霧島山 霊峯 高千穂峰 霧島神宮址ピストンルート!
- GPS
- 02:56
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 604m
- 下り
- 591m
コースタイム
- 山行
- 2:07
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 2:51
天候 | 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
問題なし、馬の背に上がるまでの道が滑りやすい火山灰質です、スニーカーの人が何人かいましたが、きちんとした登山靴で登ったほうが良いと思います。 |
その他周辺情報 | えびの高原、高千穂牧場、霧島神宮などがあります。その他温泉多数。 |
写真
装備
個人装備 |
撮影機材
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
着替え
靴
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
雨具
サングラス
マスク
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感想
明けましておめでとうございます🌸
今年は新年1発目に、霊験あらたかな霊峯、高千穂峰に登ってきました。
日本百名山である霧島山 最高峰の韓国岳(からくにだけ)には昨年1/3に登ったため、ほぼ一年が経過しての登山になります。
高千穂峰の特徴は、やはりこの素晴らしい見た目です。
深田恭弥氏の日本百名山の本にも、その美しさと、山頂に突き刺さる逆鉾の歴史について多く触れています。
しかしながら、霧島山一体を見ると最高峰は韓国岳のお鉢の一角であるため、日本百名山の登山家は訪れることは比較的少ないでしょう。とても悲しいです、きちんとその歴史に触れて、山頂のピークハントだけをするような登り方だけはかつての偉人や、その山の歴史、そして深田恭弥氏への尊敬の念を込めて登りたいものです。
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さて、登山道ですが特徴は馬の背までに上がる急勾配の火山灰質な登りです。
足場はスコリアのような石が転がっており、滑ってしまうためできるだけハイカットな登山靴が良いと思われます。靴の中に石が入ってる人が多くおられました。ゲイターがあってもいいでしょう。
馬の背まで上がれば、お鉢山を歩るくとすぐに霧島神宮の元宮が現れます。
ここを参拝し、30分ほど登ると頂上です。
この道も少し登りづらので気をつけて歩きます。
頂上に近づくと、日の丸と逆鉾がお出迎えです。
噂に聞いていたより大きくて驚きました。
昔は頂上で水を売っていたそうですが、今は売店などはなく、設備はトイレのみです。
広いためお昼ご飯を食べるのにはちょうど良いでしょう。
頂上では360°のパノラマを楽しめました。
昨年は開聞岳まで見えましたが、今年はそこまで視界が良くありませんでした。
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さて、まずこの地形から。
霧島山系は1700年前に噴火し、現在も新燃岳を含め一帯は活動を続けています。
特徴は火口湖で、9つの火口湖が存在し、大浪の池がその中でも最も有名です。
火口湖があるタイプの火山は、噴火の際に水蒸気爆発を起こすため、火口が他のタイプと比べて大きくなりやすいという特徴があります。
また、高千穂峰には火口がありませんが、これは度重なる噴火によってその火口が覆い隠されているからだそうです。それは登山中、斜面の地層から読み取ることができます。
次に逆鉾について。
神話では、アマテラスオオミカミ(つまり日本の神、伊勢神宮)の孫のニニギノミコトが天から下り、繁栄させるために降り立った地が高千穂峰である、ということになっています。それが「天孫降臨」というわけです。
本当のところは誰も知らないわけですが、剱岳と同じで初めて登ったと思った山に杖なり逆鉾なりが突き刺さってて当時の人はきっと驚いたことでしょう。
さらに霧島神宮について。
霧島神宮は、元宮→古宮址(高千穂峰の麓)→現在の霧島神宮、と2回場所が変わってます。
島津家の命によって現在の場所への移築を命じられたとのことです。
ぜひ韓国岳に登られる方は、高千穂峰にも登りパワーをもらって帰って欲しいところです。
来年はこの一帯の縦走にチャレンジしたいですね。
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