山は秋の始まり 久々に晴れた週末登山の上州武尊山(武尊牧場〜中ノ岳〜沖武尊〜田代湿原〜花咲湿原〜東俣駐車場〜武尊牧場)
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- GPS
- 08:16
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,059m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:17
天候 | 晴れ 久しぶりに晴れの週末登山 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沼田ICから120号経由、平川で左折。平川から約10km。冬はスキー場までの道ということで、終始、走りやすい2車線道路。 沼田ICからは約45分でしたが、コンビニ寄ってたりしますので、実質35分前後と思われます。 帰りに知ったのですが、県道64号(平川沼田線)経由の方が距離は近いらしく、こっちの道も終始2車線で走りやすかったです。 22:30過ぎに冬山リフト乗り場に到着で、先着なし。寂しく一人、ビールを飲んでいるうちにしばらくすると、2〜3台が到着。 この日は夏山リフト行きのゲートは夜でも空いていたようで、23:00過ぎにゲートを通過して、登っていった車もいました。 翌朝、起床後の5:30頃に夏山リフト駐車場に移動、先着は3台。 ■帰り 私もそうでしたが、多くの方が関越の通行止めにハマったはず。よって、以下はまったく参考になりません。 私は沼田まで向かったものの関越を諦め、日光経由で帰宅。15時に武尊牧場を出たのに埼玉県南部への帰宅は22:00過ぎで、230kmくらいの道のりをなんと7時間。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
来週、「第一回上州武尊山スカイビューウルトラトレイル」なるものが開催されるのですね。道中、道案内がかなり多く、そしてやはり、試走と思われる方が多く見られました。 武尊に登るの、今週にして正解でした(と、帰りの車までは思っていた)。 ■武尊牧場〜武尊避難小屋(高山平) 非常に単調な道。最初、気持ちが乗らなかったこともあり、正直、飽きました。まあ、1時間ちょっとなので、飽きるの早すぎという話もあり。 ■武尊避難小屋(高山平)〜沖武尊 過去のレコを参考に、事前にぬかるみが多い道というのは認識していました。 が、高山平までは大したことがなかったので、こんなものかとなめていました。 高山平から上が、ぬかるみ道の本番でした。ただ、比較的、木が渡してあったり、周りを通ったりで逃げることはできます。下りは靴も汚れていて面倒になって、突っ込んでいきましたけど。 中ノ岳直下の鎖場は、ハシゴになったようですね。鎖だと滑って登りづらそうな箇所でしたが、ハシゴだったため楽をさせていただきました。 数日前の方のレコで、クマの目撃情報があったため、クマ鈴をしっかりつけていましたが、この日は気配もなし。まあ、そうそう出ませんかね。 ■武尊避難小屋(高山平)〜田代湿原 最初は杉林、途中からはブナ林で、途中からは気持ちのよい道です(杉は春に花粉が飛ばないように、切り倒してしまいたい)。 ■田代湿原〜花咲湿原〜武尊牧場 一番、ぬかるみがひどかったのが、田代湿原と花咲湿原の間。足首まで沈みました。 花咲湿原から先は、「武尊自然観察遊歩道」という名前がついているくらいなので、スニーカーでも行ける感じなのかと思っていました。通る人も少ないのか、結構、荒れた道でした。登山道だと思えば、こんなものですが。 東俣駐車場から武尊牧場への道、山と高原の地図では登山口に合流となっていますが、舗装路に出たところで看板に従って歩くと武尊牧場の裏手に出てくることができます。かかった時間を見ると、地図の道よりこちらの方が近い模様。 |
写真
自然遊歩道が荒れた感じになっているのは、東俣駐車場が利用されておらず、入ってくる人が少ないのも影響しているのでしょうか?
装備
個人装備 |
ザック(40L)(1)
レインウェア(1)
ヘッドランプ(1)
帽子(1)
手袋(1)
ザックカバー(1)
ストック(1)
クッカー(1)
ガスボンベ(1)
ライター(1)
サングラス(1)
地図(1)
スマホ(1)
カメラ(1)
ロールペーパー(1)
救急用品(1)
サバイバルシート(1)
携帯簡易トイレ(2)
保険証(1)
水(1)
非常食(1)
ジャケット(1)
アンダーウェア(着替え)(1)
充電器(1)
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感想
週末に天候が悪い日が多く、不完全燃焼だった今年の夏。
夏も終わりかけの9月の三連休、数日前段階の予報で、久しぶりに天気のよさそうな週末。これは山に行くしかない!と思っていたところ、予報がだんだん曇りがちに。
三連休で予定が空いているのは14日だけだったため、この日で天気の良さそうなところをピックアップしたところ、上州の東側、谷川岳、武尊山、赤城山の天気がよさそう。この前、ちょうどNHKの「にっぽん百名山」で武尊山を見ていたこともあり、武尊山に行くことに。子供は用事があり、一人でまったりと登りたかったため、武尊牧場からのルートで。
3時起き、6時前着を予定していたのですが、「夜中に出かけられると安眠が妨げられる」と、嫁さん・子供に前日の夜に追い出されて、急きょ、前日の移動。
夜中に目が覚めると、空は満天の星。翌日の晴れが期待できて、楽しみです。
朝起きると、期待通りの晴れ!
ところが、登り始めるとなぜ、今一つテンションがあがらず。こういうときにはノンビリペースで。雨が降った様子もなさそうなのに、噂にたがわぬぬかるみの道を進んでいきます。
中ノ岳手前の鎖のあたりで調子を取り戻ります。単に単調な道で飽きていたから?
3か所の鎖のうち、2か所は新しいハシゴがかけられています。トレイルのためでしょうか?かなり、登りやすくはなっているのだろうと思います(初めてで比較ができないので)。
山頂に着いたときには先着10名くらい。山頂の木はすでに色づいてきており、秋の始まりを感じます。武尊辺りはまだ先だと思っていましたが、今年の紅葉は早いのでしょうか。
武尊の周りは快晴だったものの、周囲の山々は軒並み山頂に雲が。天気予報では午後からの晴れマークが多かったですし、午前中は雲が多かったのかもしれません。周りの山も晴れていれば、360度の絶景が楽しめるのでしょうね。今度の楽しみに取っておくと考えることにします。
一通り周りを眺めた後に昼食に。この日のお昼はカレー。食べているうちに、多くの人が登ってきます。周りで「カレーの匂いがする」という声が。かなり、匂いをまき散らしてしまっていたようで、スミマセン・・・
昼を食べている間に来た一人のオジサン(私もオジサンですが)、茂みの方に向かったと思ったら、丸めたティッシュペーパーをポイっと茂みの奥の方に。後から拾おうにも、拾うに拾えず。いまどき、こんな人もいるのね、と絶句。さすがにこういう人は、もう来るなと言いたい。
しばらくして山頂にいる人の数を数えたら、50名を超えていました。人も多くなってきたし、居場所もなくなってきたので下山開始。
下山途中には燧ケ岳、至仏山の雲の取れて、景色を堪能。山頂で見ることができなかったのが残念ですが、まあ、良しとしましょう。
予定よりも下山時間が早かったため、早かったら行こうと思っていた田代湿原に向かいます。
田代湿原までは、気持ちのよいブナ林、誰もいない静かな一人歩きを楽しみます。
田代湿原の周りは、もう、木が色づき始めています。標高の高い山頂近辺はわかるのですが、かなり下ったところにある湿原の周りで色づき始めていたのが不思議です。う〜ん、理屈がわからない・・・
田代湿原からは花咲湿原に足を伸ばします。
季節的に期待していなかったのですが、花もきれいに咲いており、小さいながらもいい湿原です。花のいい時期に来てみたい。ただし、足元は悪いので注意が必要。
ここから先は、また一人歩き。途中までは沢沿いの道、途中からは山道へ。熊笹の向うに沖武尊、中ノ岳を眺め、東俣駐車場を越えてしばらく行くと、武尊牧場の裏手に出ます。
改めて日光白根山、皇海山、赤城山といった山々を眺めて、本日の山行も終了です。
武尊山、登ってみるまでこれだけいい山だと思っておらず。うちからは順調であれば2時間半と近いしちょっと出かけたいときの場所が一つ、増えました。
これからは秋の登山シーズンが始まります。夏の天気がイマイチだったので、これからのシーズンは天気に期待したい。
いかんせん、一日中天気に恵まれたと感じたのは、5月以来のことでしたので。
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