記録ID: 514933
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床
夢の世界へ羅臼岳を行く
2014年09月11日(木) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,682m
コースタイム
岩尾別登山口5:35 ⇒ オホーツク展望台6:25 ⇒ 650m岩峰6:55 ⇒ 弥三吉水7:15 ⇒ 極楽平7:30 ⇒ 仙人坂8:00 ⇒ 銀冷水8:20 ⇒ 大沢入口8:40 ⇒ 羅臼平9:25 ⇒ 羅臼岳山頂10:25
羅臼岳山頂10:45 ⇒ 羅臼平11:40 ⇒ 大沢入口12:20 ⇒ 銀冷水12:35 ⇒ 仙人坂12:50 ⇒ 極楽平13:10 ⇒ 弥三吉水13:25 ⇒ 650m岩峰13:40 ⇒ オホーツク展望台14:05 ⇒ 岩尾別登山口14:45
羅臼岳山頂10:45 ⇒ 羅臼平11:40 ⇒ 大沢入口12:20 ⇒ 銀冷水12:35 ⇒ 仙人坂12:50 ⇒ 極楽平13:10 ⇒ 弥三吉水13:25 ⇒ 650m岩峰13:40 ⇒ オホーツク展望台14:05 ⇒ 岩尾別登山口14:45
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★熊出没注意です 当日はヒグマの形跡(フンや足跡)はありませんでした |
その他周辺情報 | ★岩尾別温泉 前泊&下山後はホテル地の涯を利用 朝食は弁当にしてもらいました ★ウトロ 道の駅(シリエトク) 車中泊に良さそう コンビニ セブンイレブン(ゴミ箱なし)、セイコーマート(ゴミ箱あり) ★知床の宿 国民宿舎 桂田 下山後に宿泊。食事が良いです。 ホテル地の涯 昔と比べると秘湯感は無く団体多し、イメージは奥鬼怒温泉 ユースホステル知床 安くて皆と仲良くなれる。いまだトイレはポットンだけど・・・ 熊の入った家 羅臼町にある民宿。夕食の品数はダントツ№1。宿のおばちゃんがGOOD! ★その他の温泉 熊の湯 無料の温泉、とてもきれいでいいお湯 相泊温泉 満潮時に海水が入るのか、高級な羅臼昆布だしの効いた温泉 |
写真
撮影機器:
感想
初めて知床を訪れたのは昔のこと
ウトロからの遊覧船は知床旅情をBGMに波を行く
知床五湖は碧く澄んでいた
カムイワッカの湯に浸かれば目に入り沁みたものだ
あれから20年以上の歳月がながれた
羅臼岳が再びこの地を誘ってくれたのだ
9月11日(木)
前日から北海道は記録的豪雨であった
知床は幸いにも被害はない
天気予報を信じてアタックする
薄暗い森に入ればヒグマの生息地を感じる
鈴を鳴らしながら前進するしかない
遭遇したら笑顔で挨拶するだけだ
しばらく登るとオホーツク展望台に着く
僅かながら海が見える
650m岩峰、弥三吉水、極楽平、仙人坂、銀冷水を過ぎる
ロマンもドラマも無い道を行く
大沢入口で急に視界が開けた
”いい山だ!”
初めて行く道にも関わらず懐かしい
彼方は雲で何も見えないが心が躍っている
羅臼岳が好きになった
この道はどこかで登った山に似ている
日本アルプスか大雪山かどこなのか
そんな想像をしていれば羅臼平に着いた
右手に羅臼岳が微かに見える
その山容の美しさを想えば彼女は雲の羽衣を脱ぎ捨てた
広大な深緑に立つ白い肌が眩しい
まわりの頂を忘れさせ誘われるかのように登る
ハイマツ帯を抜け岩々を行く
一歩一歩確実に登る
10:25、羅臼岳に立つ
見上げれば青い空
真っ白な雲のカーペットの上に座っているようだ
陽光に照らされた岩はとても暖かい
一目惚れの羅臼岳を降りる
羅臼平を過ぎれば別れとなる
再び登りたい山となった
しかし今までの山とは全く違う
彼女は天候一つで美女にも醜女にもなるだろう
悪天候に登るべき山ではないことを悟る
翌日、車で知床峠を行く
しかし羅臼岳は姿を見せなかった
この世に幻の頂は存在する
”夢は夢のままに”
完
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する