霧島で登り初め

2023年01月02日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,143m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:35

7:05 えびのエコ ミュージアムセンター
7:55 8:00 韓国岳五合目
8:05 韓国岳七合目
8:20 8:25 韓国岳
9:40 10:00 獅子戸岳
11:20 11:25 韓国岳
11:45 韓国岳避難小屋
12:30 12:40 つつじヶ丘登山口
13:05 13:10 えびの岳 展望所
13:20 えびの岳
13:40 えびのエコ ミュージアムセンター

14:30 霧島観光ホテル 15:20
道の駅霧島、御池、霧島神宮などを観光したのち 20:30頃 桜島SAの下りで就寝

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

えびの高原は九州道のえびのICで降りて霧島バードライン(県道30号)を30分程度行けば到着です。今回自分は宮崎道の霧島SA上りにて前泊していて、そこからだと40分程度となりました。なお現在えびのスカイラインは土日の9:00-17:00のみ通行可という状況になっています。
えびの高原はえびのエコミュージアムセンターに大規模な駐車場があります。24時間利用可能で、トイレや自動販売機などもあります。有料(500円/日)となっていて管理人さんがいない時に入った場合は帰る時に料金を支払えばOKという形です。
一応、冬のえびの高原へのアクセスは冬装備必須と思います。今回運転していた限りだと標高800mあたりから道路脇に雪があるのが確認出来ました。

コース状況／危険箇所等

日当たりが悪いところには割としっかり雪が付いている状態です。今回歩いた箇所には全コースにトレースはしっかりあって、基本的に軽アイゼン・チェーンスパイクがあれば十分に思いましたが、なかなか雪の増減は激しそうなので最新のコンディションは要確認です。
また霧島の防災情報は宮崎県、鹿児島県、気象庁がそれぞれ多種多様に提供しているのですが、登山者向けには宮崎県の登山道規制情報が特に分かりやすくまとまっていると思います。これを見ればどこを歩いて大丈夫なのか分かる感じになっているので計画時には要確認です。

その他周辺情報

すぐそばの霧島温泉郷、霧島観光ホテルへ立ち寄りました。日帰り入浴は12:00-16:00の受付というちょっと短時間かつ年始なのでどうかと思っていたのですが、うまくハマってラッキーでした。かなり温泉らしい温泉を味わえるのでしっかり癒やされます！
ちなみに霧島神宮で初詣というのはけっこうチャレンジングで、普通の時間に行ったらただでは済まない、と言うか三が日の間は周囲の道路に近づくのすらけっこう危険だと思います。（それほどの混雑度です！）
今回トライした感じだと日が暮れる頃になると駐車場までは普通に入れるので、その時間からなら参拝渋滞だけ覚悟していけばOKでした。

写真

1/2 7:05

えびの高原をスタートします。何ともテンションの下がる空色・・・

1/2 7:10

韓国岳の登山口。あー、チェーンスパイク付けるかといきなり悩む（結局付けず）

1/2 7:26

ガチガチ登山道ですが、傾斜は緩やかなのでそれ程歩きにくくは無かった

1/2 7:37

硫黄山火口展望所

1/2 7:38

噴煙がすごい！
何となく回復してきそうな空色に元気も湧いてきました

1/2 7:45

三合目。このあたりでもう樹林からは出ます

1/2 7:57

五合目には休憩所が併設しています

1/2 7:58

えびの高原。左がえびの岳、右が白鳥山。いずれもしっかり火口のような形をしています

1/2 8:05

青空穴

1/2 8:07

七合目

1/2 8:09

どでかいのが見えてきた

1/2 8:13

八合目。このあたりからはほとんど雪も消えました

1/2 8:15

韓国岳の火口部。中は空っぽ。
奥に見えている山々は・・・とりあえず真ん中にあるのが市房山

1/2 8:19

大浪池。中は水がたっぷり

1/2 8:20

韓国岳に到着です。霧島の最高峰、韓国も見えるぐらい展望が良い峰です！

1/2 8:22

今日の目的地の獅子戸岳を確認・・・どころじゃないなこの風景は！

1/2 8:36

向かっていきます

1/2 8:45

何かが降臨しているような

1/2 8:53

樹林に入るとまた雪が出てきます

1/2 9:02

暫くは樹林帯を往きます。トレースはばっちり

1/2 9:16

少し開けたところで

1/2 9:17

晴れ渡っていくのを見ました。元気が出てきた！

1/2 9:31

眩しい

1/2 9:37

大幡山の方面

1/2 9:42

獅子戸岳に到着です

1/2 9:43

山頂部の少し奥に柵があり

1/2 9:44

目の前にとてつもない迫力で新燃岳が待ち構えています！
ここは現在新燃岳に最も近づける場所になるはずで、あまりの光景にちょっと呆然としました

1/2 9:44

かなり薄っすらと頭を出しているのは桜島

1/2 9:52

高千穂峰と左後方は調べてみると鰐塚山地

1/2 9:58

ゆっくりしたところで戻っていきます。いや韓国岳への再登山開始。とは言え往路とは天気がだいぶ違うので悪くはない！

1/2 10:22

韓国岳南東部にある琵琶池

1/2 11:03

もうちょっと

1/2 11:09

振り返ると霧島大展望。ほんと良い天気になった！

1/2 11:20

韓国岳に再登頂。今度はちらほら休憩中の方もいました

1/2 11:23

大浪池方面に降りていきます

1/2 11:24

果てしない木道

1/2 11:25

新燃岳・高千穂峰、また見に来るぞ！

1/2 11:43

木道はところどころ状態が悪いです。崩壊している箇所もありました

1/2 11:48

大浪池の麓、避難小屋まで降りてきました。ここからえびの高原へ戻っていきます

1/2 11:52

ちょっと好きな写真

1/2 12:06

しばらく雪の樹林を往きます

1/2 12:29

えびのスカイラインに出てきました。道路の反対側からえびの岳の登山道に入れますが、その前に一服

1/2 12:40

えびの岳の周遊コースはかなり緩やかな傾斜の樹林帯になっています。とても歩きやすい

1/2 13:05

少し開けてきたところで

1/2 13:07

えびの岳展望所に出ます。豪快に韓国岳が見えている展望ポイントでした

1/2 13:21

そのまま進んだ樹林帯の中にえびの岳の三角点。こちらにはほぼ展望はありません

1/2 13:30

キャンプ場に降りてきました

1/2 13:36

めちゃくちゃ大賑わいのスケート場の脇を抜けて

1/2 13:39

駐車場に戻りました。ふー

1/2 14:00

ありがとう、えびの高原！

1/2 15:35

霧島温泉郷でさっぱりした後に少し観光。道の駅霧島に立ち寄ってみました

1/2 16:30

これは御池展望台。ほぼ真東から高千穂峰を見ている形です

1/2 18:13

暗くなった頃に混雑の落ち着いた霧島神宮で初詣にしました。
それでも参拝までは1時間近く並びましたが・・・霧島尽くしの一日だった！

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー フリース ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ネックウォーマー 帽子 靴 ザック アイゼン チェーンスパイク 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

moono

久しぶりに霧島に行きたいなぁ。と考えたのは去年の夏頃の怪我で療養している時でした。年末年始に行けるかなと画策していた次第で、今回の遠征で特に楽しみしていた山行だったのでした。
異世界霧島の中でも自分が特に気になっていたのは新燃岳。以前に眺めたその様相には恐怖を感じるほどで、今回はその新燃岳をもっと近くで見てこようというまさしく怖いもの見たさコース・・・いやほんと近かった！以前はあんな恐ろしい縁を歩けてたというのだから驚きですね。いつかまた新燃岳に登れる日が来たらトライしてみたいものです。
なかなかドラマチックな天気に恵まれた中、霧島を歩き回って、霧島温泉郷でさっぱりして、霧島神宮で初詣をする、がっつり霧島を味わえた登り初めはかなり幸先がいいと思いました！