霧氷と新雪 ロクロノ頭ラッセル周回

2023年01月22日(日) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 8.2km
• 登り: 931m
• 下り: 929m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:56

4:00 西谷後バス停
8:09 8:23 ロクロノ頭
9:41 9:45 高平ノ頭
11:59 西谷後バス停

天候

晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西谷後バス停近くの駐車スペース(巻機山に行かれる方々の駐車多数)

コース状況／危険箇所等

◇登山道はありません
◇終始ノントレース、締まった雪あるいは氷化した雪の上に新雪数センチから数十センチ。
◇所により雪庇の張り出し、隠れクラック、踏み抜きあり、要注意。

その他周辺情報

金城の里(＠350円)

写真

1/22 6:05

初見のルートだがこの日の晴れは朝だけとの予報、慎重に暗いうちから歩き出す。

1/22 6:39

冷え込んだ日、暗闇の樹林帯を経て1074P辺りで待ちに待った日の出が近づく

1/22 6:42

ほんのり朝陽色のフワフワ雪堤、向こうがロクロ

1/22 6:56

稜線直下の急登は

1/22 7:05

氷化した雪面に乗ったサラサラの新雪に難儀、ふり返るその斜面と

1/22 7:03

向こうには巻機山から柄沢山

1/22 7:07

稜線に向かい

1/22 7:17

続く急登

1/22 7:20

ついに陽の当たる場所へ

1/22 7:21

届いた朝陽

1/22 7:20

朝陽浴びる霧氷の向こうに巻機山

1/22 7:23

輝く新雪に小さなアニマルトレース

1/22 7:26

辛抱の暗闇からの朝、シャッターを押す指が止まらない

1/22 7:27

見下ろす、上がってきたロクロ沢左岸尾根

1/22 7:33

ここを上がれば

1/22 7:34

湯沢町との市境稜線、とんがりは1191P

1/22 7:34

そこへの稜線にはせり立つ雪庇とナイフリッジ

1/22 7:36

ここからは稜線歩き♪

1/22 7:37

目指すロクロは霧氷のフレーム

1/22 7:38

頭上に輝く冬の華

1/22 7:40

サラフワの新雪稜線を進めば

1/22 7:42

目に飛び込んでくる湯沢の山々と

1/22 7:42

信越国境の山々達

1/22 7:43

クジラのような雪庇を越え

1/22 7:46

優しく波打つ雪を越えて

1/22 7:48

向かうロクロ

1/22 7:52

雪の波には

1/22 7:53

おひさまが描くストライプ

1/22 8:07

ついにやってきたロクロノ頭、出迎えはハロをまとったおひさまの光

1/22 8:09

ふり返る歩いてきたロクロ沢左岸尾根、無黒山、向こうに巻機山と金城山

1/22 8:09

上越国境から上がったおひさまが照らすロクロノ頭

1/22 8:11

谷川、一ノ倉、茂倉から万太郎、エビス、仙ノ倉、平標、手前にはシシゴヤノ頭からコマノカミノ頭、足拍子、荒沢山

1/22 8:10

さらに日白山、タカマタギ、遠く佐武流山や苗場山

1/22 8:21

青空と霧氷のピークに

1/22 8:21

スノーシューを外してズボりまくりでも大はしゃぎ

1/22 8:19

さぁ次なるピークへ

1/22 8:25

苗場をふり返りながら

1/22 8:32

無黒山や巻機山をふり返りながら

1/22 8:32

モフモフの霧氷ロードを

1/22 8:33

柄沢山を正面に下りてゆく

1/22 8:35

見守ってくれる霧氷達

1/22 8:36

ゆく先には上越国境、

1/22 8:33

朝日岳や七ツ小屋、馬蹄形の山々とゴツゴツの怪峰は大源太山

1/22 8:36

カリカリの雪の上にサラッと新雪、これだけでも緊張なのに

1/22 8:37

現れるこんな雪稜

1/22 8:38

想像できない夏の地形

1/22 8:39

厳冬が進めばどんな姿に…

1/22 8:40

ふり返るトレース

1/22 8:40

これはまだ良い方で

1/22 8:52

再びうねり出す雪庇稜線

1/22 8:55

モフモフなようで

1/22 8:56

時折急に硬くなるから慎重に

1/22 9:00

壁を越えて

1/22 9:22

近づく高平ノ頭、しかし

1/22 9:22

テロッとしたピークの手前に、ゆく手を阻む樹々

1/22 9:37

樹々の右側をアニマルトレースを頼ってトラバース気味に進むほかなかった。アイゼンに履き替えるべきだったところ。難所を越え、雪庇の上へ這い上がる。

1/22 9:40

稜線に復帰してふり返る、立ちはだかっていた樹々の向こうにロクロ、遠く苗場山

1/22 9:42

やってきた高平ノ頭、大栗ノ頭を経て大源太山へと続く魅惑の稜線。向こうには谷川岳と馬蹄形の山々。

1/22 9:42

そして万太郎、仙ノ倉、平標と連なる谷川主脈

1/22 9:44

遠く苗場山とロクロノ頭

1/22 9:43

そして巻機山を正面にこれから下りるロクロ沢右岸尾根

1/22 9:45

こう見えてすごい急坂、やはりガリガリ斜面にサラッと新雪で緊張。

1/22 9:49

下りてふり返る高平

1/22 9:49

その向こうには見送りの大源太

1/22 9:55

さらに下りてふり返れば谷川岳。予報通り晴れは朝だけ。カメラを片付けた。

1/22 11:54

その後の下山はモフモフと快適に下りつつも、岩マークの付いた1000m付近ではせり立つ雪庇と硬い雪に不安を覚えアイゼンに換装。地形図で予想した以上の急な痩せ尾根だった。無事に下山してホッと渡る橋。

1/22 8:08

半月前に無黒山から見つめたロクロ。その魅惑の稜線は、まっさらな新雪と輝く霧氷で迎えてくれた。

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

スノーシュー アイゼン ストック ピッケル

感想

chee2005

半月前無黒山から眺めた、白雪輝く魅惑の稜線。下りながら今度はあそこにと熱く見つめていた。
厳冬が進めばこの雪庇群はさらに張り出し、せり立つだろう。私が歩けるのはこの時期しかなかった。
冷え込んだ朝、サラサラの新雪、朝陽に輝く霧氷。うねる雪波を泳ぎ、越えた。
どこまでも続く稜線、目に飛び込んでくる峰々、次はどこを繋ごうか。

コメント

higumi

cheeさん、毎度素晴らしい山行ですね！
コースも、写真も、文章も◎

情報が余り無いようなお山を歩けるあたりがさすがですね！

ここもまた無里山に続き人気？コースになったりするのかな〜

chee2005

higumiさんこんにちは♪
そうですね、なかなか情報はなく、手探り状態でした。もし行ってダメなら引き返そうと心に決めて歩き始めました。下りで使った右岸尾根の1000mの岩場が気になっていたのですが、そこまで行って下りられないようならまた高平、ロクロに登り返して下山しかないとも覚悟を決めていました(笑)

晴れが長くは続かない予報の日でしたのでこの周回となりましたが、長く晴れるなら無黒山からぐるりと回っても良いと思います(^^)ただ低山とはいえ雪の状態によってはちょっと怖いところもあるので、アイゼンとピッケルは必携です。

誰も歩かないのかなぁと思いながらの下山直前、尾根の末端近くの支尾根との合流ポイントに、小さなピンクテープをひとつだけ見つけました。ネットやSNSで情報が溢れている時代ですが、山では上には上がいて、先には先があります。山には歴史がありますネ(^^)