記録ID: 5131857
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山滑走
谷川・武尊
鹿俣山:夜後沢・ブナ平:74th birthday's powder tour
2023年01月29日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:38
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 362m
- 下り
- 595m
コースタイム
天候 | 晴れ、玉原スキー場の気温ー12℃/ー4℃ 積雪190cm、前日からの降雪量は約20cm、風弱し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・リフトトップから鹿俣山山頂までは風の影響が強く、波打ち・吹き溜まりなどで少し厄介、山頂下の急斜面のシール登高はやや難儀し核心部であった。 ・稜線をさらに進むが雪庇注意、エントリーポイントの稜線上はガリガリエリアあり、雪質の良い1640m地点(ダケカンバの大木脇:ゾンデによる積雪測定145cm、ピットチェック実施約20cm下に硬い弱層あり)から滑走開始。フォールラインの急斜面を避け、右側に回り込み少し斜面が落ちたポイントから滑走開始、夜後沢に向かって良質パウダーツリーラン、斜度が30度近くあるエリアでは滑走により表層が少し流れるため、斜度が少ないルートを選んで滑走した。低木薮がやや煩いエリアもあった。沢底の直上まで滑走(積雪185cm)し、滑走トレースを辿り稜線下までシール登高し、2本目の滑走を楽しんだ。浮遊感たっぷりのドライパウダースノーであつた。 ・鹿俣山山頂に戻り、ゲレンデの途中からブナ平経由で玉原湿原近くのレストハウスへブナ林ツアーした。ヤマレコGPSで頻回にチェックし軌道修正しながら進んだ。下地ある軽いパウダーであるため平地でも楽に歩行、緩斜面でも気持ち良くターンできた。終盤は沢地形の入り組んだ複雑な地形、トレースがあり、それを辿りスノーブリッジの渡渉1回、レストハウスからはしばらく車道ルートをシールで進み、駐車場に向かうとトレースを辿り林間をハイクアップし、ショートカットして駐車場に帰還できた。 |
写真
感想
・1/29は小生の74才の誕生日、前期高齢者の最後の年が始まりました。前日から子供や孫からメールやフェイスタイムで祝福してもらい気分を良くして玉原スキー場に向かう。この日はこの数年温めていた厳冬期のこのツアールートを小生が楽しめむことと、林間パウダーBC初級者の若手二人にノウハウを伝授することが目的であった。
・前日から各地のBCエリアは雪崩れ要注意日、前日は野沢温泉スキー場コース外山林で雪崩事故の情報があり、鍋倉山でも少し雪崩れた記録をヤマレコでチェックしていた。いつものようにPowder Searchや日本雪崩ネット情報を直前までチェック、この日も心して入山した。
・硬い弱層下地が形成され、その上に軽い新雪が20〜30cm、急斜面では林間で雪崩れる可能性があると考えながら滑走ルートを選択しながら夜後沢に向かって滑走した。やはり30度近い急斜面では表層が僅かに流れたため、斜度の緩いルートに軌道修正を行った。鹿俣山稜線から夜後沢までの滑走はダケカンバの霧氷の下、ドライパウダーの浮遊感たっぷりの今シーズン最高の林間パウダーツリーランを堪能できた。
・ブナ平経由、玉原センターハウスまでのツアーは緩斜面・平坦地が多いが底つきの軽いパウダーのため板は良く滑り気持ち良くブナ林ツアーを楽しめた。好天ではあったがGPSを頻回にチェックしルーファイは慎重に行う必要がある。悪天・悪雪ではルーファイが難しいだけでなく予想以上に時間を要すると思われるため要注意。
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