斑山・比志の塒・笠無(甲州百山 89座目 甲斐百山 71・72座目)
- GPS
- 06:32
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,351m
- 下り
- 832m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回は、高須林道展望台に自動車を置き、斑山登山口まで自転車で移動。斑山登山口から、斑山、比志の塒、笠無と縦走して、高須林道展望台に戻る計画。
※後から知ったが、12/10から高須林道は冬季閉鎖だったらしい。何の注意書きも無く、ゲートが開いていたので、入ってしまって、危うく閉じ込められるところだった。
斑山登山口まで: 高須林道展望台から斑山登山口までは、登り部分もあり、すんなりとはたどり着けず。13kmほどを約1時間で、移動。
斑山: 一般道沿いにある斑山登山口から、登山開始。まず、尾根沿いに上がって行く。出だしから倒木が多く、尾根に沿って平行に道のような筋もあり、倒木を避けて、しばらく、尾根に上がらず進んだ。尾根に上がれそうなタイミングで、上がると歩きやすい道となり、ピンクテープもところどころに設置されていた。
尾根沿いに進むと、斑山狼煙台跡。馬頭観音の石碑があるらしいが、見逃してしまった。そして、1090mピークの手前には、石祠。後には、小さな石仏があった。更に尾根沿いに進むと。斑山山頂。斑山山頂は、眺望なし。頂上には、何かに使われていた小屋があった。
基本は尾根伝いなので、道迷いの可能性は低い。倒木が多くある箇所があり避けながら進むと道迷いの可能性があるので、一応、GPS推奨。
※斑山山頂から、尾根筋を下ろうとしたところ、尾根の遠方に、黒い物陰が。距離があったので何者か良く分からず。尾根を横切って、谷側に移動したように見えた。熊の可能性は低いとは思うが、今回の縦走の先で、明らかに鹿の糞とは違う、新しそうな熊の糞らしきものがあった為、熊だったかもしれない。
雨竜山: 斑山山頂で、しばらくを様子を伺い、縦走を続行。尾根筋を進んだ。斜面の傾斜がきつい下りがあり、落ち葉が乾燥していたため、面白いように何回か転倒した。1025mピークを過ぎると、尾根から外れて急斜面を下る。非舗装の林道のような広い道にぶつかり、その先を進むと、舗装路と合流した。舗装路から、雨竜山山頂へ向かう尾根に取り付く。明確に取り付きがわからなかったので、強引に斜面を登ると、登山道らしき踏み跡があった。尾根に上がると歩きやすい道となり、そのまま進むと、雨竜山山頂。雨竜山山頂は、眺望なし。
斑山山頂からの下りは、落ち葉が多いのでスリップ・転倒注意。迷いそうな尾根の分岐もあるため、GPS必須。
比志の塒: 雨竜山山頂から、更に尾根を進む。大尾根峠に近くなると、あたりが開けて、八ヶ岳が綺麗に見えた。大根峠で一般道と交差するが、尾根への取り付きは、分かりやすかった。尾根伝いに小ピークをに上がり、尾根伝いに降下。その後、急なピークを登って進もうとするが、岩の上から降りる箇所が分からず。一旦引き返して、岩を巻いた。振り返って見ると降りることができそうな箇所があったが、落ち葉が積もっており、滑り落ちそうな状態だった。巻いてから強引に尾根に上がり、先に進むと痩せ尾根や岩場と続く。高度感のある個所もあり、なかなか険しい道だった。松の露岩付近では、木々越しに、八ヶ岳を眺めることができる箇所があった。
さらに尾根伝いに進むと、比志の塒との分岐点。分岐から比志の塒山頂までは、広い尾根で、安心して歩くことができる道になる。比志の塒山頂は、広いが、眺望はほぼ無し。比志の塒山頂近くでは、木々越しに、僅かに金峰山や瑞牆山を眺めることができた。
急な登りや、痩せ尾根部分では、スリップ・滑落注意。基本は尾根伝いだが、迷いそうな部分は多々あるので、GPS必須。
笠無: 分岐まで、戻り、尾根伝いに進む。摩利支天付近は、岩尾根。摩利支天山頂には、岩の上に石碑があり、よくこんなところに設置したものだと思えた。また、摩利支天では、金峰山や瑞牆山をきれいに眺めることができた。
尾根伝いにさらに進むと、大きな見晴らし岩峰が見える。登ることが出来なさそうな大きな岩峰だったので、左に巻いて、笠無山頂方面へ。見晴らし岩峰から笠無山頂までは、僅かだった。
笠無山頂は、広いが眺望なし。木々の隙間から、僅かに、八ヶ岳を眺めることができる程度だった。
摩利支天付近は、岩尾根なので、スリップ・滑落注意。見晴らし岩峰付近は、ピンクテープの目印があるので、間違いにくいが、方向を確かめるためにもGPS推奨。
高須林道展望台まで: 見晴らし岩峰に戻り、左に巻いて、下山開始。すぐ近くの岩場を越えて尾根沿いに進むと、荒れた登山道に合流。登山道沿いに高度を下げていくが、ほぼ道が無いような状況なので、GPSで方向を確認しながら進んだ。森を抜けると、高須林道展望台にたどり着いた。
荒れた登山道は不明瞭で、平坦な林に突入するので、方向を確かめるためにもGPS必須。
※自動車に戻ると、午後3時までにゲートから出るようにとワイパーに紙が挟まっていた。しかし、時刻は、午後3時20分。ちょうど、軽トラが下っているのを見かけたので、登山靴のまま自動車に乗り込み、急いで追いかけるとゲートを閉めかけていた。何とか間に合い、ギリギリで、出してもらうことができた。調べてみると、12/10から林道は冬季閉鎖だったらしいが、東側ゲート、西側ゲートも開いており、そんな注意書きも無かったので、入り込んでしまった。
今回のコースは、全体的に、景色を見ることができる箇所は少ないが、岩場や痩せ尾根など、なかなかバリエーションに富んでいた。また、マイナーコースなので、登山者に1人も会わず、静かなコースだった。
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