【赤城】荒山 箕輪バス停〜荒山高原を経て
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- GPS
- 03:01
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 589m
- 下り
- 584m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。往路の荒山高原分岐経由の荒山への道は特に迷いやすいところはないと思いますが、復路の展望広場から直接姫百合駐車場に下りる道は積雪状況によっては分岐がわかりにくいかもしれません。いずれにせよ積雪期は軽アイゼン・チェーンスパイク等の装備は用意するべきかと |
その他周辺情報 | 富士見温泉 見晴らしの湯で立ち寄り入浴していきました。大人520円です。 |
写真
感想
あけましておめでとうございます。2023年の登りはじめに赤城の荒山に行って来ました。公共交通機関利用の日帰り山行ゆえ、山中から初日の出を拝むことこそできませんでしたが、混雑しそうな黒檜山や地蔵岳を避け、未踏だった荒山を選んだおかげで、元日から静かな山行を楽しむことができました。今冬の青春18きっぷ山行の4回目に当たるのですが、後述する失敗によりこれが今期ラストの18きっぷ山行になってしました。
【前橋駅〜箕輪バス停(姫百合駐車場)〜登山口】
前橋駅前8:45発 赤城山ビジターセンター行のバスには自分を含めて7〜8人の乗客が乗り込み、ほとんどが登山客の装いでした。沿線は雪が少なそうで心配でしたが、大河原を越えた辺りから斜面に雪が見え始めて胸をなで下ろしました。9:30頃、箕輪バス停で下車。ここで下りたのは自分だけでしたが、隣接する姫百合駐車場にはたくさんのクルマが止まっていました。今の時期だとほぼすべて登山者のものでしょう。身支度を整えて歩き始めると、登山道には充分な量の積雪があったので、すぐに12本爪アイゼンを装着しました。
【荒山高原分岐〜山頂】
林間であまり風も当たらないので寒さはそれほどでもなく、荒山高原の分岐に到着した頃には暑くてジャケットを脱いでしまいました。ここでピッケルを取り出したのですが、しばらくは傾斜も緩くあまり出番がありません。それでも制動姿勢の構えをしてピッケルを雪面に突き刺す等のイメージトレーニング(灌木が多く実際に練習できそうな斜面はあまりなし)をしながら進んで行くと、山頂が近づくに連れて登山道の傾斜も増してきて、多少はピッケルを使える場所が出てくるようになりました。
富士山や浅間山を眺めつつ高度を稼ぎ、やがて山頂に到着。山頂は樹林に囲まれおり、展望にはあまり恵まれていませんが、樹間から草津・志賀高原方面や、赤城の地蔵岳を望めるポイントがありました。当初は鍋割山(過去に登頂済)の方にも足を延ばすつもりでしたが、ここまで来るのに意外に時間がかかり、また初登頂の満足感もあったので、小休止の後このまま下山することにしました。箕輪発12:51のバスに乗れれば、温泉に立ち寄った上でも、元日のご馳走が待っている夕食の時間に余裕をもって帰宅できるはずです。
【展望広場分岐〜姫百合駐車場〜箕輪バス停】
展望広場分岐までは登りと同じ道を引き返します。登りでは気がつかなかったのですが、「展望広場」は「展望広場分岐」の少し上の西側にあったようです。「展望広場なのに展望がないじゃないか」と思ったのは早とちりでした。ここの分岐を北西に向かい、荒山高原分岐を経ずに直接姫百合駐車場に下山するコースを取ります。積雪期故にか、荒山高原を経由する道に較べるとちょっと分かりにくい感じです。
登りの半分の時間で下山を完了したのですが、この下山の最中にふたつの失敗をしてしまいました。ひとつはアイゼンの爪を引っかけてスパッツを破ってしまったこと。アイゼン初心者にありがちな失敗です。雪山で使うにはやや長さの足りないスパッツだったので、山の神様に「ちゃんとロングスパッツを買え」と言われたと思うことにしました。
もうひとつは18きっぷの入っていたスマホカバーを落としてしまったこと(スマホは無事)。腰に付けたケースにスマホとカバーを分離した状態で収納をしていたことが仇になりました。おそらくケースからスマホを取り出す際にカバーも一緒に飛び出してしまったのでしょう。雪の上だとケースが落ちた音も聞こえにくかったはずです。駐車場に下りた時点で気がついたので、バスを1本遅らせて探しに戻ろうかとも思いましたが、白いスマホカバーなので、雪山の上で見つけることは至難の技でしょう。18きっぷは惜しいですが、すでに4回目の使用で既に元は取れているはずなので、ここは潔く諦めることにしました。バスに乗り込み、温泉に立ち寄って帰宅しました。
手痛い失敗もありましたが、天候にも恵まれ。山行そのものは充実したものになったと言っていいと思います。今年もたくさん山に登れますように。
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