ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 499076
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信岳(広瀬〜甲武信岳〜雁坂峠〜広瀬)

2007年10月27日(土) ~ 2007年10月28日(日)
 - 拍手
OrichiNeko その他1人
GPS
32:00
距離
20.6km
登り
2,050m
下り
2,066m

コースタイム

10/27:西沢渓谷入口(9:50)〜徳ちゃん新道入口(10:15)〜旧道分岐(12:05)〜木賊山(14:00)〜甲武信小屋(14:10)
10/28:甲武信小屋(7:05)〜木賊山(7:25)〜破風山避難小屋(8:10-20)〜西破風山(9:05-10)〜東破風山(9:25)〜雁坂嶺(10:10-40)〜雁坂峠(10:55-11:00)〜沓切沢橋(12:25)〜西沢渓谷入口(13:30)
過去天気図(気象庁) 2007年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲武信山頂
2006年01月01日 00:20撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/1 0:20
甲武信山頂
甲武信から奥秩父主脈と奥に南アルプス
2006年01月01日 00:15撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/1 0:15
甲武信から奥秩父主脈と奥に南アルプス
甲武信から八ヶ岳連峰
2006年01月01日 00:24撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/1 0:24
甲武信から八ヶ岳連峰
木賊山から甲武信・三宝山
2006年01月01日 01:17撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/1 1:17
木賊山から甲武信・三宝山
西破風山から広瀬湖と富士
2006年01月01日 02:49撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/1 2:49
西破風山から広瀬湖と富士
すっかり雪も解けて雁坂峠
2006年01月01日 04:58撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/1 4:58
すっかり雪も解けて雁坂峠
西沢渓谷は紅葉のピーク
2006年01月01日 06:26撮影 by  PENTAX K100D , PENTAX Corporation
1/1 6:26
西沢渓谷は紅葉のピーク

感想

100名山28座目。

今回は単独ではなかったので日程は少し前から決めていました。好天という予報ではありませんでしたが、なんとかなりそうなので山小屋の予約も済ませました。しかし直前になって台風発生、しかも関東地方に接近との情報。パートナーと話したところ、方針としては「とりあえず現場に行ってから判断」と決定。土曜日の朝自宅を5:15出発。八王子でパートナーと合流して現場へ向かいました。8:45頃には道の駅みとみへ着きましたが、雨がそこそこ降っているので1時間ほど待機。若干弱くなったような気がして、9:50に出発を決めました。出発点の気温は12℃。雨が降っているのでかなり寒く感じます。しばらく林道を行き、西沢山荘のところから徳ちゃん新道へ入ります。
最初がかなりきつい登り。およそ1時間で500mの高度を稼ぎます。その後はじりじりと高度を上げ、たまに急登が入る感じです。全体的に明るい森の中の尾根歩きです。
旧道を合わせてからもじりじりとのぼります。雨がやむ気配はなく、かなり寒くなってきました。しかも道が川のようになっています。靴をびしょびしょにしながらあるいていると、雨に雪が混じってきました。早く小屋に着かないとまずいと、懸命に歩いてやっと主稜線へ合流。わずかに登って木賊山です。寒さで休憩もしておられず、転がるように小屋へ。小屋がすごい混雑で、布団1枚に2名の状況でした。
夜の間ずっとしていた吹雪の音も2時頃にはやみ、4時頃背中の痛さに起きると一面の銀世界、そして星空。10cm近くは積もったようです。朝食後空身で山頂へ。
雲一つない晴天、しかも台風一過の澄んだ空気。絶景を心ゆくまで楽しみました。

西にはひときわ大きい国師岳、背後には南アルプス。

小屋から山頂は往復50分ほど。小屋に戻って雁坂峠へ向かいます。木賊山へひと
登り。振り返ると雪化粧した甲武信と三宝山が望めます。

木賊山から一気に下ります。かなり勾配がある上、雪で道がよく見えずときどき転びながらの下降です。避難小屋まで来るともう雪もなくなり一安心。西破風山が大きくて先が思いやられます。疲れた身体にきつい高低差250mの登り。なんとか登り切りました。

東破風山まではほぼフラットの道で、遠くにこれから行く雁坂嶺が見えます。そこから一気に下り、雁坂嶺へは高度差100mをだらだらと登っていきます。着いた雁坂嶺で大休止し、雁坂峠へ。明るい笹の斜面が印象的です。紅葉が黄緑色の斜面をさらに彩っています。

ここから広瀬へ一気に下ります。峠沢付近までくると少しわかりにくいところもあり、赤布などを見ながら慎重に進みます。峠沢の徒渉はかなり水量が多く難儀しました。その後は沢沿いのトラバース道。凄い崖の上のところもあり、しかも幅が足一つ分しかないようなところもあり、結構危険です。たまにザレて滑るところもあります。なんとか歩き終えて林道へでました。この辺の紅葉はまさにピーク。晴天に黄色、赤の葉がキラキラしていました。

林道を一時間歩いてやっと駐車場へ戻りました。山頂の天気はいままでで一番だったかも知れません。また紅葉が美しかった。
帰りは牧丘の「花かげの湯」(500円)へ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:177人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら