深山(京都・大阪府県境)
- GPS
- 04:50
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 575m
- 下り
- 570m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険個所もなく、道標がかなり細かく設置されているのでそれほど心配なく登れる。 |
その他周辺情報 | ・ささやまの森公園 ・国道375号線沿いに西へ行ったところの福住集落に「TrattoriaalRagu(篠山市福住384)」というイタリアレストランあり。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
時計
タオル
カメラ
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感想
8月後半は旅行に出ていて山に行けなかった。この最週末も曇りや雨の天気予報でどうしようかと思っていたが、意外と天気は持ちそうだ。
深山に行くことにする。
深山は、京都、大阪両府の境にある。一般には大阪側から登られるようだが、兵庫県篠山市にあるささやまの森公園からも登れる。兵庫県人としては、やっぱり篠山から登りたい。
ささやまの森公園駐車場に車を置き、公園事務所に向かう。ここで登山届を記入する。職員の方から声をかけていただき、案内地図をいただく。案内地図は地形図がベースなので、他に地形図も持って行ったが、結局この案内地図だけを頼りに歩いた。イラスト地図よりもずっとわかりやすい。
事務所から少し歩くとサギソウが群生していた。おそらく自生のものだろう。サギソウを見たのは何年振りだろうか。このサギソウを見られただけでも今日深山へ来たかいがあったと思う。
しばらく林道を歩き、その終点から山道に入る。地図に深山古道とある。ほぼ一定の勾配で登りやすい道だ。目の前に稜線が現れ、目に届く光の量が増える。登りつめると庫阪峠の標識がある。南へ下れば天王(大阪府)とある。兵庫と大阪をつなく峠なので庫阪か、と納得する。
小休止の後、深山に向かう。稜線は傾斜も緩く歩きやすい。長く雨が降ったからだろう、キノコがいたるところに生えている。キノコの名前はまったくわからないが、キノコを見るのもおもしろい。
船谷山に着く。ここは展望もなく、山頂の特徴もない。ちょうど東尾根コースへの分岐点になっている。
深山へはもう少しだ。しばらくして山頂が見えてくる。振り返れば北方面に雄大な展望が広がっている。もう少しで山頂、というところで、道が山頂に向かわずぐるっと南側へ回り込んでいる。しかも左右に分かれている。どちらへ進んでも同じところに出そうだ。とりあえず左に進む。すると広場に出た。山頂広場みたいだ。しかし、山頂はもう一段高い。しかし、そこは神社で立ち入れないようになっている。残念。北側の展望も山体で少し遮られる形になっている。それでも、周囲の展望は抜群で、山座同定の案内板を見ながらいくつもの山を確かめる。双眼鏡で大阪湾が見えた。突き出たビルも見える。あべのハルカスかも知れない。
山頂は雲も多く日射は遮られていて暑くもなく、とても過ごしやすい。ついつい長居をしてしまった。山頂の北面に出てまた展望を楽しみながら下っていく。
船谷山からは東尾根コースへ進む。大正古道と名づけられている。ところどころ道がはっきりしないところもあるが、要所には必ず道標が設置されている。登山道もそれほどのアップダウンはなく歩きやすい道だ。途中、いくつかのささやまの森方面への分岐を経て鞍部から登り返す。この登りでは尾根筋に沿った道と少し下を巻いていく道がある。尾根筋の道を行く。道は少しはっきりしないところもあるが、尾根を辿れば迷わない。深山展望地に出る。ここから山頂がよく見える。気象観測レーダー塔があるのでわかりやすい。満燈山はこのすぐ北にある。
満燈山で休憩した後、「杉木立の道」への標識に従って下る。この下り道はかなり急だ。ところどころ、木につかまりながら下りていく。ここは標識がなくわかりにくいがそのまま下れば公園散策路に合流する。ここからはどこを通っても公園事務所に帰りつく。のんびりと杣の道(東回り)、ママ谷道を辿り公園事務所に戻る。
深山では天候にも恵まれ、展望を満喫し、穏やかな山行となった。8月は天候不順な日が多く、あまり山に行けなかったが、秋の山登りのいい助走になった。
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