八幡岳《九州百名山》
- GPS
- 03:25
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 737m
- 下り
- 733m
コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている |
写真
感想
佐賀駅でレンタカーを借り、西多久町板屋の船山キャンプ場の駐車場に止めた。2台の車が止められていたが展望広場にも人の気配はなかった。4等三角点「中桁」があり厳木川を挟んで天山(1,046m)があり、その麓の厳木ダムが真正面に望めた。その左手には今年10月に登った作礼山(664m)が横たわっていた。南方向を見ると多良岳(996m)や雲仙岳(1,488m)が望めた。展望広場の北側には中桁池があり池畔まで行ってみると堰堤の延びる溜池だった。
「女山→」の標識に従って登山道に入るが入口が不明瞭で少し戸惑った。所々倒木があるもののしっかりした道で多久市と唐津市境の稜線となりピークに達すると女山へ0.1劼了愼撹犬あった。稜線を離れて北に飛び出し、女山(695m)山頂に到るとメサの台地に電波塔群が角をはやした八幡岳が望め、反対方向には天山方向が開け素晴らしい展望が得られた。別名を「船山」というが山頂標識は「女山」だけだった。藪の中に石仏の収められた祠があり信仰の山であったことが偲ばれる。分岐に戻り南に進むと舟山三角点のピークだが直前で折り返すように北西に下ってしまう。藪に突入してピークを目指すと茨も蔓延り歩き難い。ピークには謎の石垣がありその先に3等三角点「舟山」(645m)が埋もれそうになっていた。藪から出てくるとストックの先がない。木に引っ掛けて強引に引っ張ったときに抜けてしまったようで、また藪の中に回収に行った。
先に行っている同行者を追い掛けるがロスタイムが大きく、P634を越えて漸く追い付いた。なだらかな道を下り林道に達したと思った処は地形図にない林道でまたもや混乱してしまった。八幡岳キャンプ場から再び登山道となりすぐに車道と交差した。此の道は山頂の電波塔の作業道でもう一度接近し、2回目に接近するときは作業道に出て車道歩きとなり山頂直前まで上がった。最後は電波塔のフェンスの縁の急斜面を這い登り八幡岳(764m)山頂に達した。
八幡岳(764m)山頂には2等三角点「女岳」があり、縦走してきた女山の展望が利き左側には作礼山、天山を従えていた。北の方には唐津湾の島も望むことができた。八幡岳の由来を示す案内板がありそれによると「古くは『日鼓山』と呼ばれ八幡太郎義家の第八子、鎮西八郎為朝が若木村に居を構え、源氏の守護神である八幡大菩薩の祠を山頂に祀ったとことから八幡岳と呼ばれるようになった。」とあるが山頂に祠は見つからなかった。山頂の電波塔は工事中で重機が入っていた。その横から川内峠への下山路に入ったが川内峠が何処か分からず不安を感じながらも堰堤を3つ乗り越すと川内林道の終点に達した。川内峠への登山道は谷に沿って続いていたが八幡岳峠へは此の林道を行くので安心した。峠からは八幡岳の南麓を巻く道で八幡岳キャンプ場への道との分岐点に達した。分岐からは下りで船山の養鶏場跡を過ぎると溜池があり池畔から舟山三角点峰の姿がピラミダルで素晴らしかった。船山集落を下り切ると船山キャンプ場への登りとなり3時間半の登山で駐車場地点に戻った。
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