【山梨県】高畑山、倉岳山 [秀麗富嶽十二景の九番] (JR鳥沢駅→高畑山→倉岳山→JR梁川駅)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 930m
- 下り
- 961m
コースタイム
9:25鳥沢駅 - 10:03小篠貯水池 - 10:40穴路峠との分岐 - 11:30仙人小屋跡 - 12:00高畑山頂
《下り》約3時間
12:35高畑山 - 12:55天神山 - 13:26倉岳山 - 14:18立野峠 - 15:15倉岳山登山口 - 15:30梁川駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・出発地点であるJR鳥沢駅にはトイレ、周辺にコンビニがあります。 ・登り・下りとも沢沿いを歩くところがあります。石につまづかないように注意。 ・高畑山・倉岳山とも山頂付近はかなりの急坂になります。 ・倉岳山登山口には登山ポストがありますが、高畑山側には無いようです。 |
写真
感想
快晴で山歩きには最適な日でした。駅から駅までのコースであることと、どちらの山頂からも富士山の絶景を望めるため、手頃なコースだと思います。
行きは、高尾駅で中央本線に乗り換えましたが、8:44発の電車は始発のため、余裕で座れました。
出発地点であるJR鳥沢駅前にコンビニ(ヤマザキデイリーストア)があったので、昼飯の調達はここで可能です。
歩き始めは国道20号に出て、上野原方面へ戻ります。歩いて5〜6分すると、高畑山方面へ右折する目印があるのですが、少し目立たないので通りすぎないように注意が必要です。信号機の「鳥沢子東」という標識が右折する目印になります。
中央本線のガード下をくぐって南側に出ます。桂川の大きな橋を渡ってすぐ左手にもう一つ橋があり一瞬迷いますが、これは渡らず、舗装道路を道なりに進むと、高畑山への標識が見えてきます。この地点からは、扇山を真正面から望めます。
駅から30分ちょっとで着く小篠貯水池はゆったりと水をたたえているかと思いきや、すっかり空になっていたので拍子抜けでした(補修工事かな?)
小篠貯水池を過ぎるとしばらくは、ゴツゴツした石だらけの沢沿いの道を進みます。林の中に入るとさすがに薄暗くて寒かったです。
しばらく沢沿いをたんたんと歩いていて、あやうく右側に折れる分岐点を見過ごすところでした。ちょうど前方から人が歩いてきて、この先は道がなくなっていることを教えてくれました。グレゴリーザックの人ありがとう!
沢を離れると、ひたすら上り坂が続きます。紅葉の時期は過ぎたようで、地面には落ち葉が降り積もっていました。
歩き始めてそろそろかと思った頃、やや開けた場所に出ました。この先の道は下り坂になっているので、ひょっとしてここから左の斜面を山頂へ向かって登るのか、と少し迷いましたが、結論は下り坂をそのまま進むのが正解で、ほどなく仙人小屋跡という場所に出ました。
ここから急坂が2箇所ほど続いて、ようやく高畑山の山頂へ着きます。着いたのはちょうど12時でした。山頂はそれほど広くはありませんが、日当たりは良かったので場所さえ確保できれば昼食をとるのに最適です。
また、大月市の「秀麗富嶽十二景」に選ばれているだけあって、雪を頂いた富士山が真正面に望めましたが、木々が若干邪魔していたのが残念。
《参考》秀麗富嶽十二景
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/data/15/04/01/01.html
高畑山から倉岳山へは、天神山、穴路峠を経由して1時間足らずで着きます。
倉岳山の方が高畑山より山頂が広く、富士山の見える南側の眺望をさえぎるものが少なかったため、堂々とした富士山の全景を眺めることができました。写真を撮影するなら高畑山よりも、こちらの方が適しているかもしれません(倉岳山も秀麗富嶽十二景のひとつ)。また、ここは北側の扇山方面の景色も一望できます。ただ、木々が高く生い茂っているので、少し薄暗くて寒いのが難点でしょうか。
倉岳山から下り、立野峠から倉岳山登山口までは、えんえんと沢沿いの薄暗い下り坂を1時間近く歩き、さすがにうんざりします。登山口からJR梁川駅までは早足で10分ちょっとです。タイミング良く15:35の東京行きの電車に間に合いました。
参考のため、梁川駅の時刻表を写真の最後に掲載しておきます。
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