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Yamareco

記録ID: 501574
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

宇治茶の里 鷲峰山金胎寺行場巡り

2014年08月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:22
距離
11.5km
登り
899m
下り
901m

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
0:32
合計
4:23
9:32
24
原山バス停
9:56
10:00
35
東海自然歩道屈曲点
10:35
10:35
6
金胎寺山門
10:41
10:46
5
鷲峰山最高点
10:51
10:54
10
金胎寺
11:04
11:04
24
行場辻
11:28
11:28
12
千手の滝
11:40
11:40
15
護摩壇
11:55
11:58
0
平等岩
11:58
12:10
15
平等岩上(休憩)
12:25
12:25
13
行場辻
12:38
12:38
5
金胎寺
12:43
12:43
27
P606.8への左折点
13:10
13:10
10
P606.8三角点
13:20
13:20
15
東海自然歩道分岐
13:35
13:40
15
東海自然歩道屈曲点
13:55
原山バス停
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
原山バス停の少し先(信楽側)の路肩に駐車。
コース状況/
危険箇所等
原山バス停から金胎寺まで、集落の中から茶畑の中を歩いて
いるときは舗装路で、茶畑の上部で植林帯に入り屈曲点から
しばらくして登りが緩やかになるあたりから地道になります。
まだ、軽トラがギリギリ走れるくらいの道幅がありますが、
だんだん細くなって小さな沢沿いの登りとなります。
この沢沿いの山道は、大雨の影響で崩れていたりして少し
荒れてますが特に危険はありません。
最後はジグザグの山道となって金胎寺へ通ずる車道に出ます。

金胎寺山門前から鷲峰山最高点(682m)までも危険なところは
ありません。

金胎寺の行場巡りは、行場辻から周回して戻ってくるまで
岩場の急下降、狭い岩棚のトラバース、滑りやすい沢筋、
そして岩場の登り(ルートによっては岩登り)と、コースの
ほとんどが危険地帯です。
特に、小鐘掛と平等岩はかなり危険です。
小鐘掛には巻き道が無かったと思います。(赤ペンキの印ばかり
見ていたため気付かなかっただけかも…)
鐘掛と平等岩には巻き道があるので、自信の無い方は無理を
せず巻き道を登って下さい。

平等岩の直登は登攀具がなければ登れませんが、平等岩の
スグ右側のルートもかなりシビアで危険です。
その右側にも巻き道があり、こちらの方が登りやすいと
思います。(ここは登ってないので状況はわかりません)

この後も行場辻まで岩場登りは続きますが、ここまでの
岩場とくらべると危険度は低くなります。
ただ、気を緩めてしまうと大事になる可能性もあるので
最後まで注意して登って下さい。

金胎寺に通ずる車道の途中から左に折れて606.8mの三角点
までの尾根は、しばらくは笹が茂っていて踏み跡も薄く
歩きにくいですが、三つの墓石?の少し先でしっかりした
踏み跡が現れ、東海自然歩道の分岐まで続いてます。

606.8mの三角点へ行くには、この山道を外れて踏み跡が無い
尾根を進みます。
しばらくすると鬱蒼とした樹林の中に三角点が現れます。
三角点から元の山道まで戻り、右折して下れば東海自然歩道に
出ます。

ここからは、登って来た道を原山バス停まで下って行きます。
その他周辺情報 白栖橋を北側へ渡って、ひとつ目の門を左折すると
和束茶カフェ、があります。
帰りに一息いれるのもイイですヨ(^o^)v
原山バス停から
スタート
原山バス停から
スタート
原山の集落を抜け
茶畑の中を登る
1
原山の集落を抜け
茶畑の中を登る
茶畑の緑の絨毯
上の方まで茶畑が
広がっています
1
上の方まで茶畑が
広がっています
和束の街が下の方に
見えます
1
和束の街が下の方に
見えます
東海自然歩道の
屈曲点
日影になったので
チョット休憩
東海自然歩道の
屈曲点
日影になったので
チョット休憩
小沢沿いに登ります
小沢沿いに登ります
ジグザグの山道を
登りきったら車道に
出ました
ジグザグの山道を
登りきったら車道に
出ました
未舗装の車道を
しばらく進むと
未舗装の車道を
しばらく進むと
金胎寺の山門に到着
4
金胎寺の山門に到着
山門前を折り返して
鷲峰山の最高点に
向かいます
山門前を折り返して
鷲峰山の最高点に
向かいます
チョット登ると
多宝塔(重文)
7
チョット登ると
多宝塔(重文)
またチョット登ると
最高点682m
宝篋印塔(重文)が
建ってます
3
またチョット登ると
最高点682m
宝篋印塔(重文)が
建ってます
山頂から京都方面
琵琶湖方面は
よく見えなかった
3
山頂から京都方面
琵琶湖方面は
よく見えなかった
入山料300円を木箱に
入れて行場案内図を
いただきます
入山料300円を木箱に
入れて行場案内図を
いただきます
行場案内図
入山時間が季節で
異なるので注意!!
行場案内図
入山時間が季節で
異なるので注意!!
ここから行場
迎へ行者様が
笑顔?で迎えて
くれます
3
迎へ行者様が
笑顔?で迎えて
くれます
行場辻
左側に進んで
右側から戻って来る
行場辻
左側に進んで
右側から戻って来る
真っ白なキノコ
まだ、周りを見る
余裕あり!?
2
真っ白なキノコ
まだ、周りを見る
余裕あり!?
東の覗き
樹が生い茂って
高度感はあまり無い
1
東の覗き
樹が生い茂って
高度感はあまり無い
狭い岩棚を進む
まだまだ余裕あり!!
1
狭い岩棚を進む
まだまだ余裕あり!!
西の覗き
ここも樹が茂って
ます
2
西の覗き
ここも樹が茂って
ます
鎖場が現れました
2
鎖場が現れました
鎖場を下から
胎内潜り
太り気味の人は
要注意
3
胎内潜り
太り気味の人は
要注意
胎内潜りを抜けると
沢筋に出ます
胎内潜りを抜けると
沢筋に出ます
少し下って千手の滝
5
少し下って千手の滝
また少し下って
五光の滝
左岸に渡ります
5
また少し下って
五光の滝
左岸に渡ります
護摩壇
急激な登りの
スタート!!
3
護摩壇
急激な登りの
スタート!!
矢印に従って…
このあたりは
まだ序の口
5
矢印に従って…
このあたりは
まだ序の口
鐘掛
右への矢印は巻き道
もちろん私は、
真っ直ぐ上がります
3
鐘掛
右への矢印は巻き道
もちろん私は、
真っ直ぐ上がります
鐘掛の上から
下を覗く
まだまだこれから!
3
鐘掛の上から
下を覗く
まだまだこれから!
小鐘掛の上から
下を覗く
ドンドン登って
下から写真撮るのを
忘れてしまう
2
小鐘掛の上から
下を覗く
ドンドン登って
下から写真撮るのを
忘れてしまう
そして、眼の前に
ドーンと平等岩!!
これはドンドンとは
いきません
4
そして、眼の前に
ドーンと平等岩!!
これはドンドンとは
いきません
正面突破は絶対に
不可能なので
スグ右側のルートを
じっくり観察します
7
正面突破は絶対に
不可能なので
スグ右側のルートを
じっくり観察します
なんとか
攀じ登りました
かなり必死のパッチ
(^。^;)
8
なんとか
攀じ登りました
かなり必死のパッチ
(^。^;)
椿の実?
最大の難所を越えて
草木に眼を向ける
余裕が出てきた
4
椿の実?
最大の難所を越えて
草木に眼を向ける
余裕が出てきた
無事に行場辻まで
戻って来ました
2
無事に行場辻まで
戻って来ました
行を済ませた私を
にこやかな笑顔で
迎えてくれました
4
行を済ませた私を
にこやかな笑顔で
迎えてくれました
緩やかに登って
金胎寺に戻ります
1
緩やかに登って
金胎寺に戻ります
戻って来たことを
報告をして
寺を後にします
2
戻って来たことを
報告をして
寺を後にします
次の目的地は
606.8mの三角点
車道を左に折れ
踏み跡の薄い尾根を
進む
次の目的地は
606.8mの三角点
車道を左に折れ
踏み跡の薄い尾根を
進む
しばらく行くと、
しっかりした山道に
出ます
しばらく行くと、
しっかりした山道に
出ます
歩きやすい尾根道
歩きやすい尾根道
606.8mの三角点へは
ここを右に踏み跡の
無い尾根を進む
606.8mの三角点へは
ここを右に踏み跡の
無い尾根を進む
顔が蜘蛛の巣まみれ
になりながら
三角点に到着
顔が蜘蛛の巣まみれ
になりながら
三角点に到着
分岐まで戻って来て
次は左の道を下りて
行きます
分岐まで戻って来て
次は左の道を下りて
行きます
先程の分岐の少し下
茶畑が耕作放棄され
茶の木のジャングル
1
先程の分岐の少し下
茶畑が耕作放棄され
茶の木のジャングル
植林帯のしっかり
した道を下ると
1
植林帯のしっかり
した道を下ると
左が下りて来た道
右は金胎寺へ登る
東海自然歩道
1
左が下りて来た道
右は金胎寺へ登る
東海自然歩道
少し下りると
茶畑の最上部から
和束の街並みが
2
少し下りると
茶畑の最上部から
和束の街並みが
茶畑の中を歩く前に
日影で小休止
茶畑の中を歩く前に
日影で小休止
茶畑の中を一気に
下って
1
茶畑の中を一気に
下って
原山バス停に到着
原山バス停に到着
クルマを少し走らせ
“和束茶カフェ”
冷たーいお茶を
ご馳走して頂き
ました(^-^)v
3
クルマを少し走らせ
“和束茶カフェ”
冷たーいお茶を
ご馳走して頂き
ました(^-^)v
和束や京都産の
お茶を販売してます
さらにお茶を使った
スイーツもあります
1
和束や京都産の
お茶を販売してます
さらにお茶を使った
スイーツもあります

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ エマージェンシーブランケット

感想

前日の予報では、今日は午後から雨なので先週同様大峰・台高
方面は雨に見舞われる確率が高いと思い、京都 山城の鷲峰山に
登ることにしました。

鷲峰山金胎寺のある和束(わづか)町は、宇治茶の主産地として
知られ、“茶源郷 和束”と謳っています。
今回は、この“茶源郷”の茶畑の中を歩いて鷲峰山まで上がり
山上にある金胎寺の行場巡りを体験してきました。

鷲峰山は、地形図では「じゅうぶざん」と表記されてますが
「じゅうぶさん」「じゅうぶせん」「じゅぶせん」他 いくつか
の呼び方があるようです。
私は、以前から「じゅぶせん」と言っていますが、地元の方は
「じゅうぶざん(さん)」と言っていました。

登山口の原山バス停に着いた時も、そのあと茶畑の中を登って
いる時もほとんど風が無く、ずっと晴れていたため大変暑く
汗ビッショリになりましたが、山上近くまで来ると爽やかな風が
吹いていてとても気持ち良かったです。
平等岩の上で休憩しているときは、案外冷たい風が吹いていて
汗で濡れたシャツでは少し肌寒く感じました。

金胎寺の行場巡りは、かなり危険なコースのため岩場の登下降に
自信の無い方は、単独で立ち入らない方が無難です。
コースは、赤ペンキの印を追って行けばいいのですが、所どころ
わかりにくいところがあり岩場での事故だけでなく、道迷いの
可能性もあるので注意して下さい。

金胎寺からの下山路は、同じ道を戻るのは面白くないので
地形図を見て、南に伸びる尾根の先にある606.8mの三角点に
尾根づたいに行けるのではないか!? と思い行ってみました。
車道を折れてからしばらくは、笹が茂っていて踏み跡も薄いの
ですが、尾根づたいに進めば問題ありません。
5分ほどで しっかりした山道に出るのですが、車道を折れて
からここまでの尾根筋に五輪塔?や墓石?みたいなものが
いくつもあって、ちょっと薄気味悪かったです。
一番奥にある、三つ並んだお墓の脇を抜けてすぐにしっかり
した山道に出るのに、入口から五輪塔?や墓石?が続くこの間
だけ笹が茂って荒れているのはなんでやろ!? と、不思議に思い
ながら進みました。

606.8mの三角点までの尾根筋は、歩きにくくはないですが、
ほとんど人が入ることがないようで、顔面が蜘蛛の巣だらけに
なりました。
鬱蒼とした樹林の中に三角点があり展望もないので、サッサと
三角点を後にしました。

帰りに“和束茶カフェ”に寄ったら、冷たーい和束茶を出して
いただきましたが、これがとても美味しかったです。
ここで、美味しいお茶をいただきながら茶だんごを食べたかった
のですが、オッサンひとりでだんごを食べるのが恥ずかしくて
お土産のお茶を買って帰りました。(;>_<;)



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コメント

行場
鷲峰山の行場はガイドブックなどにもあるので一般でも
行けるのかな〜とは思っていたものの覚悟が必要そうですね〜
これはちょっと躊躇してしまいます。
岩場のアトラクションを楽しめる程度ならありだったのですが
本格的なクライミング要素がありそうです・・・
2014/9/3 22:12
Re: 行場
Ikajyuさん、こんばんは。

skanpoです。
昨日は、失礼いたしました。

覚悟までは必要ないですが、岩場を登る技術が
ソコソコ(これは曖昧な表現ですが)必要とは思います。
不安があれば巻き道もあるので、まずは行場巡りに
トライしてみて下さい。

レコを楽しみにしています!
2014/9/4 21:47
地元最高峰
山城地方最高峰ですね。
うちらは『じゅぅぶざん』て呼んでました。
山城地方出身なのに登ったことないので、
実家に帰った際にでも、機会を作って
登ってみようとおもっています。
2014/9/4 19:22
Re: 地元最高峰
tomoya_zさん、こんばんは。
はじめまして、sukanpoです。

山城のご出身でしたか!
私は、山城地方に住んだことはないのですが、
高校時代の同級生には、和束や上狛、棚倉、井手に
笠置、大河原(ここらは南山城地域でしょうか!?)などに
たくさんいました。

山城地方とあったので、つい昔の友達を思い出して
しまいました。

“じゅぶせん”という言い方は、その高校時代の
山岳部の顧問の先生(田辺出身)がそう言っていたのが
今に至ってます。

これからも、楽しいレコをよろしくお願いします!
2014/9/4 22:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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