北丹沢・袖平山→蛭ヶ岳(東野側から破線ルートで袖平山直登)


- GPS
- 06:25
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,641m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:21
登山口→袖平山 1:53
袖平山→蛭ケ岳 1:36
蛭ケ岳→登山口 2:18
天候 | くもり ※蛭ヶ岳頂上のみ晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
近場で、歩き応えがあって、歩いたことのないルート。
ヤマレコで調べたら、北丹沢の袖平山直登ルートが見つかった。
丹沢は、大きく、東丹沢、西丹沢と分けて呼んでいたが、今回、「北丹沢」という区分があることを初めて知った。
この、北丹沢なるもの、地元の人間は、夏には歩かない。理由は、「ヤマヒル」が元気だからである。ヤマヒルは、最近は、バカ尾根でも猛威をふるっているが、丹沢では、東丹沢辺りの生息地は、驚異なのである。
ヤマレコを見ていると、8月にナイトハイクを続けている方を見つけ、
「これなら、なんとかなる」と考え、チャレンジすることにした。
袖平山直登ルートは、昭文社の地図では、細い線がかろうじて見える。実際、歩いてみると、最初は、未舗装の林道であったが、そのうち、突然、林道が終了し、「あとはよろしく」という状態となる。登山道はあるものの、林業従事者の作業道と兼ねたり交錯したりして、あっちいったり、こっちいったりを繰り返す。リボンのほか、GPSで登録しておいたデータと、現在地表示、山のカタチをにらめっこしながら、進む。倒木があると、登山道が隠れてしまい、分からなくなる。GPSの現在地も、植林の中では、あてにならないことは、先週の雲取山で実証済みである。
幸い、尾根道になると、作業道がなくなり、返って、一本道で分かりやすくなる。人間の足跡より、ケモノの足跡の方が新鮮なルート。ケモノの匂いもプンプンする。
袖平山には、登山口から約2時間で到着。標高差は、1000mに満たないので、そんなもんかな?迷いながらでも、楽しい時間であった。
目的は達成したので、そのまま姫次経由で帰ろうかとも思ったが、せっかく、ここまで来たし、天気も思ったほど悪くなく、標高的にもそんなではないので、蛭ケ岳にも立ち寄ることにした。袖平山から蛭ケ岳まで、2時間くらいかなと目算。
姫次から先は、木の階段地獄が待っているとどなたかのレコにあったが、思ったほど、苦しまずに頂上に着くことができた。この日は、肌寒い位だったので、そんなことが楽に登れた理由なんだろう。
思ったとおり、登山客も少ない。蛭ケ岳到着30分前に、愛想のない(挨拶しても無視された)トレランオヤジ(その後にあった、優しいトレランの方によると、大倉から来ていたらしい)はいたものの、総じて、静かな山歩きが楽しめた。
原小屋平の水場も、大変気にいった。
問題のヤマヒルであったが、東野の入口に「ヤマヒルファイター」が置いてあったので、登山靴に噴霧したが、下りの途中で、立ち止まって、GPSをいじっているときに、登山靴をよじ登ってくる「ヤツ」がいた。はじき飛ばして、思いっきり踏みつぶした。そうしろと、ヤマヒルファイターのあった場所にそう書いてあったから・・
このルートは、晩秋から初春までが良いのだろうと、思った。
おしまい。
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