大喰岳(飛騨沢)
- GPS
- 08:42
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,166m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
04:35 槍平小屋
07:10 飛騨乗越
07:35 大喰岳
07:45 飛騨乗越
08:25 槍平小屋
10:00 新穂高温泉バス停
ポカリ500ml
天候 | 快晴、風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道の序盤、水の流れている箇所が1か所ある。板を脱ぐ。 白出沢の先、いくつかの枝沢にてデブリの上を通る。 最近の高温と雨で危険な状態なので、気温の低い時間帯に高速で通過するとよい。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂は荒神の湯。桶が無くなっていた。これからは持参か。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今週もホーム飛騨沢へ。天気はわからない。新雪はあるのかわからない。ただ一つだけ約束されていることがある。それは飛騨乗越まで登ればイイ汗をかけるってことだ。金曜は仕事が遅くなったため土曜は山ナシ。移動だけ。16時に新穂高に着いたら寝る。無料駐車場には10台くらいしか停まっていなかった。一晩中雨が降っていた。
0時半起床の1時過ぎ出発。霧雨が降っている。気温は高いので腕まくりをして素手で行く。先行のスキートレースがいくつかある。白出沢の手前で2組追い越した。先輩とよもやま君だった。うちらって打ち合わせしなくても同じ山で会うよね。今年もよろしく。僕はトレーニングなので自分のペースで先に行きます。今度晴れたら一緒に頚城行こう。ブドウ谷、チビ谷はカチカチのデブリで埋め尽くされていた。真夜中のデブリ横断は心臓に悪い。先週は素晴らしく好条件だったので槍平まで2時間半だったが、今日はデブリ処理やルーファイに時間をとられてたっぷり3時間かかった。飛騨乗越を目指して高度を上げると固いモナカの上にパラッと新雪が乗っている。シールは意外と良く効いてくれて飛騨乗越までシールだけで来れた。
槍は先週登ったので今日は大喰岳へ。乗越に板をデポして爪を履いたらしっかり着こんでラスト100m登る。風は強いが春のような陽気だ。右手には染まる笠ヶ岳、左手には常念、遠くに浅間山とか。振り返ると真っ白な槍。素晴らしい。槍の穂先は登るのが大変なので僕は大喰岳の方がお手軽で好きだ。山頂に着くと穂高ドーン。下界は見事な雲海だ。遠くの山がよく見える。白山も見えた。絶景を楽しんだら乗越まで下りて板を履く。カチカチの上に2~3cmのパウダーが乗っている。板は良く走る。今日は滑りも天気も期待していなかったが、蓋を開けてみれば両方良いという結果になった。山は行かなきゃわからない。先輩とよもやま君に挨拶したら一気に高度を落としてゆく。縦溝が出てくる。1月なのに。これは僕の技術ではどうやっても楽しめない。どう滑っても足首が疲れるので休み休み槍平小屋まで下りてきた。
槍平小屋から先はいつものテクニカル登山道滑降。先週よりカニ登りの筋力が強くなったので楽だった。槍平小屋から白出沢の区間は様々な流派がある。僕は完全に滑降モードで行く。右手のポールを長く、左手のポールを短くすると登りが少し楽になる。白出沢が近づくと登りが増える。この登りは回避できない。コツは肺と心臓と腕と脚を速く動かすことだ。速く登れば早く終わる。ありがたいことに今日は後続4人が全員スキーだったので白出沢から新穂高まではピカピカの高速道路だった。速すぎて寒かった。新穂高に着いたらパパッと撤収して荒神の湯で汗を流した。今日はMustacheには寄らずに帰る(PCを持ってきていないので)。昨日のうちに買っておいた13:19塩尻駅発の特急あずさ"トクだ値10%引き"で東京の自宅まで帰ってきた。先週は下山後に全身バキバキだったが今日は問題なし。土日連チャンする筋力を取り戻したが来週の天気はどうかな。まあ天気が読めなきゃ来週も飛騨沢で問題なし。好きな山は何度来ても楽しい。
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