雌阿寒岳
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- GPS
- 07:20
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 837m
- 下り
- 829m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 2:31
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:04
天候 | 晴れ、上はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪多め、概ねトレース明瞭だが風で掻き消されるかも |
写真
感想
雌阿寒岳で年越しだ。GPSの軌跡が変なことになっているのは下手すると致命的なルートミスですので参考になさらないようにして下さい。
そんなわけで夜の9時半出発。月が明るい。
樹林帯は雪が多いが明るくて無風、トレースあり。歩きやすいはずだけど、急登が多くて地味に堪える。森林限界を超えるとそこは風の国。雌阿寒は計画段階では距離が短く標高もそんなにないので油断してしまうのだが、実際の所キツい、結構キツい。
8合目から先は風を避ける場所がないので、標識の側の大岩に隠れて防寒着をフルセットだ。
火口縁は暴風が荒れ狂っており、地吹雪が酷い。色々な方向から押されながら歩くのもやっとで山頂。気温-12℃、この程度だから耐えられるがこれ以下だとキツい。
ガスは動きが速く、上空の晴れ間を細かく拾いながら撮る。地吹雪で立っていられないので這いつくばって、三脚も大きく開脚してセット。困るのがレンズで、レンズ表面含めて何もかも真っ白に凍っていくので拭き取りながらの作業。
このまま日の出まで頑張っていたら全身が氷漬けになりそうなので、暗いうちに下山開始。ガスも濃くなってきたし、火口から吹き上げてくる風は真っ直ぐに歩けない。
ところが風を嫌って火口縁より下がった所を歩いていたら、下る場所を間違えてしまった。左手に崖、というイメージで歩いていたら、いつの間にか8号目から見上げる大岩の崖の上を歩いていたのだ。
こうなったら登り返すのが唯一の選択肢です!落差の大きな岩壁なので、無理にトラバースしようとすると落ちそうです。このGPSデータとトレースは参考にせず、反面教師にして下さい。新年早々教師になれて良かったです。
樹林帯手前あたりからご来光狙いの方々とすれ違う。雲の間から行けそうな気がしたけど、YAMAP見たらガスガスだったみたいだ。写真、何枚か差し替えと追加しました。
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