生街道（鮮魚街道）

2023年01月09日(月) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 35.5km
• 登り: 28m
• 下り: 22m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:01
• 合計: 5:43

7:47 松戸駅
8:01 8:02 松戸宿
13:30 布佐駅

天候

7:41　松戸市　晴れ　2℃
12:02　印西市　晴れ　11℃
13:34　我孫子市　晴れ　11℃

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

舗装道路歩き。
一部歩道または路側帯がない道路があるので車両通行時は注意。

その他周辺情報

【参考にしたホームページ】
・日本の街道地図と走り歩き旅　http://kaidourun.livedoor.blog/archives/cat_192545.html
・松戸市
https://www.city.matsudo.chiba.jp/miryoku/kankoumiryokubunka/shizen/namakaidou.html

写真

1/9 7:53

7:53
松戸宿納屋川岸
昔は川沿いの大通りに船問屋や材木商などが立ち並び、河川敷から街道までの横丁は馬車が頻繁に往来していましたとのこと。

1/9 8:00

8:00
松戸宿本陣跡
水戸街道、生街道の宿場町として栄えた宿場町の本陣跡。建物は幕末に焼失し、その後再建。2004年に老朽化のため取り壊されるまであった。今はマンションになってる。

1/9 9:17

9:17
子和清水
古くから輸送に携わる人や馬の給水に使われてきたとのこと。養老伝説のある史跡。

1/9 10:42

10:42
藤ヶ谷の常夜燈。
こちらは明治時代1872年に建立されたもの。藤ヶ谷は街道の中間にあたり人夫達の食事休憩などで大いに賑わったとのこと。

1/9 11:02

11:02
道中路傍に残る庚申塚。右の石塔は1794年と彫られてる。

1/9 11:11

11:11
水切り場跡
布佐から竹籠で運ばれてきた鮮魚の鮮度を保つためにこの辺りの湧水で冷やしていた。水に浸けた籠をあげて水を切ることから水切り場と言ってたとのこと。

1/9 11:42

11:42
街道が一時二手に分かれる分岐に新しい二十三夜塔や里程標がある。松戸五里、木下二里とある。

1/9 11:56

11:56
石尊阿夫利神社
1764年に石に因んだ伝説が起源の神社。街道には大きな鳥居がある。

1/9 12:17

12:17
庚申塚
この地方の庚申塚は赤いのが特徴。赤く塗ると病魔を遠ざけてくれると信じられていたことによるみたい。

1/9 12:24

12:24
月影の井
福島県二本松市の日影の井戸、神奈川県鎌倉市の星影の井と共に日本三名井に数えられる井戸。昔はきれいな水がこんこんと湧き出してたと案内板にあった。

1/9 13:05

13:05
布佐観音堂
駄送馬慰霊のため問屋・馬主が建立したもの。

1/9 13:07

13:07
布佐河岸
1650年頃から銚子鹿島の鮮魚を江戸へ陸路運ぶ起点だった河岸。かつて往来盛んだった頃は1日に4干籠の鮮魚がここ利根川から江戸へ運ばれてた。

撮影機器：

サイバーショット DSC-W350D SONY

感想

higashino9

生(なま)街道または鮮魚街道。
利根川河岸の布佐から松戸宿まで銚子の魚介類農産物を運んだ道を歩く。
昨日歩いた木下街道よりも庚申塚や道祖神多い。木下街道が地域の主要道として整備されてしまったのに対して、こちらは大きな通りが別に整備されてる(なので生街道は通りの1本裏道を行く所が多い)。明治期のものではあるが常夜燈が残ってたのは嬉しくなる。
昨日今日と江戸の食を支えた道をテーマに歩いた。足の具合いまいちゆえにじっくり見て回れた。こういう小旅もよい。

2023年1月8日　木下街道
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5074741.html