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記録ID: 50792
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ハイキング
谷川・武尊

谷川岳〜中芝新道から

2009年11月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:00
距離
10.3km
登り
1,213m
下り
1,229m

コースタイム

一ノ倉沢P540〜芝倉沢から中芝新道(堅炭尾根)取り付き800〜一ノ倉岳1130〜オキの耳1300〜トマの耳1330〜西黒尾根下山〜ガレ沢の頭1500〜巌剛新道〜マチガ旧道出合い1715〜一ノ倉P1740 計12時間
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
ルート評価☆☆☆(5つ中)
中芝新道は確かにマニアック。ルートは武能岳から茂倉岳の縦走路と並行して似ている。芝倉沢に入ってすぐに右側(左岸)に渡るところが、ペンキ印があるけれど分かりにくい。その他案内はペンキでしっかりしているが、濡れた岩は登りにくく確かに一般ルートではない。特に下り利用は危険。
一般的に谷川岳のルートは天神尾根以外は岩が濡れていて、滑りやすい。今日も10回も転んだ。
山は紅葉シーズンも終わって、案外静か。日向の稜線の積雪は融けている。日陰で20センチ程度。
上越では久しぶりに終日快晴。
朝6時過ぎて朝焼け。歩いてきた旧道を振り返る。
2009年11月08日 06:06撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 6:06
朝6時過ぎて朝焼け。歩いてきた旧道を振り返る。
朝焼けの幽ノ沢と堅炭岩(右半分)
2009年11月08日 06:07撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 6:07
朝焼けの幽ノ沢と堅炭岩(右半分)
堅炭岩アップ、指5本に見えるのが不思議。
2009年11月08日 06:35撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 6:35
堅炭岩アップ、指5本に見えるのが不思議。
芝倉沢の旧道出合い。まあ明治の山ぶっ壊しの林道建設だったわけで、もうただの粗大ゴミ。綺麗に片づけて欲しいのだが。
2009年11月08日 06:51撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 6:51
芝倉沢の旧道出合い。まあ明治の山ぶっ壊しの林道建設だったわけで、もうただの粗大ゴミ。綺麗に片づけて欲しいのだが。
ルートは芝倉沢の中に入っていきます。右に見える緑のバンド辺りが登山道で、ここから沢を右に横断。
2009年11月08日 07:18撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 7:18
ルートは芝倉沢の中に入っていきます。右に見える緑のバンド辺りが登山道で、ここから沢を右に横断。
沢が左に屈曲すると、一直線に一ノ倉岳に続いています。
2009年11月08日 07:40撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 7:40
沢が左に屈曲すると、一直線に一ノ倉岳に続いています。
登山道は左の尾根へ向かって急登。ここで後続一人。
2009年11月08日 08:03撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 8:03
登山道は左の尾根へ向かって急登。ここで後続一人。
尾根に出て、堅炭K1と向こうは朝日岳?だったか笠ヶ岳だったか。
2009年11月08日 09:23撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 9:23
尾根に出て、堅炭K1と向こうは朝日岳?だったか笠ヶ岳だったか。
出べそのピークは武能岳。向こう蓬峠方面。
2009年11月08日 09:23撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 9:23
出べそのピークは武能岳。向こう蓬峠方面。
堅炭岩から湯檜曽川を覗きこむと、堅炭沢はカールがそこまで迫っていましたねえ。
2009年11月08日 09:32撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 9:32
堅炭岩から湯檜曽川を覗きこむと、堅炭沢はカールがそこまで迫っていましたねえ。
幽ノ沢、向こうに一ノ倉沢。
2009年11月08日 10:26撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 10:26
幽ノ沢、向こうに一ノ倉沢。
急峻な一ノ倉尾根を跨いで、一ノ倉沢まで見えます。
2009年11月08日 10:26撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 10:26
急峻な一ノ倉尾根を跨いで、一ノ倉沢まで見えます。
幽ノ沢上部と登山道はなだらかに一ノ倉岳へ。
2009年11月08日 10:31撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 10:31
幽ノ沢上部と登山道はなだらかに一ノ倉岳へ。
少し雪が付いている巻機山。
2009年11月08日 10:35撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 10:35
少し雪が付いている巻機山。
尾根の向こうに中ノ岳らしい。越後駒ヶ岳にも似ているが。
2009年11月08日 10:35撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 10:35
尾根の向こうに中ノ岳らしい。越後駒ヶ岳にも似ているが。
一ノ倉岳に登りつくと、谷川双耳峰の西斜面(万太郎谷上部)がいきなり見える。
2009年11月08日 11:27撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 11:27
一ノ倉岳に登りつくと、谷川双耳峰の西斜面(万太郎谷上部)がいきなり見える。
ノゾキから一ノ倉沢。
2009年11月08日 12:01撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 12:01
ノゾキから一ノ倉沢。
頂上からオジカ頭と川棚頭。稜線は平標方向へ続く。
2009年11月08日 12:52撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 12:52
頂上からオジカ頭と川棚頭。稜線は平標方向へ続く。
山頂後に、西黒尾根下山。
2009年11月08日 13:51撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 13:51
山頂後に、西黒尾根下山。
マチガ上部が良く見えます。
2009年11月08日 15:14撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 15:14
マチガ上部が良く見えます。
夕日の白毛門と笠ヶ岳。間もなく日暮れ。
2009年11月08日 16:03撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
11/8 16:03
夕日の白毛門と笠ヶ岳。間もなく日暮れ。
今日も真っ白美人のタコ踊りのダケカンバ。
2009年11月08日 16:06撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/8 16:06
今日も真っ白美人のタコ踊りのダケカンバ。

感想

去年の今頃、武能岳から茂倉岳に登ったが、それは土樽から蓬峠経由だったし、眼下にこの中芝新道が急激に登り上げている道が見えて、今回そこをトレース。なのだが、やはり地図に破線で紹介されているように、一般ルートでもない。谷川岳特有のいつでも濡れている岩というのも、水が豊富な山だからだろうと思うが、濡れているところにコケが生えていて、しかも逆層のスラブっぽい岩だから、気疲れする。
 それでもまあ登りだせばロケーションが素晴らしいわけで、茂倉、武能岳から奥に蓬峠、清水峠のどちらの小屋も見えるし、その向こうに柄沢山、巻機山、さらに向こうに越後駒ヶ岳とか、手前は朝日、笠、白毛門と、湯檜曽川を囲む山々は綺麗だ。ただ雪が一度降っただけで融けたし、まだ冬の景色にはなっていない。
 堅炭岩もここを登るよりも武能岳の方からが良く見えた気がするが、でも岩の基部を登っていくわけで、奇岩が味わえる。尾根上1550m辺りが、K1峰で下を覗き込むと堅炭沢のカールスラブが続いている。数年前の春にここをスキーで滑った冒険野郎と下の湯檜曽川で会ったのだが、まあかなりの根性が入ったスキーヤーだということになる。芝倉沢を滑るだけじゃ満足できないってわけだ。
 堅炭のK峰を越えると、幽ノ沢上部を見ながらの登りになる。傾斜はなだらかになって、北向きだから雪が20センチくらい残っているが、一ノ倉岳に出る。
 さてここから谷川岳へ向かうが、ここから見る谷川の西斜面も格好がいい。さらに向こうの稜線は平標まで延々と続く。この稜線もすでに昼近いせいかほとんど歩いている人がいない。やはり雪は20センチくらい残っている。尾根の左側は一ノ倉沢が綺麗に開けて、しかしこの山は、穂高を縦走しても滝谷はこんなにきれいに見えないし、剱に登っても八峰を見下ろすことはできないし、一ノ倉とは下から見ても素晴らしく、上から覗いても迫力満点で、若い時代にここで遊んだなあと、爺の独り言になる。百名山ランキングで谷川岳をNO1にする理由もよく分かる。
 オキ、トマに出ると、向こうからの客が少しいる。このオキとトマ間がマチガで、何回眺めてもマチガはマチガ。
 ロープウェーで素直に下ろうかとも思ったが、久しぶりに西黒尾根を下る。延々とマチガを眺めながら下る。だがしかし、下りもクサリも年々難しくなっているように思えてくる。ガレ頭から巌剛新道に入ったが、ここも岩が良く滑る。
 今日もまた下山は暗くなった。山は暗くなると午後6時前でも、深夜みたいな感じがして、この時差ぼけがたまらない。満員だったPの車はすべていなくなっていた。
 

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コメント

はじめまして
はじめまして
土曜日に行った時は、中芝新道に踏み跡がなかったのでこんなとこ登る人がいるのか?と思ってましたが…
まさか、翌日に登ってる方がいらっしゃったとは

一ノ倉、登ってる方いましたか?土曜日は、谷川方面からは3人くらいしかいませんでしたが…
2009/11/9 21:52
風のように登って、さっと去る
私のように遅く登っても、記録に書きませんが、7人パーティがこの日、中芝を登っていました。しかもザイル出していて、訓練なのか、ふざけ半分なのか。
 雪道は一人先行者がいるだけで、ラッセル完了するし、後2人いれば、道は高速道路。7人の後ろは楽チンでしたば、前にでると、ラッセルあり。でも楽しい。積雪は山を不気味に楽しくすると思っています。
2009/11/10 1:45
プロフィール画像
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