1839峰

2014年09月06日(土) ~ 2014年09月07日(日)

• GPS: 14:45
• 距離: 31.8km
• 登り: 3,261m
• 下り: 3,275m

コースタイム

【1日目】
05:30 札内川ヒュッテ
07:00 上二股
09:30 コイカクシュサツナイ岳
12:10 ヤオロマップ岳(直下のテン場)

【2日目】
05:30 ヤオロマップ岳(直下のテン場)
07:00 1839峰
09:00 ヤオロマップ岳
10:50 コイカクシュサツナイ岳
12:10 上二股
13:30 札内川ヒュッテ

天候

1日目、2日目ともに上空は晴れているがガスが濃い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札内川ヒュッテに駐車。

コース状況／危険箇所等

コイカク川の水量はえらい少ない。
砂防ダムの巻き道は右岸、函の巻き道も右岸です。

その他周辺情報

下山後の温泉はゆもーる川北。
食事は道の駅なかさつない「サルバトーレ」にて。

写真

9/6 5:34

今年4度目。

9/6 5:45

では参りましょう。
えらい晴れているが、晴れ間は朝だけだった。

9/6 7:00

スパッと上二股へ到着。
テープが目立つ。

9/6 8:21

1300mの快適テン場で
ひとやすみ。

9/6 9:17

国境稜線到着。
何も見えねえ。

9/6 9:31

コイカクは山頂標識が無い。

9/6 10:09

たまにガスが晴れる。
目指すヤオロマップが見える。

9/6 10:09

P1599がチョコンと。
晴れていれば
ペテガリも見えるのだろうか。

9/6 10:50

青空は一瞬だけ見える。

9/6 10:50

1600のテン場。
整地は完璧だけど風が強そうだ。

9/6 10:51

日高も徐々に秋の気配。

9/6 10:56

先行者がいるっぽいので
ヤオロ直下に張れるか心配。
ダメなら風の強い山頂かあ。

9/6 12:05

山頂到着。
どうやら直下にも人は居ないようだが、
はて。

9/6 12:36

パパッと設営。先行者はいなかった。
夜まで何しよう…暇だ。

9/6 12:54

1839は雲の中。
何もすることがない。
おやすみなさい。

9/7 5:23

おはよう1839.
おや、雲が取れている。

9/7 5:23

遅めの起床。太陽がもう高い。
バナナ食って出発だ。

9/7 5:50

バッチリ晴れた。
天気が崩れる前にスパッと行こう。

9/7 6:18

暑すぎる。
夜は寒いし日中は暑い。
ほどほどにしてほしい。

9/7 6:19

草木を掻き分けてゴリゴリ進む。

9/7 6:36

正面から見ると急に見えるが、
足場はしっかりしていた。

9/7 7:05

無事到着。
標高は1842mだ。

9/7 7:01

山頂で元気に咲く
エゾオヤマノリンドウ。

9/7 7:02

カムエクの方。
ピラミッド峰の鋭さが際立つ。

9/7 7:03

西の方。
チョコンと出ているのは
シビチャリ山かな。

9/7 7:09

ヤオロマップが結講遠い。
帰りが心配になってくる。
頑張って歩こう。

9/7 7:27

ハイマツは友達。

9/7 7:28

振り返ると徐々にガスに包まれていった。
良いタイミングだった。

9/7 8:38

自宅無事。
撤収の早さには自信がある。

9/7 9:00

1839と私。
この後すぐにガスで見えなくなった。

9/7 8:59

さあ帰ろう。
コイカクは結講近い。

9/7 9:59

本日最後の登り。

9/7 9:59

コイカクから尾根伝いで
ピラトコミへ行けるらしい。
結講距離があるので
よっぽど好きな人しか歩かないだろう。

9/7 10:37

1719にて北側を。
あっちもいつか繋ごう。
積雪期の方がいいなあ。

9/7 10:53

国境稜線に別れを告げて

9/7 10:42

コイカク川へ
転がり落ちる。

9/7 12:09

下りはスパッと。
水の量はえらい少ない。

9/7 12:09

僕が入る時にデポしてあった沢靴がまだあった。
持ち主は一体どこへ?

9/7 12:10

最後のホットシェフクッキーを
かじりながらトコトコ帰る。

9/7 12:51

水量が少ないので
無駄に水の中を歩いたり。

9/7 13:26

橋が見えた。
良い山行だった。

9/7 13:44

釣り人がモトコンポに乗っていた。
MTBもいいけど、このくらい小さいなら
エンジン付きも捨て難い。

9/7 14:20

中札内はマメの収穫シーズン。

9/7 14:45

最近5週連続でインデアンなので
たまには違うのを食べよう。
中札内の道の駅にて。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

感想

pakumin

【1日目】
日高の夏道でも特にきついと言われるコイカクの登り。
斜度は緩むことは無く、距離がとにかく長い。景色も無い。
話し相手の居ない単独行は特に辛い。

嬉しい事に沢歩き始めたおかげで
滝の高巻きや山頂の詰めで薮耐性が出来たのだろうか、
稜線のハイマツや笹はずいぶんマシな方に思える。
ハイマツはスネはもちろん、膝の上あたりがビシバシやられる感じだった。
ガードするなら膝の上あたりも忘れずに。青タンだらけになった。

親爺の落とし物はそこら中にある。稜線を縄張りとしている個体がいるのだろう。
幸いな事に一度も遭遇はしなかった。

【2日目】
夜に雨が降っていて「明日の朝晴れていなかったらさっさと帰ろう」と思っていたが、
外を見ると晴れていた。サブザックに水を積み、朝食を食べて1839へ。
太陽はギラギラしていて暑い。掻き分けた草木は大量の水を含んでいて、
ズボンも靴も大雨の中を歩いたみたいにずぶ濡れになった。
稜線の木の根や岩が露で濡れていてやたら滑る。
特に山頂直下は危ないので、出来れば早朝アタックじゃなくて
なるべく昼くらいに山頂を目指すようスケジュールを組むと良いかと思う。

山頂からの眺めは中々良かった。
下山中もヤオロ辺りまではしばらくは晴れていたので快適な稜線歩きを楽しめた。
基本的に登った山しか同定出来ない。
最近ようやく日高の山々の名前がわかるようになってきて楽しい。

結局2日間だれにも会わなかった。
あの沢靴の持ち主は一体どこへ向かったのだろうか、いつからあるのだろうか。