明神岳絞南西尾根(2430mまで)
- GPS
- 28:46
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,769m
- 下り
- 1,665m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:25
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:51
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 坂巻温泉600円 |
写真
感想
初日
坂巻温泉に駐車して車道を歩く。10年くらい前によくやってたなぁこんなこと。
釜トンを抜け大正池の向こうに見える明神連峰を愛でながら進むがほどなく雲が降りてきて見えなくなる。
河童橋を渡って岳沢登山道に入るが夏道はくっきり見えていてあっという間に7番看板に到達し、ここから南西尾根支尾根に取付く。
雪は標高を上げても増える気配はない。この時期お約束の根雪のないところにこの1週間ぐらいで降り積もったと思われる30cmくらいの雪が続く。テンバないんじゃ疑い濃厚だったが案の定、尾根状にろくなテンバはなかった。
とりあえず絞大地を目指して標高を上げていく、細尾根と岩場を通過して右からの尾根が合流してきたあたりで風雪が強くなる。ラッセルは膝くらいだが吹き溜まりはもうちょいあり。天候悪化と雪質を考えると絞台地でブロックなしテントになるのは避けたいため標高2430mあたりでこの日は断念、岩場の手前まで出戻ってちょうどテント幅程度しかない尾根上を必死に聖地して幕とする。テントの床が一部空中だったので居住性が懸念されたが思いの外、平たくて快適に寝られた。
二日目
夜じゅう、吹きすさぶ風の音が聞こえていたがテントが揺さぶられることはあまりなかった。
夜中の降雪は10-15cm程度か。ただ引き続き天候悪いため即決で下山を決める。
ヘッデンで細尾根、岩場を下り樹林帯へ入り一息つく。
あとは途中の支尾根の曲がり口を外しそうになりつつもひたすら尾根を下っていくだけ。
樹林帯は明らかに昨日より積雪が増えていた。そこそこ吹き溜まっているところが多く、思っていたより快適に標高を下げていく。
7番看板から登山道へ入りあっという間に上高地へ…と思ったらここからが面倒なことに風雪が強く難儀する。
バスターミナルで休憩してからひたすらあおられながら釜トンへ。
久々の坂巻温泉を堪能してから帰路についた。
感想
明神絞南西尾根は厳冬期に2往復半ほどしたことがありまぁ個人的に目新しさは皆無だったが、お正月山行の練習にこの貧雪の状況を考えると1泊2日でそこそこ遊べるのはここかな、ということでチョイス。案の定雪は少なくて藪っぽかったので夏の踏み跡のないルートに行ったらひどい目に遭ってたことだろう。そういう意味では悪くなかった(テンバなさすぎを除けば)。天候が悪くなるのは織り込み済みだったので初日土曜にそこそこ訓練となる山行ができてよかったかなと。
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