娘(4歳)といっしょに。八ヶ岳2 桜平〜オーレン(テント泊)〜峰の松目、硫黄岳山荘(泊)
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
- 山行
- 0:370
- 休憩
- 0:260
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:170
- 休憩
- 0:90
- 合計
- 0:00
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
9月の3連休。 久しぶりに天気に恵まれそうなので、どこに行こうか。。。
ちょっと歩いては水筒を取り出して、前に進まないので、娘はハイドレーションデビュー。
娘の自慢の靴は、娘の成長により2足目になりましたし、私の靴も靴底を修理したので、楽しみです。
無茶な登山や、ピークハントが目的ではないので、今回も行き慣れている尾瀬にしようか、八ヶ岳にしようか迷いまして、、、
(1日目)
先月に続いて、八ヶ岳に向かいます。
桜平の駐車場は混みそうだし、帰りの中央道の渋滞も気になりますが、、、。
深夜1時過ぎに自宅を出発。 この時間なら大丈夫か?
まだ暗いうちに到着。 何とか、桜平ゲートからそう離れない場所に駐車できた。
軽く腹ごしらえしてボチボチとスタート。 今回はテントも担いで、体重含めて110kgほど。 ちょっと重いが、娘のペースなら問題なし。
娘も見慣れた景色なのか安心して進み、初めての「引き算」を披露しながら、順調にオーレン小屋に到着。
※引き算:あと7つ曲がったら、到着するよ。。。1つめ、、、2つめ、、、3つめ、、、 (娘)あと4つだね。。。
テントサイトの受付をして、一番奥に設営。 娘のお手伝いもあってサッと設営完了。
お母さん手作りのおにぎりを食べて、足慣らしに峰の松目に向かう。
このコースは眺望もなくて、変化もなく、退屈した娘の足取りは重い。
なんとか、登りきってココアとパン、味噌汁とおにぎりの昼食。
暖かいものがおいしい季節になりました。
行きはよいよい、帰りは。。。 最後の急勾配で降りるのを怖がる。
これは、初めての表現。
今まではどんなに急な場所でも怖がらなかったので、よい成長。
(娘は、お化けも、暗いところも、一人ぼっちも怖いものは何もないのだ。)
とはいえ、シュリンゲで確保しながら、手取り足取りで、手間取りながらも10メートルほどを10分以上かけてじっくり降りる。
降りきってから、二人で見上げながら話しを聞いて、さらに15分ほど滞在。
危ないところ、怖いところ、分かってくれると嬉しい。
テントに戻って、夕食。 初の「引き算」と「恐怖体験」の成長と、怖さを分かち合えたことにビールで乾杯。
娘はお隣のテントの、同世代のお友達と仲良しに。
山に来るようになってからは、いろいろな人に積極的に挨拶できるようになって、ちょっとは社交的になったかな。
ちょっと寒気で、熟睡できず。
星空はきれいだった。
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(2日目)
テント内にも霜と、水滴の氷。
睡眠不足なので、撤退案も含めて、荷物をまとめ硫黄岳に向かう。
途中で、お隣テントのお友達がベビーキャリアで追いついてきた。
お友達も、娘が歩いているのをみて、自力で歩き出し、2人は快調なペースで夏沢峠に到着。
残念ながら娘はいつにないペースがたたったのか、ケルン付近からは超スローダウン。
山頂での再会を楽しみに登頂しましたが、さすがに会えずに残念でした。
山頂はいつものガスガスなので、そうそうに硫黄岳山荘へ向かいます。
といっても、相変わらず、目ざとく小さい虫を見つけては観察したり、ケルンに石を積んだり。。。
久しぶりの硫黄岳山荘は相変わらず丁寧な応対でしたが、連休ゆえ、かなりの混雑。
布団1枚に一人以下の密度でしたが、娘が小さいおかげで、まあまあのゆとり空間。
午後のリラックスタイムはうどんとチューハイ。
夕食はボリューム満点。 娘も、好物のから揚げと、相席の方にいただいたフリカケで満腹。
さて、一番の心配事、夜中の大声だけは避けさせたく、眠りに入る時間を合わせて、睡眠前には興奮させないようにと、落ち着かせようとするものの、うっかり消灯前にこちらが寝入ってしまって、気づいたときにはあたりは真っ暗で、娘はおとなしく布団におさまっていました。
狭い上に、毛布と布団。 暑がりの娘は寝相も悪く、隣に侵略する前にそっと引き戻すが、下手に起こしてしまっては大変。 そっと背中をさすったり、体を引き戻したり、どきどきでしたが、何とか無事に朝を迎えられて、かなり安心しました。
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(3日目)
一緒に、朝焼けを眺めながら、前夜に西に沈んでいった太陽がぐるっと回って来たこと、オレンジ色から濃青の空のグラデーションカラーも、喜んでくれたようです。
できれば横岳を見せてあげたいと思って、少しだけ登りかけましたが、風も強めなので、10分ほどであきらめ、硫黄岳に向かいます。
山頂でも、いままでは自分で写真を撮りたがっていたのですが、今回からは、「誰かに写真撮ってもらおうよ!」と言ってくれるようになり、2ショット撮影が増えました。
積雪期以外では、まあまあの天気で景色を楽しみながら硫黄岳山頂で軽食。
山頂直下のちょっと険しい場所では、昨日の急坂を思い出したのか、事前に、険しいことを伝えたのがちゃんと伝わったのか、怖がって動かなくなってしまいました。。。
渋滞しそうだったので、だましだまし降りてもらって、少し広いところで話しを聞いて落ち着いたあとは、いつもの元気を回復。
山の中の真っ白い砂地や、モクモクと沸き立つ雲を見て喜んでくれました。
皆さんとも談笑し、テントを回収し、ランチを食べてすんなりと下山。
途中で出会って、声をかけてくださったたくさんの皆さん、ありがとうございました。
娘のハイドレーションはちょっと大げさな装備かもしれませんが、気に入ってくれたようでよかったですし、立ち止まる時間も少しだけ減りました。
最後は、お約束の中央道渋滞29km。 これ、何とかならないですかね。。。
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