シキシャナイ岳南面直登沢
- GPS
- 08:00
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 763m
- 下り
- 765m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
落石多数。 3箇所ほど路肩が崩壊しつつあり、数年で通行不能になりそう。 |
その他周辺情報 | コロナにつき自粛。直行直帰。 |
写真
感想
この時期でも行ける沢がないかと地形図を見ていたら発見しました。
標高もほどほどで斜度もほどほど、高さもほどほど。
北面沢の記録を1件見つけたものの、南面沢の記録は見つからず。
林道好きっぽい人のブログで近くまで車が入れそうなので行ってみました。
林道
ある意味核心。
南側から入った。
前述のブログの情報から、竜門橋横の脇道に入って東側から林道に入った。
数えきれないくらいの落石を撤去しつつ進んだが、何回か底をこすった。
小川みたいにぬかるんだ場所では止まりそうな速度なのに車体ごと横滑り。
3か所崩壊中で、ここの通過が一番緊張した。
それでも、予定していた2連続の橋よりもだいぶ進むことができた。
キャタピラの跡があったので調査にでも来たのかな?
駐車したところまで1時間以上。
普通の乗用車にはオススメしない。
RV車とかなら余裕だと思う。
沢
人が入っていないつもりで来たものの、連打されているピンクテープ。
踏み跡もばっちり。
二股から右股に入った直後F1かと思ったが、人工物っぽい。
そして巨大な水路。
正直はずれかー。と思った。
水路を越えてから沢は平凡な渓相。
本当のF1が出てくるも、それだけ。
直登は完全にシャワーになりそうだったので、左岸から小さく巻く。
連打のピンクテープは左岸の沢に登って行った。
893mピーク東側のコルに行きそうだけど謎だった。
気になる。
いよいよ直登沢出合。
渓相は右股の方が良さそうだが、左股に入る。
水量は多くなく、トイ状。
斜度が急になって小滝の連瀑帯のようにも見えるが、ただの急斜面にも見える。
難しいものは一つもなく、斜度が緩むと水が無くなった。
710mくらいか。
左岸からの土砂崩れで部分的に伏流しているだけだと思いたかったが、
その後も水は復活しなかった。
そして、さっそくの笹薮。
笹は細く、沢型をたどれば密度も薄い。
黙々と登れば岩峰が見える。
地形図記号から土壁かと思ってたので良かった。
どこからでも登れそうだが、脆そう。
適当に選んだルンゼを覗くと草付きの急斜面。
3級とか!!*とかで出てきそうな感じの垂壁木登り草登り。
傾斜は立ってて一部ハングってるような感じもするが、
適度に木があり根があり草もフカフカで登りやすい。
基部には鹿道もあったし、もっとマシな巻道はあると思う。
でも、ここが一番楽しかった。
岩峰のすぐ上は頂上。
ぽんっと出た。
虫が多く落ち着かなかったので、早々に下山開始。
北面沢の頂上直下は等高線が詰まってるので、尾根を降りる。
崖もなく、尾根もまぁまぁ明瞭。
すぐに笹が出てきてもっと歩きやすくなった。(降りる分には)
尾根をたどってどんどん下ると沢に出た。
北面沢かと思って下ったが、下山後GPS見たら違う沢だった。
すぐに林道跡が出てきて、てくてく歩いて車に戻る。
往路で落石を除けた分、帰りは楽だったが、それでもいくつか落石を除けた。
復路40分。
記録のない沢だったので、その分退屈さは感じにくかったと思う。
南面直登にこだわって進んだが、一本西側の沢の方が良いかもしれない。
南面直登沢はすぐに水が無くなる。
一本西だと藪漕ぎが長くなるかと思って敬遠したが、進みやすい藪だった。
最後の岩峰抜きで1級上〜2級下くらいか。
山谷グレードだと!*くらい?
つまらなければ岩峰直登すると充実すると思います。
落石と崩落にはご注意を。
林道整備入らなければ数年後には入渓困難になりそうなので、行きたい方はお早めに。
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