ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7609809
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

峰の松目から直で赤岳山荘に下山を試みるも途中で断念して、美濃戸から硫黄岳と峰の松目をピストン(危うく遭難するところでした、反省)

2024年12月20日(金) ~ 2024年12月21日(土)
 - 拍手
BNR32GTR その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
18:30
距離
16.7km
登り
1,516m
下り
1,519m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
15:24
休憩
3:03
合計
18:27
5:32
4
5:36
6:00
1
6:01
6:08
2
6:10
6:20
0
6:20
61
7:21
7:22
84
8:46
9:17
4
9:28
9:29
101
11:10
11:14
44
11:58
12:08
30
12:38
12:44
78
14:02
14:04
50
14:54
15:18
141
17:39
17:42
28
18:10
18:21
83
19:44
19:56
64
21:00
21:01
13
21:21
21:24
72
22:36
23:06
50
23:56
23:57
2
23:59
天候 晴れ後曇り、山頂は爆風
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口から赤岳山荘までの車道は、オフロードでかなりのガタゴト道です。
車高の低い車は通行できません。通常の車でも、下回りをぶつけないようにかなり気を使って走ります。
自分も当日はエクストレイルで行きました。行きは大丈夫でしたが、帰りに一度だけ床下をガツンとぶつけました。
下回りを目視で確認しましたが、幸いなことにオイルバンにはヒットしていなくて無事でした。
雪は圧雪状態でしたので、スタッドレスのみで行けましたが、降雪直後とかはタイヤチェーンがあった方がいいと思います。
場合によっては、美濃戸口から歩いた方がいいと思います。
コース状況/
危険箇所等
★赤岳山荘~堰堤広場★
通常の林道ですが、一般車は通行できません。たまに小屋のスタッフの車が通ることがあります。
途中に2ヶ所ヘアピンをショートカットする道がありますが、その場合は、スリップ転倒しないように足元に注意した方がいいです。

★堰堤広場~赤岳鉱泉★
ここからいよいよ本格的な登山道です。
よく整備されていて歩きやすいですが、凍結していて滑りやすい所もありますので、足元には十分注意して歩いた方がいいです。

★赤岳鉱泉~赤岩の頭★
大同心沢とジョウゴ沢に架かる橋を渡って少し行くと、急登が始まります。
ここは厳冬期でも登山者がたくさん入るので、足元は雪が踏み固められていて歩きやすいですが、上部は風が強い事が多いので、防風防寒対策は念入りにしておいた方がいいです。

★赤岩の頭~硫黄岳★
森林限界の上になるので、風が諸に吹き付ける場所です。当日もかなり風が強い状況(大体風速15m/sくらい)でした。
またガスってくると、ホワイトアウト状態で進行方向が分からなくなる可能性もあります。
実際昨シーズンの冬に道に迷って遭難した登山者がいたので、不安がある場合には引き返した方がいいです。
山頂に向かうトレースが結構ありましたが、途中吹き溜まりで雪深い所もあって(膝上くらいの深さ)そこで断念した人も多くて、山頂まで続いていたトレースは、途中ですれ違った登山者一人分のトレースだけでした。

★赤岩の頭~峰の松目★
赤岩の頭の山頂まではトレースがありましたが、そこから先はノートレースでした。
今年の初めに来た時もノートレースでしたので、厳冬期に峰の松目に行く登山者は皆無だと思われます。
もし行く場合は、ラッセル覚悟で臨んだ方がいいです。
自分たちが行った当日は、膝上くらいまでの深さの雪がありました。

鞍部まではツボ足で下りて、鞍部でワカンを装着して登りましたが、かなりの急登があります。
途中一部が迂回するようにロープが張られていました。下りで転倒すると、たぶんそのままかなり下まで落ちるので、かなり慎重に歩いた方がいいです。

また峰の松目のピークは、眺望がないので、特段な理由がない限り行かない方がいいと思います。

★峰の松目~赤岳山荘★
峰の松目のピークの先は、緑のロープが張られています。
雪がない時期に、ここから赤岳山荘に直接下りた方がいて、レコにも残っていたので下りようとしましたが、途中でシャクナゲの藪に阻まれて、あえなく撤退しました。

あの薮では雪がなくても行けそうにない感じでした。戻るにも相当体力を使いましたし、一つ間違えば遭難してもおかしくない状況でしたので、特段の理由がない限り行ってはいけない場所です。
美濃戸山荘では、水が汲めるようになっています。
またトイレも四つ解放されていましたが、全て用を済ませた後、そのままの状態になっていて、使える状態ではありませんでした😱
なんで流さないのかなぁ⁉️
2024年12月20日 05:38撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 5:38
美濃戸山荘では、水が汲めるようになっています。
またトイレも四つ解放されていましたが、全て用を済ませた後、そのままの状態になっていて、使える状態ではありませんでした😱
なんで流さないのかなぁ⁉️
ショートカット道の入り口
2024年12月20日 06:35撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 6:35
ショートカット道の入り口
雪が少ないので、ツボ足の方が歩きやすい
2024年12月20日 06:38撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 6:38
雪が少ないので、ツボ足の方が歩きやすい
ここもちょっとだけですが、林道をショートカットできます
2024年12月20日 07:04撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 7:04
ここもちょっとだけですが、林道をショートカットできます
堰堤広場まで来ました。ここからは本格的な登山道です
2024年12月20日 07:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 7:22
堰堤広場まで来ました。ここからは本格的な登山道です
早めにアイゼンを履いていますが、石が出ているので歩きづらいです
2024年12月20日 07:26撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 7:26
早めにアイゼンを履いていますが、石が出ているので歩きづらいです
横岳の稜線が見えます
2024年12月20日 07:56撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 7:56
横岳の稜線が見えます
沢床が赤くて目立つ
2024年12月20日 07:58撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 7:58
沢床が赤くて目立つ
ここはスケート場みたいにツルツルなので、アイゼンの刃をしっかり効かせて歩きます
2024年12月20日 08:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:02
ここはスケート場みたいにツルツルなので、アイゼンの刃をしっかり効かせて歩きます
雪山がキレイ
2024年12月20日 08:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:12
雪山がキレイ
大同心が見えます
2024年12月20日 08:14撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:14
大同心が見えます
横岳の稜線が近くなりました
2024年12月20日 08:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:22
横岳の稜線が近くなりました
横岳山頂辺りかなぁ⁉️
2024年12月20日 08:36撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:36
横岳山頂辺りかなぁ⁉️
赤岳鉱泉のアイスキャンディーは、まだ出来てないのかなぁ⁉️
2024年12月20日 08:46撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:46
赤岳鉱泉のアイスキャンディーは、まだ出来てないのかなぁ⁉️
と思ったら、反対側は出来てました🧊
2024年12月20日 08:48撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:48
と思ったら、反対側は出来てました🧊
阿弥陀岳が見えます
2024年12月20日 08:51撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:51
阿弥陀岳が見えます
厳冬期でも営業している赤岳鉱泉
2024年12月20日 08:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:52
厳冬期でも営業している赤岳鉱泉
峰の松目のピークが見えます
2024年12月20日 08:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 8:52
峰の松目のピークが見えます
小屋のすぐ先にトイレがあります🚾
2024年12月20日 09:07撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 9:07
小屋のすぐ先にトイレがあります🚾
硫黄岳に向かう途中で見えた大同心
2024年12月20日 09:27撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 9:27
硫黄岳に向かう途中で見えた大同心
青空に雪の白さが映えます
2024年12月20日 09:28撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
12/20 9:28
青空に雪の白さが映えます
足下はよく踏み固められていて、歩きやすいです😊
2024年12月20日 09:42撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 9:42
足下はよく踏み固められていて、歩きやすいです😊
遠くには、雪を被った乗鞍岳
2024年12月20日 09:54撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 9:54
遠くには、雪を被った乗鞍岳
冬山らしい雰囲気になってきました
2024年12月20日 10:05撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 10:05
冬山らしい雰囲気になってきました
アイゼンの刃が心地よく刺さります
2024年12月20日 10:21撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 10:21
アイゼンの刃が心地よく刺さります
雪の花の中を進みます
2024年12月20日 10:23撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 10:23
雪の花の中を進みます
木々の間から赤岳と阿弥陀岳
2024年12月20日 10:46撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 10:46
木々の間から赤岳と阿弥陀岳
硫黄岳の山頂方面
2024年12月20日 11:01撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:01
硫黄岳の山頂方面
赤岳と横岳
2024年12月20日 11:07撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:07
赤岳と横岳
赤岩の頭に到着。すぐ手前が峰の松目のピークで、遠景は左から御嶽山、乗鞍岳、槍穂高連峰
2024年12月20日 11:15撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:15
赤岩の頭に到着。すぐ手前が峰の松目のピークで、遠景は左から御嶽山、乗鞍岳、槍穂高連峰
槍穂高連峰から白馬連峰まで、北アルプスの名峰が屏風のように立ち並びます⛰️
2024年12月20日 11:15撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:15
槍穂高連峰から白馬連峰まで、北アルプスの名峰が屏風のように立ち並びます⛰️
すぐ手前は、西天狗岳、北横岳、蓼科山
2024年12月20日 11:15撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:15
すぐ手前は、西天狗岳、北横岳、蓼科山
硫黄岳山頂方面。結構トレースはあります。
2024年12月20日 11:15撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:15
硫黄岳山頂方面。結構トレースはあります。
遮るものがないので、風はやや強めで10〜15m/sくらい
2024年12月20日 11:15撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:15
遮るものがないので、風はやや強めで10〜15m/sくらい
吹き溜まりでは、膝上まで沈みました😱
2024年12月20日 11:23撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:23
吹き溜まりでは、膝上まで沈みました😱
爆風なので、風裏に逃げます😅
2024年12月20日 11:34撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:34
爆風なので、風裏に逃げます😅
お尻みたいな形の天狗岳が目立ちます👺
2024年12月20日 11:34撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:34
お尻みたいな形の天狗岳が目立ちます👺
山頂直下の岩峰まで来ました
2024年12月20日 11:47撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:47
山頂直下の岩峰まで来ました
ここまではトレースがたくさんあったけど、ここから先は、さっきすれ違った人が付けたと思われるトレースのみ。
結構吹き溜まりでは雪が深くて、ここで諦めて撤退した登山者が多いようです。
後続の人が歩きやすいように、ステップを切って踏み固めました
2024年12月20日 11:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 11:49
ここまではトレースがたくさんあったけど、ここから先は、さっきすれ違った人が付けたと思われるトレースのみ。
結構吹き溜まりでは雪が深くて、ここで諦めて撤退した登山者が多いようです。
後続の人が歩きやすいように、ステップを切って踏み固めました
岩峰を超えたところ。ケルンがスノーモンスターに変身しているところです😅
2024年12月20日 11:54撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
12/20 11:54
岩峰を超えたところ。ケルンがスノーモンスターに変身しているところです😅
取り敢えず硫黄岳山頂に到着
2024年12月20日 11:59撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/20 11:59
取り敢えず硫黄岳山頂に到着
初めての雪山です
2024年12月20日 11:59撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/20 11:59
初めての雪山です
俺は硫黄岳は何回目かなぁ?そろそろ10回くらいになるかも
2024年12月20日 11:59撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3
12/20 11:59
俺は硫黄岳は何回目かなぁ?そろそろ10回くらいになるかも
金峰山を初めとする奥秩父山系は黒々してます
2024年12月20日 12:00撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:00
金峰山を初めとする奥秩父山系は黒々してます
横岳、赤岳、阿弥陀岳と続く稜線がカッコいい
2024年12月20日 12:00撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:00
横岳、赤岳、阿弥陀岳と続く稜線がカッコいい
その奥には南アルプスの峰々
2024年12月20日 12:00撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:00
その奥には南アルプスの峰々
こちらは中央アルプスで、その手前は入笠山などの峰々
2024年12月20日 12:00撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:00
こちらは中央アルプスで、その手前は入笠山などの峰々
御嶽山と乗鞍岳
2024年12月20日 12:00撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:00
御嶽山と乗鞍岳
ピンボケの槍穂高連峰
2024年12月20日 12:01撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:01
ピンボケの槍穂高連峰
左の立山、剱岳と真ん中の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳が同じ山脈に見えるけど、間には黒部渓谷があるので、同じ稜線上にはありません
2024年12月20日 12:01撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:01
左の立山、剱岳と真ん中の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳が同じ山脈に見えるけど、間には黒部渓谷があるので、同じ稜線上にはありません
目の前に見える白い山が、次に後輩を連れて行く予定の天狗岳👺
右奥は妙高山、火打山、焼山等の頚城山塊
2024年12月20日 12:01撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:01
目の前に見える白い山が、次に後輩を連れて行く予定の天狗岳👺
右奥は妙高山、火打山、焼山等の頚城山塊
こちらは浅間山方面
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
こちらは浅間山方面
AR山ナビを起動。ちょっと左にずれています
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
AR山ナビを起動。ちょっと左にずれています
天狗岳方面はどうかというと…
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
天狗岳方面はどうかというと…
惜しい、やや左で、しかも手前にずれてる
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
惜しい、やや左で、しかも手前にずれてる
さっきより左にずれている量が少ないかも
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
さっきより左にずれている量が少ないかも
爆風に煽られて槍穂高連峰方面は、かなり斜めってしまいましたが…
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
爆風に煽られて槍穂高連峰方面は、かなり斜めってしまいましたが…
おおぉー、こちらはほぼ合ってます
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
おおぉー、こちらはほぼ合ってます
中央アルプス方面も、ほぼ合ってますね
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
中央アルプス方面も、ほぼ合ってますね
瑞牆山と出ている所は金峰山で、五丈岩も見えます。
瑞牆山は、だいぶ右にあります。
2024年12月20日 12:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:02
瑞牆山と出ている所は金峰山で、五丈岩も見えます。
瑞牆山は、だいぶ右にあります。
惜しい、今度は若干右にずれてます
2024年12月20日 12:03撮影 by  iPhone 14 Pro Max, ARYamaNavi
12/20 12:03
惜しい、今度は若干右にずれてます
赤岩の頭に、登山者が2人いるのが見えます
2024年12月20日 12:25撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:25
赤岩の頭に、登山者が2人いるのが見えます
赤岩の頭と峰の松目。こうして見ると、全然すぐ行けそうに見えるけど…たぶん超大変だと思う😣
2024年12月20日 12:25撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:25
赤岩の頭と峰の松目。こうして見ると、全然すぐ行けそうに見えるけど…たぶん超大変だと思う😣
赤岩の頭の山頂に続くトレース
2024年12月20日 12:36撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:36
赤岩の頭の山頂に続くトレース
でもトレースは山頂までで、その先は全くなし
2024年12月20日 12:37撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:37
でもトレースは山頂までで、その先は全くなし
ラッセルしながら、先に見える峰の松目を目指します
2024年12月20日 12:40撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 12:40
ラッセルしながら、先に見える峰の松目を目指します
途中でワカンを装着
2024年12月20日 13:17撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 13:17
途中でワカンを装着
たまにマーキングが出てきます
2024年12月20日 13:28撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 13:28
たまにマーキングが出てきます
うさぎ🐇の足跡
2024年12月20日 13:29撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 13:29
うさぎ🐇の足跡
目の前に目指す峰の松目が見えてるけど、中々近くならない😣
2024年12月20日 13:33撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 13:33
目の前に目指す峰の松目が見えてるけど、中々近くならない😣
案内板を見ると、ホッとします😅
2024年12月20日 13:51撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 13:51
案内板を見ると、ホッとします😅
オーレン小屋との分岐に来ました
2024年12月20日 14:03撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:03
オーレン小屋との分岐に来ました
足下は、まあまあ深いです
2024年12月20日 14:03撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:03
足下は、まあまあ深いです
オーレン小屋へはこちら
2024年12月20日 14:03撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:03
オーレン小屋へはこちら
峰の松目はこちら。なんとなく登山道になっています。
2024年12月20日 14:05撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:05
峰の松目はこちら。なんとなく登山道になっています。
ここをラッセルして進みます
2024年12月20日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:11
ここをラッセルして進みます
左が一瞬開けて、甲斐駒ヶ岳と北岳が見えます
2024年12月20日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:11
左が一瞬開けて、甲斐駒ヶ岳と北岳が見えます
かなりの急斜面なので、スリップしないように細心の注意が必要です‼️
2024年12月20日 14:30撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:30
かなりの急斜面なので、スリップしないように細心の注意が必要です‼️
峰の松目のピークに到着
2024年12月20日 14:50撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:50
峰の松目のピークに到着
三角点が雪に埋まっていました
2024年12月20日 14:50撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:50
三角点が雪に埋まっていました
峰の松目から、直接赤岳山荘の駐車場に下りれるかどうかを検証するのが、今回の一番の目的。
雪のない時には、下りているレコがあって、ヤマレコ上の地図にも足跡がたくさんあるけど、果たしてどうなのか⁉️
2024年12月20日 14:50撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 14:50
峰の松目から、直接赤岳山荘の駐車場に下りれるかどうかを検証するのが、今回の一番の目的。
雪のない時には、下りているレコがあって、ヤマレコ上の地図にも足跡がたくさんあるけど、果たしてどうなのか⁉️
GPSで現在位置を確認しながら下りてますが、行きたい方向は、薮が酷くて全然行けそうな雰囲気がありません😱
2024年12月20日 15:23撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 15:23
GPSで現在位置を確認しながら下りてますが、行きたい方向は、薮が酷くて全然行けそうな雰囲気がありません😱
あまりにも藪が濃いので、予定よりも少し右に逸れてから下で左に行くようにしてみましたが、途中でシャクナゲの藪に阻まれて全く進めず😭
少し開けた所で、周りを見回しましたが、しばらく状況は変わりそうもなく、このまま進んでも無駄に体力を消耗するだけだと判断して戻ることにして、シャクナゲの藪地獄を抜けたところ。

時間はかなり遅くなりますが、来た道を戻る方が確実に帰れるので、自分のつけたトレースを追って戻ります😣
2024年12月20日 16:28撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
12/20 16:28
あまりにも藪が濃いので、予定よりも少し右に逸れてから下で左に行くようにしてみましたが、途中でシャクナゲの藪に阻まれて全く進めず😭
少し開けた所で、周りを見回しましたが、しばらく状況は変わりそうもなく、このまま進んでも無駄に体力を消耗するだけだと判断して戻ることにして、シャクナゲの藪地獄を抜けたところ。

時間はかなり遅くなりますが、来た道を戻る方が確実に帰れるので、自分のつけたトレースを追って戻ります😣
取り敢えず、峰の松目まで戻ってきました。
辺りは既に真っ暗
2024年12月20日 17:38撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 17:38
取り敢えず、峰の松目まで戻ってきました。
辺りは既に真っ暗
赤岳鉱泉の灯りが見えてきました。ヘッドライトを消して撮影してみました。
2024年12月20日 21:18撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 21:18
赤岳鉱泉の灯りが見えてきました。ヘッドライトを消して撮影してみました。
ヘッドライトを点けるとこんな感じ。
2024年12月20日 21:19撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/20 21:19
ヘッドライトを点けるとこんな感じ。
途中の堰堤広場前で、なんと歩荷さんが空荷で下りていきました。こんな夜遅くに人が歩いているなんて超ビックリ‼️
たぶん歩荷さんも同じことを思っていたに違いがありませんが、普通に『こんばんはぁー』と挨拶して下りていきました😊

たぶん、先に後続の後輩と会って、話をしたからではないかと思います。
まぁ取り敢えず、生きて無事に駐車場まで下りてきました。
家族や山仲間に凄く心配をかけてしまいました。
どうもスイマセン🙇
2024年12月21日 00:03撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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12/21 0:03
途中の堰堤広場前で、なんと歩荷さんが空荷で下りていきました。こんな夜遅くに人が歩いているなんて超ビックリ‼️
たぶん歩荷さんも同じことを思っていたに違いがありませんが、普通に『こんばんはぁー』と挨拶して下りていきました😊

たぶん、先に後続の後輩と会って、話をしたからではないかと思います。
まぁ取り敢えず、生きて無事に駐車場まで下りてきました。
家族や山仲間に凄く心配をかけてしまいました。
どうもスイマセン🙇
載せるのが遅くなりましたが、美濃戸山荘のテーブルにペンタックスのビデオカメラ📹が置きっぱなしになってました。
2024年12月25日 12:39撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/25 12:39
載せるのが遅くなりましたが、美濃戸山荘のテーブルにペンタックスのビデオカメラ📹が置きっぱなしになってました。
当方で回収してお預かりしてますが、明日かあさってに警察に拾得物として届ける予定でいるので、お心当たりの方はご一報下さい😊
2024年12月25日 12:40撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/25 12:40
当方で回収してお預かりしてますが、明日かあさってに警察に拾得物として届ける予定でいるので、お心当たりの方はご一報下さい😊
今回の道中で拾った手袋です。
ほっといてもゴミになるだけだと思い、当方で回収して預かっているので、お心当たりの方はご一報ください😊
2024年12月25日 12:41撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/25 12:41
今回の道中で拾った手袋です。
ほっといてもゴミになるだけだと思い、当方で回収して預かっているので、お心当たりの方はご一報ください😊
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ヘルメット

感想

今年から山登りを始めた後輩が、冬山を始めるにあたって、冬山装備は何を揃えればいいかを自分に聞いてきたり、本人も自分なりに色々調べて、冬山用登山靴、アイゼンやワカン、手袋やゴーグル、ゲーターなどの冬山装備をいろいろ買い揃えていて、着々と冬山に行く準備をしている様子。

冬山用の登山靴を買うにあたって、どこに行くのか聞かれるから、取り敢えず八ヶ岳の天狗岳に行きますと言っとけば大丈夫と伝えておきました。
実際に初めての冬山に連れていくのは、八ヶ岳の天狗岳か硫黄岳がいいかなぁーと思っていたので…。
聞けば、冬山に行くのはもちろん初めてで、雪道の車の運転もほぼ皆無の状態。

自分は自分で、ヤマレコ上の地図に峰の松目から赤岳山荘の駐車場に直接下りている足跡がたくさん付いていて、前からそこがずっと気になっていました。

今年山登りを始めたばかりで、雪山にも行ったことのない後輩を連れてそこを歩くのは如何なものかと思いましたが、後輩は若い頃、海上自衛隊にいたことがあり、(陸上自衛隊ならもっと良かったけど…)メンタルはたぶん強いだろうからというのと、何回か一緒に山登りに行っていて、どのくらい体力があるかもある程度は分かっていたので、赤岳山荘から硫黄岳と峰の松目のピークを踏んで、直接赤岳山荘に下りることにしました。

天気は概ね晴れで、風も稜線に出るまでは強くなくて、歩いているとTシャツにウインドブレーカーだけでも少し汗をかく状態。

赤岩の頭から先は、さすがに風が強くなりましたが、それでもこの時期にしては弱い方。
ただ所々雪が吹き溜まっていて、その手前で引き返している登山者もたくさん見受けられ、硫黄岳山頂までは、途中ですれ違った登山者が付けたと思われるトレースがあるのみでした。

硫黄岳山頂では、予想通りの爆風でしたが、天気も良くて冬の絶景を後輩に見せてあげることができました。

赤岩の頭まで下りてきて峰の松目に向かおうとすると、なんとトレースがあったので、ラッセルを覚悟していた自分は、ラッキーと思ってツボ足で向かったら、なんとそのトレースは赤岩の頭の山頂までで終わっていて、そこから先はノートレース😱

やっぱりこうなるよなぁーと思って、そこからラッセル開始。
途中の少し平坦になった所で、ワカンを装着。
途中の急斜面に四苦八苦しましたが、なんとか峰の松目のピークに到着。

問題はそこから先で、自分が前から気になっていた所が緑のロープを超えて、直接赤岳山荘の駐車場に下りていくのですが、下りていきたい方向は薮々状態で進むのが困難な状態。
やや右の方が少し開けていて、そっちなら下りて行けそうな雰囲気でしたが、あまりそっちに下りていくと全くの方向違いで、それこそ山中で彷徨う事になるので、ある程度下りたら左に行くようして行きました。

がしかし、段々と藪も濃くなっていき、ハイマツやシャクナゲの木をなぎ倒して木の上を歩く感じになっていき、元々深雪のラッセルで時間がかかっているのに、更にペースダウン。
周りを見渡せる所にでて周囲を見渡すと、まだまだ暫くは薮が続く感じだったので、そこでギブアップ😱
これ以上進むと、本当に遭難してしまうと思い、かなり時間が遅くはなるけど、素直に元来た道を辿って戻ることにしました。

まぁー万が一に備えてツェルトや予備のヘッドライトや電池、行動食や非常食も多めに持ってはいたのですが、自分はともかく後輩は大丈夫かなぁと心配でした😨

がしかし、そこは自衛隊で鍛えられていただけあって、こういう非常時にはその時に苦労した経験が役に立つのか、思っているよりもメンタルは大丈夫な感じ。

自分はというと、とにかくこのシャクナゲの薮々から早く抜け出したい一心でしたが、トレースがある分藪から抜けるも早くて、あとは自分のトレースを追って、峰の松目のピークに早く着きたいなぁーと必死で戻りました。

峰の松目のピークに着いた時は、既に夕方5時半を過ぎており、当然辺りは真っ暗。
体力的にもだいぶへばっており、特に後輩の体力の消耗はかなり激しかったのですが、とにかく歩いて戻るしかないので、一休みしてから再び行動開始。

さっき登った急斜面をまた下りるのかと思うと、かなり憂鬱ですがそんなことは言ってられないので、転倒しないように慎重に歩き、無事にオーレン小屋への分岐に到着。

ここから赤岩の頭まで登り返せば、あとは下るだけなのでへばった体に鞭を入れて登ります。山頂が近くなると強風が体を叩きつけるので、心が折れかけますが、こんなところで立ち止まったら一気に低体温症になってしまうので、そのままなんとか赤岩の頭まで歩きました。
7時過ぎには赤岩の頭に着ければいいなぁーと思っていましたが、実際には7時半も過ぎていました😨

後輩も疲労困憊でペースが上がらず、後ろからちゃんと来ているか確認しながら歩いてきましたが、あまり待っている時間が長いと、今度はこっちが体が冷え切ってきて危険な状態になりかねないので、ある程度風が避けられるところまでは先に進みました。
赤岩の頭で待つこと10分余りで、後輩も無事に到着。
そのまま赤岳鉱泉まで下って、後輩には今いる場所と、下山が遅くなる旨の連絡をするように指示しました。

自分はLINEで妻や山仲間に連絡を入れたりしてますが、自分のヤマレコのアカウントとパスワードを何人かに教えてあるので、いまココというアプリを使えば、たとえ電波が通じなくても携帯の電源さえはいっていれば、自分の現在位置がリアルタイムでわかる状態にはあるので、ログが動いてさえいれば、取り敢えず生きていることは分かってもらえるかなぁと思いながら歩きました。

しかしながら妻から途中でログが動いていないとLINEが来ましたが、電波状態が悪いので返信できずにいました。
ただ駐車場まで歩くしかないので、ひたすら歩きましたが、途中の堰堤広場前で夜10時半過ぎに、後ろが急に明るくなって、後輩にしては随分早いなぁーと思ってみたら、なんと歩荷さんが空荷で下りてきました。

こんな夜遅い時間に人が歩いてくるなんて全く想像しなかったので、かなりビックリしましたが、それは歩荷さんも同じだったと思います‼️

無事に駐車場に到着したのは、夜中の12時頃でだいぶ遅くなってしまいました。
ケガもなく無事に下りてこれましたが、一つ間違えば遭難してもおかしくない状況だったので、大いに反省する山行でした😱

バリルートや一般登山道を外れる山行は、やはり危険を伴いますし、冬山では尚更そうですので、少なくとも山登り初心者を連れて、自分がまだ行ったことのない冬山のバリルートを行ったことがそもそもの間違いでした。

体力的にはかなり消耗してへばってしまった後輩でしたが、メンタルは意外にもそうでもなかったのと、ケガ無く無事に下りてこれたのが、せめてもの救いでした。

また家族や友人たちには、かなり心配をかけてしまいました。どうもスイマセン🙇

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