平が岳
- GPS
- 08:15
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 1,758m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 一時にわか雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
とってもきれいなバイオトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾瀬(桧枝岐)から入った方が一般道の距離は長いですが、わが家からのトータルでは近いかな。 多くの人は小出ICから入るみたいですが、奥只見湖の周囲は道が曲がりくねっていて飛ばせません。沢水を湖に流すために道路を横断する凹みがあって、なおさら低速での走行が強いられます。 登山道は下台倉山までの登りと池ノ岳の手前の登りがきつい。どちらも斜面を直登する感じです。下台倉山まではところどころ赤土で、これがとっても滑りやすく、特に雨が降った後は注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 桧枝岐へ降りた方が温泉が多いと思います。 |
写真
装備
備考 | トレッキングポールは下りで滑りややすいコースなので、効果大。今回は特に雨が降ったのでなおさら。 |
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感想
いくら百名山とはいえロングコースで有名な平が岳。
きっとさびしい山なんだと思っていたら、朝駐車場に着くと8割方駐車場が埋まっていました。
中にはマイクロバスで到着し、団体で登るグループもおられました。
さみしいコースだと思っていましたので、びびりつち熊よけの鈴を持ってきたのに拍子抜けでした。
登る前は自分の頭の中ではなだらかな山というイメージがあったのですが、下台倉山までのやせた稜線と、池ノ岳手前は急登で結構厳しいの登りでした。でも、登山道から程なくに稜線に取り付き、両側の景色を楽しめるのは楽しかったです。ただ、夏の日差しを避ける木々がないので、きついのぼりの稜線の箇所は朝早く通過するに限ります。
登れども登れどもなかなか平が岳を臨むことができないのですが、ようやく台倉山を下ったあたりで初めて平が岳が姿を現します。その後は、手前の池ノ岳に隠れてしまいますので、次に見えるのが池ノ岳の手前ということになります。
池ノ岳手前の急登をこなすと、姫池到着。
ここからは傾斜の緩い高原・池溏が広がります。
厳しい登りのあとは天上の楽園といったところでしょうか?
山頂周辺は整備が行き届いており、ずっと木道が続いています。
この日はやや雲がかかっていましたが、燧ケ岳・至仏山の尾瀬二峰ははっきりと見え、その先には日光白根山がかすかに見えました。新潟側は巻機山や越後駒ケ岳が見えました。
途中で団体さんを追い越した以外は登る人もまばらだったのですが、山頂にはすでに別グループが憩っていました。たぶん、駐車場に止めてあった車の台数からすると、別コースからの登山客のようでした。意外と賑わいを見せていた平が岳山頂でしたが、下りは出会う人もさらに少なく、おまけに12時過ぎから1時間程度のにわか雨。
下台倉山の稜線下りでは、濡れた木の根や赤土で何度もスリップ。2回ほど転倒を経験した後は、ゆっくりと慎重に下りました。下台倉からの下りは、慎重な歩行を強いられたおかげでほぼ標準タイム。のぼりよりもかかってしまいました(笑)。土質からしても、トレッキングポールがあったほうが良かったと思いました。
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結局、当初の計画通り8時間ほどで踏破できました。
途中で追い抜いたバスでこられた団体さんに、折り返しでお会いしましたが、出発して6時間ほど経つのに池ノ岳の手前でした。ここのコースを大勢の団体で鷹ノ巣から登るのは容易ではありません。みなさん、無事下山されたのでしょうか。
飲み水は3L弱使いました。山頂下の水場で補給できますが、夏は日差しの中の稜線歩きが長いので、多めに持参する方がよさそうです。
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