/21 8:19
カールの底から吊尾根を見上げる
北穂
既に秋の空?
2014年08月21日 08:21撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5
8/21 8:21
北穂
既に秋の空?
横尾へ向かってひたすら歩く
2014年08月21日 08:43撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 8:43
横尾へ向かってひたすら歩く
行きとは変わって晴天下の屏風岩
2014年08月21日 09:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
8/21 9:52
行きとは変わって晴天下の屏風岩
何とか横尾まで戻って来た
2014年08月21日 10:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 10:35
何とか横尾まで戻って来た
心なし梓川の流れも穏やかになったか?
2014年08月21日 10:36撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 10:36
心なし梓川の流れも穏やかになったか?
まだまだここからが遠い…
2014年08月21日 11:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 11:35
まだまだここからが遠い…
もう足が棒になる頃に上高地到着
2014年08月21日 14:02撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
8/21 14:02
もう足が棒になる頃に上高地到着
今日も無事下山
疲れたけど、楽しかった
2014年08月21日 14:05撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
8/21 14:05
今日も無事下山
疲れたけど、楽しかった

感想

KAP(Kite Aerial Photography --- 凧に吊るしたカメラで上空から写真を撮る)を熱心に進めているMさんを中心に、「北穂高山頂で凧を揚げて凄い写真を撮ろう」という話が出来上がったのが昨年末。
台風11号接近で一度延期されたもののいよいよ決行することになった。
(KAPのトライアルを丹沢三ノ塔で行った時のレポート --> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-381865.html

【1日目】
メンバーはMさんのほか、OさんとSさんを加えた4名。沢渡から上高地までタクシーで入り、7時半前に上高地を出る。

空は晴れているが稜線にはガスが纏わりついて頂上は見えない天気。暑くないのは助かる。
順調に歩を進め、横尾からいよいよ登山道へ。本谷橋からの急登で結構メゲてくるが、何とか頑張って2時半に涸沢ヒュッテに到着。

上空のガスは依然として取れず穂高の稜線は見えないが、テラスでビールで乾杯して疲れを癒す。
夕食後も談話室で少し飲むが、明朝は早いので8時過ぎに切り上げて床に就く。

【2日目】
相変わらず稜線にガスのかかるはっきりしない天気だが、登る時に日差しがあると辛いから頂上に着いた後に晴れればちょうど良い、と都合よく考えて出発。

昨日とは打って変った急登でグングン高度を上げていく。1時間半ほどで長めの鎖場を通過して南陵に取りつく。
ここからは頂上まで標高差400m、やせ尾根上の岩稜の道をひたすら登る。疲れも出てきて15分から30分毎に休憩を取りながらゆっくり進む。

登るにつれてガスが動き、少しずつ青空も覗くようになったので期待したが、結局到着した頂上は真っ白なガスの中だった。
時間はまだ早いが小屋の受付をして部屋でくつろぎながら晴れるのを待つ。午後になっても一向に回復しないので、Mさんは凧を持って頂上へ出かけていくが、風が落ち着かずうまく上がらなかった模様。(Oさん提供の動画参照)




こうなれば後は夕方以降の景色に期待するしかないが、ガスが晴れる気配は全くない。
ところが夕食を食べ終わった頃に急に風が出てガスが流れ、少しずつ青空が見え始める。慌ててカメラと三脚を持って頂上へ行き、目まぐるしく変わる三方の景色を撮影する。

日が沈むとガスはすっかり下がり、上空の雲も殆どなくなって頭上を南から北へ渡る天の川が美しい。
小屋の灯が落ちてから、槍ヶ岳に向かって水を掬うように下りて行く北斗七星を11時頃まで撮影してから床に就く。

【3日目】
夜中に目を覚まして外を見ると登って来た月がきれいだったが、朝起きてみると上空には厚い雲。
ところが稜線の高さはかなり遠くまで雲がなくて、遠く富士山まで見通せる良い天気になる。

朝食を済ませ、6時頃に小屋を出て下山開始。穂高の景色を楽しみながら2時間で涸沢まで下り、さらに2時間余りで横尾に戻り、ここでお昼を摂る。
一挙に標高差1500mを下りてきたのでかなり疲れているが、ほんとうに疲れるのはここからの水平な11kmの道。棒のようになった足を引き摺り、徳澤、明神と一休みしながら歩くが、最後にはみんな無口になって黙々と進むだけ。

北穂を出て8時間でようやく上高地に到着して無事に山行を終える。

第一目的だった凧は残念ながら揚げられなかったが、頂上では最後に素晴らしい景色を堪能できたし、4人で大きな支障もなく下山することができて楽しい山行だった。

 
※ Tadが所属する山岳写真グループ「山岳写真ASA」の
    HPはこちら ⇒ http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/
    山行ブログはこちら ⇒ http://sangakuasa.blog130.fc2.com/


 

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