宇治茶の里 鷲峰山金胎寺行場巡り
- GPS
- 04:22
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 899m
- 下り
- 901m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:23
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
原山バス停から金胎寺まで、集落の中から茶畑の中を歩いて いるときは舗装路で、茶畑の上部で植林帯に入り屈曲点から しばらくして登りが緩やかになるあたりから地道になります。 まだ、軽トラがギリギリ走れるくらいの道幅がありますが、 だんだん細くなって小さな沢沿いの登りとなります。 この沢沿いの山道は、大雨の影響で崩れていたりして少し 荒れてますが特に危険はありません。 最後はジグザグの山道となって金胎寺へ通ずる車道に出ます。 金胎寺山門前から鷲峰山最高点(682m)までも危険なところは ありません。 金胎寺の行場巡りは、行場辻から周回して戻ってくるまで 岩場の急下降、狭い岩棚のトラバース、滑りやすい沢筋、 そして岩場の登り(ルートによっては岩登り)と、コースの ほとんどが危険地帯です。 特に、小鐘掛と平等岩はかなり危険です。 小鐘掛には巻き道が無かったと思います。(赤ペンキの印ばかり 見ていたため気付かなかっただけかも…) 鐘掛と平等岩には巻き道があるので、自信の無い方は無理を せず巻き道を登って下さい。 平等岩の直登は登攀具がなければ登れませんが、平等岩の スグ右側のルートもかなりシビアで危険です。 その右側にも巻き道があり、こちらの方が登りやすいと 思います。(ここは登ってないので状況はわかりません) この後も行場辻まで岩場登りは続きますが、ここまでの 岩場とくらべると危険度は低くなります。 ただ、気を緩めてしまうと大事になる可能性もあるので 最後まで注意して登って下さい。 金胎寺に通ずる車道の途中から左に折れて606.8mの三角点 までの尾根は、しばらくは笹が茂っていて踏み跡も薄く 歩きにくいですが、三つの墓石?の少し先でしっかりした 踏み跡が現れ、東海自然歩道の分岐まで続いてます。 606.8mの三角点へ行くには、この山道を外れて踏み跡が無い 尾根を進みます。 しばらくすると鬱蒼とした樹林の中に三角点が現れます。 三角点から元の山道まで戻り、右折して下れば東海自然歩道に 出ます。 ここからは、登って来た道を原山バス停まで下って行きます。 |
その他周辺情報 | 白栖橋を北側へ渡って、ひとつ目の門を左折すると 和束茶カフェ、があります。 帰りに一息いれるのもイイですヨ(^o^)v |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
エマージェンシーブランケット
|
---|
感想
前日の予報では、今日は午後から雨なので先週同様大峰・台高
方面は雨に見舞われる確率が高いと思い、京都 山城の鷲峰山に
登ることにしました。
鷲峰山金胎寺のある和束(わづか)町は、宇治茶の主産地として
知られ、“茶源郷 和束”と謳っています。
今回は、この“茶源郷”の茶畑の中を歩いて鷲峰山まで上がり
山上にある金胎寺の行場巡りを体験してきました。
鷲峰山は、地形図では「じゅうぶざん」と表記されてますが
「じゅうぶさん」「じゅうぶせん」「じゅぶせん」他 いくつか
の呼び方があるようです。
私は、以前から「じゅぶせん」と言っていますが、地元の方は
「じゅうぶざん(さん)」と言っていました。
登山口の原山バス停に着いた時も、そのあと茶畑の中を登って
いる時もほとんど風が無く、ずっと晴れていたため大変暑く
汗ビッショリになりましたが、山上近くまで来ると爽やかな風が
吹いていてとても気持ち良かったです。
平等岩の上で休憩しているときは、案外冷たい風が吹いていて
汗で濡れたシャツでは少し肌寒く感じました。
金胎寺の行場巡りは、かなり危険なコースのため岩場の登下降に
自信の無い方は、単独で立ち入らない方が無難です。
コースは、赤ペンキの印を追って行けばいいのですが、所どころ
わかりにくいところがあり岩場での事故だけでなく、道迷いの
可能性もあるので注意して下さい。
金胎寺からの下山路は、同じ道を戻るのは面白くないので
地形図を見て、南に伸びる尾根の先にある606.8mの三角点に
尾根づたいに行けるのではないか!? と思い行ってみました。
車道を折れてからしばらくは、笹が茂っていて踏み跡も薄いの
ですが、尾根づたいに進めば問題ありません。
5分ほどで しっかりした山道に出るのですが、車道を折れて
からここまでの尾根筋に五輪塔?や墓石?みたいなものが
いくつもあって、ちょっと薄気味悪かったです。
一番奥にある、三つ並んだお墓の脇を抜けてすぐにしっかり
した山道に出るのに、入口から五輪塔?や墓石?が続くこの間
だけ笹が茂って荒れているのはなんでやろ!? と、不思議に思い
ながら進みました。
606.8mの三角点までの尾根筋は、歩きにくくはないですが、
ほとんど人が入ることがないようで、顔面が蜘蛛の巣だらけに
なりました。
鬱蒼とした樹林の中に三角点があり展望もないので、サッサと
三角点を後にしました。
帰りに“和束茶カフェ”に寄ったら、冷たーい和束茶を出して
いただきましたが、これがとても美味しかったです。
ここで、美味しいお茶をいただきながら茶だんごを食べたかった
のですが、オッサンひとりでだんごを食べるのが恥ずかしくて
お土産のお茶を買って帰りました。(;>_<;)
コメント
この記録に関連する登山ルート
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鷲峰山の行場はガイドブックなどにもあるので一般でも
行けるのかな〜とは思っていたものの覚悟が必要そうですね〜
これはちょっと躊躇してしまいます。
岩場のアトラクションを楽しめる程度ならありだったのですが
本格的なクライミング要素がありそうです・・・
Ikajyuさん、こんばんは。
skanpoです。
昨日は、失礼いたしました。
覚悟までは必要ないですが、岩場を登る技術が
ソコソコ(これは曖昧な表現ですが)必要とは思います。
不安があれば巻き道もあるので、まずは行場巡りに
トライしてみて下さい。
レコを楽しみにしています!
山城地方最高峰ですね。
うちらは『じゅぅぶざん』て呼んでました。
山城地方出身なのに登ったことないので、
実家に帰った際にでも、機会を作って
登ってみようとおもっています。
tomoya_zさん、こんばんは。
はじめまして、sukanpoです。
山城のご出身でしたか!
私は、山城地方に住んだことはないのですが、
高校時代の同級生には、和束や上狛、棚倉、井手に
笠置、大河原(ここらは南山城地域でしょうか!?)などに
たくさんいました。
山城地方とあったので、つい昔の友達を思い出して
しまいました。
“じゅぶせん”という言い方は、その高校時代の
山岳部の顧問の先生(田辺出身)がそう言っていたのが
今に至ってます。
これからも、楽しいレコをよろしくお願いします!
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