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Yamareco

記録ID: 5003033
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

シキシャナイ岳

2022年12月07日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.2km
登り
623m
下り
630m

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:13
合計
7:26
7:05
278
スタート地点
11:43
11:56
155
14:31
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩知志ダムから岩内川沿いの林道を約6km、520m地点に駐車。
朝6時くらいから除雪車やダンプが行き交っているので注意
コース状況/
危険箇所等
積雪は10cm前後
採石場のある岩内岳を横目に・・・
採石場のある岩内岳を横目に・・・
520m地点、資材置き場?のような場所の片隅に駐車して出発。
気温−7℃
520m地点、資材置き場?のような場所の片隅に駐車して出発。
気温−7℃
林道から適当に斜面を登ると、すぐに作業道跡が出てきた。しばらくこれを辿っていく。
林道から適当に斜面を登ると、すぐに作業道跡が出てきた。しばらくこれを辿っていく。
作業道の終点にピンテが数本あり。ここから・716に向かって尾根に取り付く。
まだ藪が埋まるほどの積雪はなく、雪を被りながら腰丈の笹を漕ぐ。
作業道の終点にピンテが数本あり。ここから・716に向かって尾根に取り付く。
まだ藪が埋まるほどの積雪はなく、雪を被りながら腰丈の笹を漕ぐ。
・716に上がると緩やかな尾根になった。雪で笹が若干寝ているので、完全な無雪期よりは歩きやすい。
・716に上がると緩やかな尾根になった。雪で笹が若干寝ているので、完全な無雪期よりは歩きやすい。
この尾根は上部まで作業道が張り巡らされているらしい。
この尾根は上部まで作業道が張り巡らされているらしい。
840mで南東に向きを変えると、笹の丈が高くなってきて歩きづらい・・・。
840mで南東に向きを変えると、笹の丈が高くなってきて歩きづらい・・・。
そんな中、ようやくシキシャナイ岳の尖ったピークが見えてきてテンションが上がる。
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そんな中、ようやくシキシャナイ岳の尖ったピークが見えてきてテンションが上がる。
・910を通過し、小沢を渡って直下のコルを目指す。
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・910を通過し、小沢を渡って直下のコルを目指す。
直下の890mコルまで来るとピークはもうすぐそこ。
3
直下の890mコルまで来るとピークはもうすぐそこ。
最後の50mはかなりの急斜面。
アイゼンも装着して藪を掴みながら這い上がった。
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最後の50mはかなりの急斜面。
アイゼンも装着して藪を掴みながら這い上がった。
最後に密な灌木を潜り抜けると・・・
最後に密な灌木を潜り抜けると・・・
シキシャナイ岳(1058m)到着!
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シキシャナイ岳(1058m)到着!
頂上は木々に覆われているけど、東側の眺望は開けていてそこそこ良かった。
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頂上は木々に覆われているけど、東側の眺望は開けていてそこそこ良かった。
雲が抜けてくれれば幌尻岳や主稜線の山が見えるはずだけど・・・
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雲が抜けてくれれば幌尻岳や主稜線の山が見えるはずだけど・・・
南側の木々の向こうに見えるのは1094m峰と思われる。
南側の木々の向こうに見えるのは1094m峰と思われる。
急斜面を慎重に下っていく。
急斜面を慎重に下っていく。
作業道から見る岩内岳。
岩内岳は採石場から登れば簡単にピークハントできるかと思ったけど、立入禁止の看板が立っていたので止めたほうがよさそう。
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作業道から見る岩内岳。
岩内岳は採石場から登れば簡単にピークハントできるかと思ったけど、立入禁止の看板が立っていたので止めたほうがよさそう。

感想

シキシャナイ岳は日高の主稜線からかなり外れた位置にある1058mの山。尖った山容が特徴的で、林道が冬でも除雪されていてアプローチも容易らしい。まだ藪が埋まるほどの雪はないし、「積雪期登山」のジャンルに入るのかも微妙な感じだけどとりあえず登ってみた。

スタート地点は国道から6kmほど入ったところで、ピークまでの標高差は500mくらいしかない。採石場の関係車両の通行に支障しないように、前夜入り車中泊して備えた。

尾根の積雪は10cm前後で、中途半端に雪が乗った笹藪漕ぎがほとんど。丈の低い笹は多少寝ているのでまだ良いけど、腰上くらいの丈の笹はほとんど寝ていないし、倒木が多かったりでなかなか面倒だった。反対にピーク直下の急斜面は藪は薄く、手掛かりになる木も豊富にあるので難なく登って行けた。

雪の多い時期なら藪漕ぎが無い反面、雪質によっては直下の急斜面で苦戦しそうな気がする。そういう意味ではこの時期に登って良かったのかもしれない(?)。

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コメント

この時期にこの山のチョイスとは!!ナイスガッツです。登頂おめでとうございます。
積雪期に、新雪が降り積もっている時と、暖気が入ったときの2回登ったことがあります。暖気が入っていたときは、雪もしまって登るのも下降も驚くほど余裕でしたが、雪が柔らかい時は直下の登りで一時間、下降に10分ということがありました。斜面が急すぎて、雪が柔らかいとステップ作るのも困難でしたし、直下で敗退という記録もよく見かけます。そうかといって、春先だと変に溶けすぎた雪と灌木に阻まれて登れないとも聞きます。時期がなかなか難しいのかもしれませんね。
今時期の記録は初めて見たかも。貴重な記録をありがとうございます。
2022/12/14 6:58
_u3さん、ありがとうございます。
2回登られているとは凄いです。直下の斜面は雪が不安定で掴める藪も埋まっている…という条件だと難しいだろうなと思いましたが、やはりそうでしたか。
この時期に登る人はあまりいないはずですが、藪漕ぎを厭わなければ無雪期も悪くないかもしれないですね。
2022/12/14 20:25
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