新庄市民の山「杢蔵山(もくぞうさん)」
- GPS
- 05:25
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 690m
- 下り
- 693m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は特に問題なし。登山ポストなし。下山後の温泉は「奥羽金沢温泉保養センター」(400円) |
写真
感想
先週の反省から(反省と言うよりも教訓と言った方が適当か)、今回は東北百名山にも選ばれている、比較的メジャーな山にしました。
多分ヤマレコ初登場と思うので、杢蔵山の簡単な紹介から。ガイドブックから引用すると、「(山形県)新庄市民に愛されてやまない神室最南の頂」である。
早朝に秋田を出発し駐車地に着くと、秋田ナンバーの車が3台、横浜ナンバーが1台(この人たちとは頂上でいっしょになるが、もちろんこの時点で知る由もない)、仙台ナンバーが1台すでに停まっていて、なぜかほっとしました。(・・・今日は一人じゃないな・・・)
歩き始めてすぐに渓谷遊歩道との分岐があります。ガイドブックのルート図では遊歩道を行くように見えましたが、一ノ滝は帰りに見ることにして、登山道の方を選びました(結果的には正解だった)。登山道は基本的には戸前川に沿って作られていて、右手に沢音を聞きながら徐々に高度を上げていきます。二俣と呼ばれる沢を渡渉した後は、本格的な登りとなります。ここを登りきって稜線に出ると三角山との分岐で、山荘はすぐ目の前です。
ガイドブックからまた引用すると、「・・・ここで愛されていると書いたのは、山を歩いて出会う人のやさしい挨拶、杢蔵山荘の温もりのある雰囲気などから感じ取れるのであるが、それに気づくには、しばらくの杢蔵山通いが必要なのかもしれない。・・・」偶然、私も山荘の中をのぞいた時、巡視員か自然に親しむ会の方か分からなかったけれども、「どうぞ休んでいってください」というやさしい声をかけられ、これから頂上へ向かうので頂上へのルートとかの話を一言二言交わしただけでしたが、十分その温もりは伝わってきました。
また山頂では(旧)六郷町から来たと言う男女あわせて10名くらいの団体さんと、途中でいっしょに登ってきた横浜から来た男性1名の方が昼食休憩中で、狭い山頂に無理して入れさせてもらい、楽しいひと時を過ごしました。メンバーの方からりんごをいただきましたが、温もりがプラスされていてまた格別のおいしさでした。下山後は肘折温泉で一泊だそうで、さぞかし宴会は盛り上がるだろうなとうらやましかったです。戻りは三角山経由ということで、途中でお別れしました。
さて一ノ滝を見ようと登山道途中から遊歩道へ下りていきました。滝自体はなかなかのものでしたが、遊歩道そのものが大変でした(また登山道へ戻るべきだった)。せっかくなので遊歩道を通って帰ろうと考えたのが大きな間違いでした。沢沿いに作られているのだが、滑りやすい岩の上を歩いたり(実際ころんだ)、苔むした丸木橋を渡ったり(これは緊張した)、途中道が不明瞭だったりと、とても遊歩道のレベルではなかった。遊歩道の甘い言葉に誘われて、普通の皮靴やサンダルで行こうものなら、泥だらけになるだけならまだしも、最悪、転倒や滑落などの事故の危険性も十分考えられる。沢登りをやろうとするのなら別だが、普通なら行かないほうが無難です。
話が若干それましたが、山自体ももちろん良かったが、今回は人のやさしさに出会えた山行でした(そのために文章がちょっと長くなってしまったかな)。
神様(仏様?)はちゃんと先週の帳尻を合わせてくれたんだなと感じました。(これだから山登りは止められない^^)
コメント
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この杢蔵山は新庄に住んでいる私の友人から薦められている山でしたので、大変参考になるレポートです
山頂での雲海、素晴らしいですね。天気も良くて登山道もしっかりしてて・・・ホントこれだから山登りは止めれないんですよね
秋田からだとちょっと遠い感じはしますが、朝早く発てば日帰りは十分可能です。
東北百名山に選ばれただけのことはあって、いい山だと思います。二俣からの登りがけっこうきつく感じますが、minoさんなら楽勝でしょう。(まだ冬支度するには早すぎるんじゃないですか・・・)
条件が良ければ、熊野岳や大朝日岳なども見えるそうで、是非行ってみてください。
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