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記録ID: 500509
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ハイキング
東北

平が岳

2014年08月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:15
距離
21.8km
登り
1,758m
下り
1,758m

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
0:33
合計
8:15
5:58
89
7:27
7:29
32
8:01
6
8:07
35
台倉清水
8:42
44
白沢清水
9:26
9:28
24
9:52
10:02
28
10:30
10:46
11
10:57
37
11:34
22
白沢清水
11:56
12
台倉清水
12:08
35
12:43
12:46
87
天候 晴れのち曇り 一時にわか雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鷹ノ巣駐車場(20台ほど駐車可)
とってもきれいなバイオトイレあり
コース状況/
危険箇所等
尾瀬(桧枝岐)から入った方が一般道の距離は長いですが、わが家からのトータルでは近いかな。
多くの人は小出ICから入るみたいですが、奥只見湖の周囲は道が曲がりくねっていて飛ばせません。沢水を湖に流すために道路を横断する凹みがあって、なおさら低速での走行が強いられます。

登山道は下台倉山までの登りと池ノ岳の手前の登りがきつい。どちらも斜面を直登する感じです。下台倉山まではところどころ赤土で、これがとっても滑りやすく、特に雨が降った後は注意が必要です。
その他周辺情報 桧枝岐へ降りた方が温泉が多いと思います。
鷹ノ巣駐車場。新しいバイオトイレがあります。
2014年08月24日 05:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 5:54
鷹ノ巣駐車場。新しいバイオトイレがあります。
はじめは幅の広い歩きやすい道です。
はじめは幅の広い歩きやすい道です。
さりげなく「平が岳まで10.5km」とあります。
2014年08月24日 06:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 6:07
さりげなく「平が岳まで10.5km」とあります。
特徴のある「猫耳」:燧ケ岳
2014年08月24日 06:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 6:12
特徴のある「猫耳」:燧ケ岳
赤土の登山道。登るときにも、雨が降ったらすべりやすそうだなと思っていたのですが...。.帰りに雨が降りその予感が的中するとは思いませんでした。帰り道赤土のせいで転びました(苦)。
赤土の登山道。登るときにも、雨が降ったらすべりやすそうだなと思っていたのですが...。.帰りに雨が降りその予感が的中するとは思いませんでした。帰り道赤土のせいで転びました(苦)。
忠実に稜線をトレースする登山道。時には両側が切れている痩せ尾根も。先行者が急斜面に取り付いているのが良く見えました。
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忠実に稜線をトレースする登山道。時には両側が切れている痩せ尾根も。先行者が急斜面に取り付いているのが良く見えました。
急斜面にはトラロープ。登りはお世話にならずにすむことが多かったのですが、下りは雨で大変お世話になりました。
急斜面にはトラロープ。登りはお世話にならずにすむことが多かったのですが、下りは雨で大変お世話になりました。
きつい稜線をこなして、1時間30分近くになって下台倉山が見えてきました。ここから稜線は左に向きを替えます。
2014年08月24日 07:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 7:02
きつい稜線をこなして、1時間30分近くになって下台倉山が見えてきました。ここから稜線は左に向きを替えます。
ここからは傾斜が緩みます。
ここからは傾斜が緩みます。
これからすすむ稜線を眺めて...。
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これからすすむ稜線を眺めて...。
燧ケ岳も天気が良さそうです。あっちにしておけばよかったかな?
2014年08月24日 07:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 7:33
燧ケ岳も天気が良さそうです。あっちにしておけばよかったかな?
下台倉山からの稜線はところどころ木道が整備されています。
下台倉山からの稜線はところどころ木道が整備されています。
至仏山。
2014年08月24日 07:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 7:52
至仏山。
気持ちの良い稜線歩きがしばらく続きます。
2014年08月24日 07:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 7:59
気持ちの良い稜線歩きがしばらく続きます。
台倉山を過ぎて、ようやく平が岳登場。
2014年08月24日 07:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 7:59
台倉山を過ぎて、ようやく平が岳登場。
台倉清水で団体さんが休憩中でした。
ここまでくると、コースは半分を過ぎ、のぼりも3分の2をこなしたことになります。あと、4.9kmの標識あり。団体さんもがんばってこられたようです。
台倉清水で団体さんが休憩中でした。
ここまでくると、コースは半分を過ぎ、のぼりも3分の2をこなしたことになります。あと、4.9kmの標識あり。団体さんもがんばってこられたようです。
池ノ岳。こいつがきつかった。ここまでほとんど休憩なしだったのですが、この登りの間に小休憩3回。
2014年08月24日 08:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 8:51
池ノ岳。こいつがきつかった。ここまでほとんど休憩なしだったのですが、この登りの間に小休憩3回。
池ノ岳目前の稜線から、再び平が岳が姿を現しました。
2014年08月24日 09:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 9:11
池ノ岳目前の稜線から、再び平が岳が姿を現しました。
燧ケ岳・至仏山・平が岳。あいだには日光白根がかすんで...。
2014年08月24日 09:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 9:14
燧ケ岳・至仏山・平が岳。あいだには日光白根がかすんで...。
池ノ岳到着。姫池です。
2014年08月24日 09:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 9:26
池ノ岳到着。姫池です。
池溏が広がりすばらしい光景です。
2014年08月24日 09:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 9:26
池溏が広がりすばらしい光景です。
平が岳と池溏のパノラマ。
2014年08月24日 09:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 9:26
平が岳と池溏のパノラマ。
このあたりは完璧に木道が整備されています。
2014年08月24日 09:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 9:27
このあたりは完璧に木道が整備されています。
平が岳はその名のとおり平らですね(笑)。
2014年08月24日 09:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 9:27
平が岳はその名のとおり平らですね(笑)。
2014年08月24日 09:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 9:46
木道を登りきると....
2014年08月24日 09:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 9:46
木道を登りきると....
平が岳山頂。結構な人がいてびっくり。
2014年08月24日 09:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 9:51
平が岳山頂。結構な人がいてびっくり。
行ける所まで行ってみました。
2014年08月24日 09:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 9:52
行ける所まで行ってみました。
山頂碑と三角点。
山頂碑と三角点。
山頂から池の岳方向。
2014年08月24日 10:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 10:01
山頂から池の岳方向。
今度はたまご石を目指します。
2014年08月24日 10:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 10:16
今度はたまご石を目指します。
たまご石とその下に広がる池溏群。
2014年08月24日 10:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 10:26
たまご石とその下に広がる池溏群。
「風化がすすんでおり危険なので近づかないよう」にとの但し書きがありました。
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「風化がすすんでおり危険なので近づかないよう」にとの但し書きがありました。
正午前ですがすでに燧ケ岳には雲がかかっていました
2014年08月24日 10:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 10:28
正午前ですがすでに燧ケ岳には雲がかかっていました
ミヤマリンドウはこれから。
2014年08月24日 10:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 10:43
ミヤマリンドウはこれから。
姫池の展望所。
2014年08月24日 10:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 10:53
姫池の展望所。
台倉清水を過ぎたあたりで雨が降り始めました。雲行きがあやしかったので、下山を急いだのですが....。
台倉清水を過ぎたあたりで雨が降り始めました。雲行きがあやしかったので、下山を急いだのですが....。
上りでは気づかなかったんですが、長い稜線を下らなければなりません。
2014年08月24日 13:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/24 13:17
上りでは気づかなかったんですが、長い稜線を下らなければなりません。
ほぼ予定通りの時間で踏破。雨がなければあと30分くらい早かったのでは?
2014年08月24日 14:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/24 14:09
ほぼ予定通りの時間で踏破。雨がなければあと30分くらい早かったのでは?
撮影機器:

装備

備考 トレッキングポールは下りで滑りややすいコースなので、効果大。今回は特に雨が降ったのでなおさら。

感想

いくら百名山とはいえロングコースで有名な平が岳。
きっとさびしい山なんだと思っていたら、朝駐車場に着くと8割方駐車場が埋まっていました。
中にはマイクロバスで到着し、団体で登るグループもおられました。

さみしいコースだと思っていましたので、びびりつち熊よけの鈴を持ってきたのに拍子抜けでした。

登る前は自分の頭の中ではなだらかな山というイメージがあったのですが、下台倉山までのやせた稜線と、池ノ岳手前は急登で結構厳しいの登りでした。でも、登山道から程なくに稜線に取り付き、両側の景色を楽しめるのは楽しかったです。ただ、夏の日差しを避ける木々がないので、きついのぼりの稜線の箇所は朝早く通過するに限ります。

登れども登れどもなかなか平が岳を臨むことができないのですが、ようやく台倉山を下ったあたりで初めて平が岳が姿を現します。その後は、手前の池ノ岳に隠れてしまいますので、次に見えるのが池ノ岳の手前ということになります。

池ノ岳手前の急登をこなすと、姫池到着。

ここからは傾斜の緩い高原・池溏が広がります。
厳しい登りのあとは天上の楽園といったところでしょうか?

山頂周辺は整備が行き届いており、ずっと木道が続いています。
この日はやや雲がかかっていましたが、燧ケ岳・至仏山の尾瀬二峰ははっきりと見え、その先には日光白根山がかすかに見えました。新潟側は巻機山や越後駒ケ岳が見えました。

途中で団体さんを追い越した以外は登る人もまばらだったのですが、山頂にはすでに別グループが憩っていました。たぶん、駐車場に止めてあった車の台数からすると、別コースからの登山客のようでした。意外と賑わいを見せていた平が岳山頂でしたが、下りは出会う人もさらに少なく、おまけに12時過ぎから1時間程度のにわか雨。

下台倉山の稜線下りでは、濡れた木の根や赤土で何度もスリップ。2回ほど転倒を経験した後は、ゆっくりと慎重に下りました。下台倉からの下りは、慎重な歩行を強いられたおかげでほぼ標準タイム。のぼりよりもかかってしまいました(笑)。土質からしても、トレッキングポールがあったほうが良かったと思いました。

*********

結局、当初の計画通り8時間ほどで踏破できました。

途中で追い抜いたバスでこられた団体さんに、折り返しでお会いしましたが、出発して6時間ほど経つのに池ノ岳の手前でした。ここのコースを大勢の団体で鷹ノ巣から登るのは容易ではありません。みなさん、無事下山されたのでしょうか。

飲み水は3L弱使いました。山頂下の水場で補給できますが、夏は日差しの中の稜線歩きが長いので、多めに持参する方がよさそうです。



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