初の北アルプス(家族旅行から思いたっての北穂高岳)
- GPS
- 20:50
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 1,988m
- 下り
- 1,950m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:21
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 10:20
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 3:41
3日目のペースも上がらず
天候 | 9/5雨 9/6晴 9/7雨のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1:30自宅発→首都高・中央道松本IC→5:30沢渡BT 6:20沢渡BT→6:45上高地BT 9/7 9:30沢渡BT→9:55上高地BT ※バス料金 2050円/往復 ※駐車料金 500円/日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾から先は雨天時は、上り下りともスリップ注意 涸沢小屋〜北穂高岳山頂 ・下り時にスリップ、浮き石に注意(疲労時は特に) |
その他周辺情報 | 横尾山荘は電波圏外、涸沢小屋も電波弱、北穂高岳山頂は電波良 |
写真
装備
個人装備 |
保険証
トイレットペーパー
ティッシュ・手拭きシート
タオル(2)
携帯電話
レインコート・スパッツ
防寒着
水筒(2ℓ)
時計
食糧
レジャーシート
着替え
ビニール袋
登山靴・靴下
カメラ(2)
手帳・ペン
帽子・手袋
レスキューシート
ホイッスル
ヘッドライト
コンパス・地図
熊鈴
携帯充電池
ザックカバー
予備コンタクト
|
---|---|
共同装備 |
車
|
備考 | 折畳み傘、ジップロック(雨天対策)、下着・ズボン(予備)、足水ぶくれ対策用品、湿布類 |
感想
もともと、9月に燕岳を予定していたが、8月中旬に家族で上高地に旅行し、その時は大雨だったが、一瞬晴れて見えた穂高連峰の印象が強く残ったのと、「やまのぼりだいすき」という番組で、ちょうど北穂高岳を特集していたのを見たことがきっかけで、初の北アルプス、初の2泊の山行に行くことにした。
初日は朝から雨・・・徳沢で一瞬晴れて期待が高まるが、その後もやむどころか次第に雨が強くなる。横尾を通過するころにはガスで視界も悪く、大雨となっていた。だんだんレインウエアの中も汗だか染みた雨だかわからないが湿ってくる・・・。
最悪のコンディションで、ペースは上がらないわで、心が折れかけるもなんとか涸沢小屋に到着。この日は大部屋でも布団一枚使用出来て、あいている布団も若干あるような混み具合。小屋でのんびり過ごし(途中ヘリの荷揚げを間近で見ることが出来た)ながら天気予報では、明日は快晴との予報。夕食後には雨も上がり、ガスも取れ、前穂、奥穂が見えてきて、折れかけた心が戻り、明日へのやる気が出て来た。
翌日、予報通り快晴で風もなく星がきれい。しかし、歩き出すも前日の疲れと標高の影響かペースが上がらず、休み休み登る。膝も少し痛みだす・・・。途中朝日に照らされ、色が変化する奥穂を眺めながら、最初の鎖場と梯子へ。登りは勢いでクリアしたが、この時点で高所恐怖症のため早くも下りが心配・・・。その後は慎重に登りつつも特に難所はなく、頂上が見えて来た。頂上近くに到達すると、頂上にヘリが・・、北穂高小屋の荷揚げらしいが、今回は良くヘリに遭遇した(頂上到着後も2回ほどヘリの荷揚げに遭遇)。
ようやく到着した山頂は、人も少なく、北穂高小屋含め2時間近く滞在したが、貸し切り状態の時間が多かった。展望も抜群によく、槍を始め360°北アルプスの山々から、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、富士山などなど、本当に多くの山を見ることが出来た。
名残惜しみながら頂上を後にすると、右ひざの痛みはやはり下山時のほうが激しくなり、なるべくひざを曲げないようにしつつ、転倒しないように下った。その影響でペースは上がらず、登りと同じくらいの時間がかかってしまった。涸沢に着き、涸沢ヒュッテで昼食をとり、ここでも絶景が名残惜しく、なかなか離れられなかったが涸沢を後に横尾に向かう。ここからの道のりは、ひざ痛の影響でとにかく長く感じた。行きと違って、景色を楽しめたがそれでも長く感じるほどだったが、ようやく横山荘に到着。ここは風呂もあり、部屋は綺麗で、各部屋に2段ベッド3組置いてあり、カーテンで区切られているので、快適に休めた。
最終日は早朝雨だったがすぐに上がり、上高地へと向かう。ひざの状態は昨日より少しいいが、太ももの筋肉痛も加わり、前日に引き続き、道のりが長く感じた・・・
上高地に到着するころには晴れ間も見え、やっと晴れた河童橋からの景色を見ることが出来た。
今回、初の2泊だったが、とにかく体力がないことを実感。あとは雨天時の荷物対策をしっかりしないとと反省。しかし、初めての北アルプスでの絶景はとても強烈で、ますます山熱が高まった気がする。来年は、奥穂高岳や鹿島槍ヶ岳、立山あたりにまた単独で行きたい。その前に運動不足解消が必要だが・・・(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する